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公開番号
2025105248
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223670
出願日
2023-12-28
発明の名称
食品造形装置、及び食品造形方法
出願人
株式会社ミマキエンジニアリング
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A23P
30/00 20160101AFI20250703BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】複雑な制御を要することなく、食品を適切に造形することができる食品造形装置、及び食品造形方法を提供すること。
【解決手段】食品造形装置は、バインダージェット方式により食品を造形する食品造形装置であって、食品を形成するためのパウダーを載置する載置面を有し、昇降動作が可能な昇降テーブルと、載置面に向けて可食インク及びバインダーを少なくとも吐出するヘッド部を搭載し、昇降テーブルに対して載置面に沿って相対的に移動可能なキャリッジとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バインダージェット方式により食品を造形する食品造形装置であって、
食品を形成するためのパウダーを載置する載置面を有し、昇降動作が可能な昇降テーブルと、
前記載置面に向けて可食インク及びバインダーを少なくとも吐出するヘッド部を搭載し、前記昇降テーブルに対して前記載置面に沿って相対的に移動可能なキャリッジと
を備える食品造形装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記パウダーは、食用パウダーであり、
前記可食インクは、ブラックインク、ホワイトインク、及びカラーインクを含む
請求項1に記載の食品造形装置。
【請求項3】
前記ヘッド部は、造形された前記食品の味覚を調整する調味料を吐出可能である、
請求項1に記載の食品造形装置。
【請求項4】
前記載置面上に載置される前記パウダーの表面を平坦化する平坦化ローラーをさらに備える、
請求項1に記載の食品造形装置。
【請求項5】
前記パウダーは、小麦粉、米粉、澱粉粉の少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の食品造形装置。
【請求項6】
前記ヘッド部は、前記パウダーとの親和性に対応した複数種類の前記バインダーを吐出可能である、
請求項1に記載の食品造形装置。
【請求項7】
昇降テーブルの載置面に、食品を形成するためのパウダーを配置して第1パウダー層を形成するステップと、
前記第1パウダー層を平坦化するステップと、
ヘッド部から前記第1パウダー層に可食インク及びバインダーを吐出して、前記第1パウダー層に第1バインダー層を形成するステップと、
前記昇降テーブルを下降させ、前記第1バインダー層が形成された前記第1パウダー層上に前記パウダーを配置して第2パウダー層を形成するステップと、
前記第2パウダー層を平坦化するステップと、
前記ヘッド部から前記第2パウダー層に前記可食インク及び前記バインダーを吐出して、前記第2パウダー層に前記第1バインダー層と接するように第2バインダー層を形成するステップと
を含む食品造形方法。
【請求項8】
前記昇降テーブルに配置された前記パウダーが白色か否かを判定するステップを更に含み、
前記第1バインダー層及び前記第2バインダー層のバインダー層を形成するステップにおいては、前記第1パウダー層及び前記第2パウダー層のうち前記食品に対応する対象領域に前記バインダーを吐出してコア層を形成し、前記パウダーが白色の場合には、前記コア層の一部にカラーインクを吐出することで前記コア層を着色し、前記パウダーが白色ではない場合には、前記コア層の一部にホワイトインクを吐出することで白色層を形成し、前記白色層の一部に前記カラーインクを吐出することで着色する、
請求項7に記載の食品造形方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、食品造形装置、及び食品造形方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
食品を三次元造形する3Dプリンターの開発が進んでいる。例えば、スクリューで食品を吐出する方式の3Dプリンターや、インクジェット方式の3Dプリンター、食品粉末と水の混合物にレーザーを照射する方式の3Dプリンターなどが考案されている。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、澱粉粉末を原料として、食品を三次元造形する方法であって、澱粉粉末と水とを混合して、澱粉粉末と水との混合物を提供する工程、混合物の一部にレーザー光を照射することにより、ゲル化した澱粉を得る工程、混合物からゲル化した澱粉を取り出す工程、を含む、食品を三次元造形する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-26221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような特許文献1に記載の食品を三次元造形する方法では、例えば複雑なレーザーの制御が必要になるという課題がった。このため、複雑な制御を要することなく、食品を適切に造形する技術が求められている。
【0006】
本開示は上記課題を鑑み、複雑な制御を要することなく、食品を適切に造形することができる食品造形装置、及び食品造形方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る食品造形装置は、バインダージェット方式により食品を造形する食品造形装置であって、食品を形成するためのパウダーを載置する載置面を有し、昇降動作が可能な昇降テーブルと、前記載置面に向けて可食インク及びバインダーを少なくとも吐出するヘッド部を搭載し、前記昇降テーブルに対して前記載置面に沿って相対的に移動可能なキャリッジとを備える。
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る食品製造方法は、昇降テーブルの載置面に、食品を形成するためのパウダーを配置して第1パウダー層を形成するステップと、前記第1パウダー層を平坦化するステップと、ヘッド部から前記第1パウダー層に可食インク及びバインダーを吐出して、前記第1パウダー層に第1バインダー層を形成するステップと、前記昇降テーブルを下降させ、前記第1バインダー層が形成された前記第1パウダー層上に前記パウダーを配置して第2パウダー層を形成するステップと、前記第2パウダー層を平坦化するステップと、前記ヘッド部から前記第2パウダー層に前記可食インク及び前記バインダーを吐出して、前記第2パウダー層に前記第1バインダー層と接するように第2バインダー層を形成するステップとを含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、複雑な制御を要することなく、食品を適切に造形することができる食品造形装置、及び食品造形方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示に係る食品造形装置の概要を説明する図である。
図2は、本開示に係る食品造形方法の一例を示すフローチャートである。
図3は、本開示に係る食品造形装置による食品の造形過程(ステップS10:昇降テーブルの位置調整)を説明する模式図である。
図4は、本開示に係る食品造形装置による食品の造形過程(ステップS20:第1パウダー層形成)を説明する模式図である。
図5は、本開示に係る食品造形装置による食品の造形過程(ステップS30:平坦化)を説明する模式図である。
図6は、本開示に係る食品造形装置による食品の造形過程(ステップS40:第1バインダー層形成)を説明する模式図である。
図7は、本開示に係る食品造形装置による食品の造形過程(ステップS50:昇降テーブルの位置調整)を説明する模式図である。
図8は、本開示に係る食品造形装置による食品の造形過程(ステップS60:第2パウダー層形成)を説明する模式図である。
図9は、本開示に係る食品造形装置による食品の造形過程(ステップS70:平坦化)を説明する模式図である。
図10は、本開示に係る食品造形装置による食品の造形過程(ステップS80:第2バインダー層形成)を説明する模式図である。
図11は、本開示に係る食品造形装置により造形される食品の例を示す図である。
図12は、本開示に係る食品造形方法におけるパウダーの着色動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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