特許ウォッチ

公開番号2025104238
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2024169921
出願日2024-09-30
発明の名称美容機器
出願人ヤーマン株式会社
代理人個人
主分類A61N 1/36 20060101AFI20250702BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】把持部からヘッド部に亘って配策される導電部の構成が簡単で良く、しかも、接点不良が生じない美容機器を提供する。
【解決手段】美容機器の一例としての歯ブラシ1は、先端より導電部4が突出された把持部2と、導電部4を収容した状態で把持部2に着脱自在に装着されるヘッド部3と、ヘッド部3に装着され、導電部4に設けられた接点部4a,4bに電気的に接続された電極10,11と、ヘッド部3に着脱自在に装着されるブラシ部12とを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
先端より導電部が突出された把持部と、
前記導電部を収容した状態で前記把持部に着脱自在に装着されるヘッド部と、
前記ヘッド部に装着され、前記導電部に設けられた接点部に電気的に接続された電極と、
前記ヘッド部に着脱自在に装着され、口腔内に挿入可能な実施部とを含む、美容機器。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記実施部は、前記ヘッド部の圧入部に圧入・引き抜きによって着脱自在である、請求項１に記載の美容機器。
【請求項３】
前記電極は、前記導電部の前記接点部に圧入されている、請求項１に記載の美容機器。
【請求項４】
前記電極は、前記ヘッド部の前記実施部とは反対側に配置されている、請求項１に記載の美容機器。
【請求項５】
前記電極は、プラス電極とマイナス電極の２種類である、請求項１に記載の美容機器。
【請求項６】
前記実施部は、口腔内から口輪筋、大頬骨筋、小頬骨筋、笑筋、及び頬筋のうち少なくとも１つに作用可能な電気刺激を出力する、請求項１から４のうちのいずれか１項に記載の美容機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、美容機器に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来より、歯の清掃を行うブラシ部と、口腔内で通電するための電極とを備えた歯ブラシが提案されている（特許文献１参照）。
【０００３】
特許文献１の歯ブラシは、使用者が手で把持する把持部と、ブラシ部及び電極を有するヘッド部とが着脱自在に設けられている。この歯ブラシには、把持部のスイッチ操作によりヘッド部の電極に電力を送るための導電部が配策され、スイッチ操作によって例えば電源をオンオフできる。この歯ブラシによれば、ヘッド部の交換によって古いブラシ部を新しいブラシ部に交換できるという利点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特表２０１３－５２８４２６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、把持部側の導電部位とヘッド部側の導電部位は、ヘッド部が把持部に装着された状態では互いに接触状態とし、ヘッド部が把持部より取り外された状態では離間状態（非接触状態）とする必要があるため、双方の導電部位には接点部が設けられている。そのため、導電部の構成が複雑であり、しかも、接点部の接点不良によって動作不良が生じるおそれがある。
【０００６】
そこで、本開示は、把持部からヘッド部に亘って配策される導電部の構成が簡単で良く、しかも、接点不良が生じない美容機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
１つの側面では、以下のような解決手段を提供する。
【０００８】
（１）先端より導電部が突出された把持部と、
前記導電部を収容した状態で前記把持部に着脱自在に装着されるヘッド部と、
前記ヘッド部に装着され、前記導電部に設けられた接点部に電気的に接続された電極と、
前記ヘッド部に着脱自在に装着され、口腔内に挿入可能な実施部とを含むことを特徴とする。
【０００９】
（２）上記（１）の構成において、前記実施部は、前記ヘッド部の圧入部に圧入・引き抜きによって着脱自在であることを特徴とする。
【００１０】
（３）上記（１）の構成において、前記電極は、前記導電部の前記接点部に圧入されていることを特徴とする。
（【００１１】以降は省略されています）

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