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公開番号2025102546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023220061
出願日2023-12-26
発明の名称コイルユニット、磁気共鳴イメージング装置及びコイルユニットカバー
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61B 5/055 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】被検者から放出される熱をコイルユニットの外へ逃がすことを可能とする、コイルユニット、磁気共鳴イメージング装置及びコイルユニットカバーを提供する。
【解決手段】コイルユニットは、1つ以上のループ状のコイルエレメントと、コイルエレメントの一方の面を覆う第1シート及びコイルエレメントの他方の面を覆う第2シート(46)を備えるコイルユニットカバーであり、第1シート及び第2シートを貫通する1つ以上の第1貫通穴(48)が形成されるコイルユニットカバー(42)と、第1貫通穴における第1シートの縁と、第1貫通穴における第2シートの縁とを留める第1留具(50)と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
被検者の測定位置に配置されるコイルユニットであって、
1つ以上のループ状のコイルエレメントと、
前記コイルエレメントの一方の面を覆う第1シート及び前記コイルエレメントの他方の面を覆う第2シートを備えるコイルユニットカバーであり、前記第1シート及び前記第2シートを貫通する1つ以上の第1貫通穴が形成されるコイルユニットカバーと、
前記第1貫通穴における前記第1シートの縁と、前記第1貫通穴における前記第2シートの縁とを留める第1留具と、
を備える、コイルユニット。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第1留具は、
前記第1シートに取り付けられる第1部材と、
前記第2シートに取り付けられる第2部材と、
を備える、請求項1に記載のコイルユニット。
【請求項3】
前記第1部材及び前記第2部材は、前記コイルエレメントの厚み以上の厚みを有する、請求項2に記載のコイルユニット。
【請求項4】
前記第1留具は、前記第1貫通穴の内周を覆う環状形状を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載のコイルユニット。
【請求項5】
前記第1留具は、前記第1貫通穴の円周方向に沿って、相対的に剛性が高い硬部と相対的に剛性が低い軟部が並べられる構造を有し、
前記硬部は、前記第1シートと前記第2シートとを留める構造が具備される、請求項4に記載のコイルユニット。
【請求項6】
前記第1留具は、凹形状と凸形状とをはめ合わせて、前記第1シートと前記第2シートとを留める構造を有する、請求項1に記載のコイルユニット。
【請求項7】
前記第1留具は、前記コイルユニットカバーの内部から前記第1貫通穴へ向かう方向について、前記第1留具を貫通する通気穴が形成される、請求項1に記載のコイルユニット。
【請求項8】
前記第1留具は、第1シートの側の面及び前記第2シートの側の面の少なくともいずれかに、前記第1貫通穴の円周方向に沿って1つ以上の第1突起が形成される請求項1に記載のコイルユニット。
【請求項9】
前記第1留具は、前記第1シートの側の面及び前記第2シートの側の面の少なくともいずれかに第2突起を備え、
前記第2突起は、前記第1留具に対して相対的に柔らかい材料が用いられる、請求項1に記載のコイルユニット。
【請求項10】
前記第1シートの外側の面及び前記第2シートの外側の面の少なくともいずれかは、前記第1留具が配置される位置に配置される第3突起であり、前記第1留具が並ぶ方向に沿って延在する第3突起を備える、請求項1に記載のコイルユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コイルユニット、磁気共鳴イメージング装置及びコイルユニットカバーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
MRI装置では、被検者の胸部及び腹部等の断層画像を得る際に、被検者の腹部等に配置され、被検者から発せられる微弱な信号を受信する受信コイルユニットが用いられる。なお、MRIはMagnetic Resonance Imagingの省略語である。
【0003】
特許文献1は、MRI撮影の際に使用されるRFコイルユニットが記載される。RFコイルユニットは、被検者の上方に配置される上部RFコイル及び被検者と天板の間に配置される下部RFコイルを備える。
【0004】
上部RFコイルは、天板の両端に具備されるコイル支持部を用いて被検者の上方の好適な位置に保持され、RFパルスの照射とMR信号の検出を行う。下部RFコイルは、X-Z平面において二次元配列された孔を有するコイルカバーと、孔の周囲においてループ状に配置されるコイルとを備え、RFパルスの照射とMR信号の検出を行う。
【0005】
特許文献2は、MRIシステムに使用されるMRI受信器アレイが記載される。同文献に記載のMRI受信器アレイは、柔軟性のあるブランケット形状であり、患者の上を覆うように位置決めされ、検査中に移動したり、適所からずれたりしないように固定され、使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-131200号公報
特開2012-130701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、被検者の上部を覆う位置に配置される受信コイルユニットは、被検者から放出される熱を逃がすことが困難である。特許文献1に記載の上部RFコイルは、使用状態において被検者の上部を覆う構造であり、被検者から放出される熱を逃がすことが困難である。
【0008】
特許文献2に記載のMRI受信器アレイは、コイル等の電気部品の外側に、電気部品を覆う柔軟なカバーが用いられる構造を有する。このカバーは袋状であって、カバーの上方へ被検者から放出される熱を逃がすことが困難である。
【0009】
本開示はこのような事情に鑑みてなされたものであり、コイルユニットが装着される被検者から放出される熱をコイルユニットの外へ逃がすことを可能とする、コイルユニット、磁気共鳴イメージング装置及びコイルユニットカバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の第1態様に係るコイルユニットは、被検者の測定位置に配置されるコイルユニットであって、1つ以上のループ状のコイルエレメントと、コイルエレメントの一方の面を覆う第1シート及びコイルエレメントの他方の面を覆う第2シートを備えるコイルユニットカバーであり、第1シート及び第2シートを貫通する1つ以上の第1貫通穴が形成されるコイルユニットカバーと、第1貫通穴における第1シートの縁と、第1貫通穴における第2シートの縁とを留める第1留具と、を備える、コイルユニットである。
(【0011】以降は省略されています)

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