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公開番号2025103797
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221439
出願日2023-12-27
発明の名称柑橘風味炭酸飲料及び柑橘風味炭酸飲料のコクを向上させる方法
出願人アサヒビール株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A23L 2/00 20060101AFI20250702BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】本開示の目的は、優れたコクを有する柑橘風味炭酸飲料及びこの関連技術を提供することである。
【解決手段】本開示の一実施形態は、720nmの波長において0.4以上の吸光度を示す、柑橘風味炭酸飲料を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
720nmの波長において0.4以上の吸光度を示す、柑橘風味炭酸飲料。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記吸光度が、0.4~3の範囲内である、請求項1に記載の柑橘風味炭酸飲料。
【請求項3】
0.2g/100mL以上の酸度を有する、請求項1に記載の柑橘風味炭酸飲料。
【請求項4】
2GV~3GVの範囲内の量で炭酸ガスを含む、請求項1に記載の柑橘風味炭酸飲料。
【請求項5】
柑橘果汁を含み、前記柑橘果汁の量が、飲料の体積を基準として0g/100mL超~7g/100mLの範囲内である、請求項1に記載の柑橘風味炭酸飲料。
【請求項6】
前記柑橘果汁が、レモン果汁、グレープフルーツ果汁及びライム果汁からなる群から選択される少なくとも1つである、請求項5に記載の柑橘風味炭酸飲料。
【請求項7】
柑橘果汁を含まない、請求項1に記載の柑橘風味炭酸飲料。
【請求項8】
単糖類及び二糖類からなる群から選択される少なくとも1つを含み、前記単糖類及び前記二糖類の量が、飲料の体積を基準として0g/100mL超~1g/100mLの範囲内である、請求項1に記載の柑橘風味炭酸飲料。
【請求項9】
単糖類及び二糖類を含まない、請求項1に記載の柑橘風味炭酸飲料。
【請求項10】
0体積%~7体積%の範囲内のアルコール度数を有する、請求項1に記載の柑橘風味炭酸飲料。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、柑橘風味炭酸飲料及び柑橘風味炭酸飲料のコクを向上させる方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
消費者の様々な好みに応えるために、柑橘風味といった様々な風味を有する飲料が提案されている。例えば、下記特許文献1は、エキス分が2.5w/v%以下であり、リモネン及びメチオノールを含有する、柑橘風味アルコール飲料を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-044880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
柑橘風味飲料、特に柑橘風味炭酸飲料のコクを更に改善することが期待されている。コクは、味の深み及び持続性といった様々な要素によって形成されると考えられる。本開示は、次の目的を含む。本開示の目的の1つは、優れたコクを有する柑橘風味炭酸飲料を提供することである。本開示の目的の1つは、柑橘風味炭酸飲料のコクを向上させる方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の実施形態を包含する。
<1>
720nmの波長において0.4以上の吸光度を示す、柑橘風味炭酸飲料。
<2>
前記吸光度が、0.4~3の範囲内である、<1>に記載の柑橘風味炭酸飲料。
<3>
0.2g/100mL以上の酸度を有する、<1>又は<2>に記載の柑橘風味炭酸飲料。
<4>
2GV~3GVの範囲内の量で炭酸ガスを含む、<1>~<3>のいずれか1つに記載の柑橘風味炭酸飲料。
<5>
柑橘果汁を含み、前記柑橘果汁の量が、飲料の体積を基準として0g/100mL超~7g/100mLの範囲内である、<1>~<4>のいずれか1つに記載の柑橘風味炭酸飲料。
<6>
前記柑橘果汁が、レモン果汁、グレープフルーツ果汁及びライム果汁からなる群から選択される少なくとも1つである、<5>に記載の柑橘風味炭酸飲料。
<7>
柑橘果汁を含まない、<1>~<4>のいずれか1つに記載の柑橘風味炭酸飲料。
<8>
単糖類及び二糖類からなる群から選択される少なくとも1つを含み、前記単糖類及び前記二糖類の量が、飲料の体積を基準として0g/100mL超~1g/100mLの範囲内である、<1>~<7>のいずれか1つに記載の柑橘風味炭酸飲料。
<9>
単糖類及び二糖類を含まない、<1>~<4>及び<7>のいずれか1つに記載の柑橘風味炭酸飲料。
<10>
0体積%~7体積%の範囲内のアルコール度数を有する、<1>~<9>のいずれか1つに記載の柑橘風味炭酸飲料。
<11>
メチルヘプテノンを含む、<1>~<10>のいずれか1つに記載の柑橘風味炭酸飲料。
<12>
前記メチルヘプテノンの量が、飲料の体積を基準として0.01mg/L~1mg/Lの範囲内である、<11>に記載の柑橘風味炭酸飲料。
<13>
720nmの波長における柑橘風味炭酸飲料の吸光度を0.4以上に調節することを含む、柑橘風味炭酸飲料のコクを向上させる方法。
【発明の効果】
【0006】
本開示の少なくとも1つの実施形態は、優れたコクを有する柑橘風味炭酸飲料を提供する。本開示の少なくとも1つの実施形態は、柑橘風味炭酸飲料のコクを向上させる方法を提供する。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示の実施形態を詳細に説明する。本開示において、少なくとも1つの実施形態は、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で変更されてもよい。本開示において、少なくとも2つの実施形態は、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で組み合わせられてもよい。本開示において、ある数値範囲の上限は、上記数値範囲と関連する他の数値範囲の上限又は実施例に示された数値に置き換えられてもよい。本開示において、ある数値範囲の下限は、上記数値範囲と関連する他の数値範囲の下限又は実施例に示された数値に置き換えられてもよい。
【0008】
<柑橘風味炭酸飲料>
本開示は、柑橘風味炭酸飲料を提供する。柑橘風味炭酸飲料は、柑橘風味を有し、かつ、炭酸ガスを含む飲料である。以下、「柑橘風味炭酸飲料」を単に「飲料」という場合がある。
【0009】
柑橘風味の例は、みかん風味、オレンジ風味、ゆず風味、すだち風味、かぼす風味、シークワーサー風味、ライム風味、レモン風味、グレープフルーツ風味及びライム風味を含む。柑橘風味は、レモン風味、グレープフルーツ風味又はライム風味であってもよい。柑橘風味は、香料を使用することによって調節されてもよい。柑橘風味は、果汁を使用することによって調節されてもよい。
【0010】
飲料中の炭酸ガスの量は、制限されない。飲料は、0.5GV~4GVの範囲内の量で炭酸ガスを含んでもよい。飲料中の炭酸ガスの量の下限は、1GV、1.5GV、2GV又は2.5GVであってもよい。飲料中の炭酸ガスの量の上限は、3.5GV、3GV、2.5GV又は2GVであってもよい。飲料中の炭酸ガスの量を表す「GV」という単位は、1気圧、20℃における飲料に対する炭酸ガスの体積比を表す。本開示において、飲料中の炭酸ガスの量は、炭酸飲料に関連する技術分野で一般的に使用されるGVテスター(例えば、京都電子工業株式会社のGVA-500B)によって測定される。
(【0011】以降は省略されています)

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