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公開番号
2025101307
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218071
出願日
2023-12-25
発明の名称
冷蔵庫
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
F25D
21/04 20060101AFI20250630BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】本開示は、中間カバー部材が低温となった場合でも、前面カバー部材への熱伝達を抑制し、前面カバー部材が露出する野菜室における結露の発生を抑制することのできる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】本開示における冷蔵庫は、冷却器と、冷却対象の空間である被冷却室と、前記冷却器と前記被冷却室の一部とを仕切る冷却器カバーと、を備え、前記被冷却室は、少なくとも冷蔵室と、冷凍室と、野菜室と、前記野菜室の上方に位置する第2冷凍室と、を備え、前記冷却器カバーは、前記第2冷凍室の背面を構成する中間カバー部材と、前記中間カバー部材の前側に配置され、前記野菜室の背面を構成する前面カバー部材とから構成され、前記中間カバー部材と前記前面カバー部材とは、接触しないように構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却器と、
冷却対象の空間である被冷却室と、
前記冷却器と前記被冷却室の一部とを仕切る冷却器カバーと、を備え、
前記被冷却室は、少なくとも冷蔵室と、冷凍室と、野菜室と、前記野菜室の上方に位置する第2冷凍室と、を備え、
前記冷却器カバーは、
前記第2冷凍室の背面を構成する中間カバー部材と、
前記中間カバー部材の前側に配置され、前記野菜室の背面を構成する前面カバー部材とから構成され、
前記中間カバー部材と前記前面カバー部材とは、接触しないように構成されている、
冷蔵庫。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記中間カバー部材と前記前面カバー部材との間には、少なくとも断熱部材が配置されている、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記中間カバー部材は、その上部が前記前面カバー部材の上端より上方に突出されており、
前記中間カバー部材の前記前面カバー部材より上方に突出された部分は、前記第2冷凍室に露出し、
前記前面カバー部材の上部は、前記野菜室と前記第2冷凍室とを仕切る断熱仕切壁の後部に当接している、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記第2冷凍室は、製氷室および切替室である、
請求項1に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、冷却器を覆って冷却室を形成し、貯蔵室の背壁を形成する冷却器カバーを備え、冷却器カバーは、野菜室の背面を形成する前面カバー部材と、中間カバー部材と、後面カバー部材と、を順に積層し、中間カバー部材と後面カバー部材との間に、他室への行き風路につながる連通路を備え、後面カバー部材の後方に、冷却室を備える冷蔵庫を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-152435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本開示は、中間カバー部材が低温となった場合でも、前面カバー部材への熱伝達を抑制し、前面カバー部材が露出する野菜室における結露の発生を抑制することのできる冷蔵庫を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における冷蔵庫は、冷却器と、冷却対象の空間である被冷却室と、前記冷却器と前記被冷却室の一部とを仕切る冷却器カバーと、を備え、前記被冷却室は、少なくとも冷蔵室と、冷凍室と、野菜室と、前記野菜室の上方に位置する第2冷凍室と、を備え、前記冷却器カバーは、前記第2冷凍室の背面を構成する中間カバー部材と、前記中間カバー部材の前側に配置され、前記野菜室の背面を構成する前面カバー部材とから構成され、前記中間カバー部材と前記前面カバー部材とは、接触しないように構成されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示における冷蔵庫は、第2冷凍室の冷気により冷却された中間カバー部材の温度が前面カバー部材に伝達されることを抑制することができ、前面カバー部材が、中間カバー部材により冷却されることを抑制することができる。そのため、前面カバー部材が冷却させることにより野菜室背面における結露の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における冷蔵庫の内部構造を示す正面図
図1のII-II断面における断面視図
冷蔵庫における風路の構成を示す説明図
図3の野菜室部分における拡大図
図4のV-V線における断面図
実施の形態1における冷却器カバーを示す分解斜視図
実施の形態1における冷却器カバーの部分断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、貯蔵室の背壁を形成する冷却器カバーを備え、冷却器カバーは、野菜室の背面を形成する前面カバー部材と、中間カバー部材と、後面カバー部材と、を順に積層して構成した技術があった。
しかしながら、従来の技術では、冷却器カバーが野菜室より低温に保持される製氷室などに露出する構造であるため、冷却器カバーに冷気が伝達され、中間カバー部材を介して、前面カバー部材が冷却されるおそれがある。このように前面カバー部材が冷却されると、前面カバー部材が露出している野菜室背面に結露が発生してしまうという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、中間カバー部材が低温となった場合でも、前面カバー部材への熱伝達を抑制し、前面カバー部材が露出する野菜室における結露の発生を抑制することのできる冷蔵庫を提供する。
【0009】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0010】
(実施の形態1)
以下、図面を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.冷蔵庫の全体構成]
図1は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の内部構造を示す正面図である。図中の符号Xは冷蔵庫1の右方を示し、符号Yは冷蔵庫1の前方を示し、符号Zは上方を示す。なお、ここでいう冷蔵庫1の右方は、人物が冷蔵庫1を前方側から見たときにおける、人物にとっての右方である。
(【0011】以降は省略されています)
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