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公開番号
2025101993
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219130
出願日
2023-12-26
発明の名称
イベント検出装置及びイベント検出方法
出願人
クラリオンライフサイクルソリューションズ株式会社
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
G07C
5/00 20060101AFI20250701BHJP(チェック装置)
要約
【課題】車両の加速度に基づいて検出されたイベントが、真のイベントかどうかを、より高精度かつより簡易に判定することを可能とする。
【解決手段】イベント検出装置(イベント検出部20)は、加速度を取得する加速度取得部21と、加速度に基づいてイベントを検出する検出部22と、速度を取得する速度取得部23と、イベントの前の期間における速度の平均値と、イベントの後の期間における速度の平均値との差に基づいて、イベントが真のイベントかどうかを判定する判定部25とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定のイベントを検出するイベント検出装置であって、
車両の加速度を取得する加速度取得部と、
前記加速度に基づいてイベントを検出する検出部と、
前記車両の速度を取得する速度取得部と、
前記イベントの前の期間における速度の平均値と、前記イベントの後の期間における速度の平均値との差に基づいて、前記加速度に基づいて検出された前記イベントが真のイベントかどうかを判定する判定部と、
を備えるイベント検出装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記加速度取得部が取得した前記加速度の方向に基づいて前記イベントの種類を判定するイベント種類判定部を備え、
前記判定部は、前記イベントの種類が急加速及び急減速であるとき、前記イベントの前の期間における速度の平均値と、前記イベントの後の期間における速度の平均値との差に基づいて、前記イベントが真のイベントかどうかを判定し、前記イベントの種類が急操舵であるとき、前記イベントの前の期間における速度の平均値に基づいて、前記イベントが真のイベントかどうかを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載のイベント検出装置。
【請求項3】
前記所定のイベントを通知するイベント通知部を備え、
前記イベント通知部は、前記真のイベントであると判定されたイベントを通知し、前記真のイベントではないと判定されたイベントを通知しない
ことを特徴とする請求項1に記載のイベント検出装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記イベントの前の期間における速度の平均値と、前記イベントの後の期間における速度の平均値との差が、閾値未満であるとき、検出された前記イベントを前記真のイベントではないと判定することを特徴とする請求項1に記載のイベント検出装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記イベントの前の期間における速度の平均値と、前記イベントの後の期間における速度の平均値との差が、閾値以上であるとき、検出された前記イベントを前記真のイベントであると判定する
ことを特徴とする請求項1に記載のイベント検出装置。
【請求項6】
車両に設置された情報記録装置と、サーバ装置と、を含むイベント検出システムにおいて実行されるイベント検出方法であって、
前記車両の加速度を取得する加速度取得工程と、
前記加速度に基づいてイベントを検出する検出工程と、
前記車両の速度を取得する速度取得工程と、
前記イベントの前の期間における速度の平均値と、前記イベントの後の期間における速度の平均値との差に基づいて、前記加速度に基づいて検出された前記イベントが真のイベントかどうかを判定する判定工程と、
を含むことを特徴とするイベント検出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、イベント検出装置及びイベント検出方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両に設置された情報記録装置で取得した加速度に基づいて、事故等のイベントを検出する技術が知られている(例えば、特許文献1-4参照)。特許文献1には、路面状態に依ることなくトリガを判定するために、車両の加速度データに基づいて時間的に異なる系統の第1、第2移動平均値を算出し、これらの差分値と閾値との比較結果に応じてトリガ信号を生成することが開示されている。特許文献2には、車載機が取得した加速度が閾値を越えると、車両挙動情報を外部へ送信することが開示されている。
【0003】
特許文献3には、加速度センサにより計測された計測加速度が所定の範囲内にある場合、ドライブレコーダーは、計測加速度が範囲内にある時刻から所定時間を経過するまでの期間における車両の算出加速度を計算することが開示されている。算出加速度が閾値よりも大きい場合、ドライブレコーダーは、基準時刻を含む保存期間に撮影された画像データを送信することが開示されている。
【0004】
特許文献4には、走行記録モジュールは、加速度センサにより計測された加速度が異常範囲内にあると判断した場合、異常範囲内の加速度が計測された危険運転時刻をサーバに通知することが開示されている。走行記録モジュールは、危険運転時刻を含む動画送信要求をサーバから受け付けた場合、記録した撮影動画像データのうち、動画送信要求に含まれる危険運転時刻を含む所定期間における撮影動画像データをサーバに送信することが開示されている。
【0005】
以上のように、車両の加速度に基づいて検知されたイベントが事故等に起因する真のイベントかどうかを、より高精度かつより簡易に判定できる技術の開発が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-227701号公報
特開2014-075035号公報
特開2014-038441号公報
特開2016-207006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、車両の加速度に基づいて検出されたイベントが、真のイベントかどうかを、より高精度かつより簡易に判定することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために、本開示のイベントの検出装置は、所定のイベントを検出するイベント検出装置であって、車両の加速度を取得する加速度取得部と、前記加速度に基づいてイベントを検出する検出部と、前記車両の速度を取得する速度取得部と、前記イベントの前の期間における速度の平均値と、前記イベントの後の期間における速度の平均値との差に基づいて、前記加速度に基づいて検出された前記イベントが真のイベントかどうかを判定する判定部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
このように構成された本開示のイベント検出装置は、車両の加速度に基づいて検出されたイベントが、真のイベントかどうかを、より高精度かつより簡易に判定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係るイベント検出装置であるイベント検出部を備えるイベント検出システムの概略構成を示すイメージ図である。
第1実施形態に係るイベント検出システムの機能構成を示すブロック図である。
判定部により実行される判定手順を説明するための図である。
第1実施形態に係るイベント検出システムの動作の流れの一例を説明するためのフローチャートである。
第2実施形態に係るイベント検出システムの機能構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係るイベント検出システムの動作の流れの一例を説明するためのシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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