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公開番号
2025100714
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025065723,2021018129
出願日
2025-04-11,2021-02-08
発明の名称
偏光板および位相差層付偏光板
出願人
日東電工株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
5/30 20060101AFI20250626BHJP(光学)
要約
【課題】非常に薄いにもかかわらず、密着性および曲面追従性に優れた偏光板を提供すること。
【解決手段】本願発明における偏光板は、偏光子と、該偏光子の両面に配置された保護層と、を含み、該保護層が、芳香族骨格とジオール骨格とを有するエポキシ樹脂を含み、該エポキシ樹脂のガラス転移温度が40℃以下であり、突き刺し試験時の伸び量が1.40mm以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
偏光子と、該偏光子の両面に配置された保護層と、を含み、
該保護層が、芳香族骨格とジオール骨格とを有するエポキシ樹脂を含み、そのガラス転移温度が40℃以下であり、
突き刺し試験時の伸び量が1.40mm以上である、
偏光板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、偏光板および位相差層付偏光板に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
画像表示装置(例えば、液晶表示装置、有機EL表示装置)には、その画像形成方式に起因して、多くの場合、表示セルの少なくとも一方の側に偏光板が配置されている。近年、画像表示装置の薄型化およびフレキシブル化が進んでおり、これに伴い、偏光板の薄型化も強く要望されている。しかし、従来の薄型偏光板をフレキシブル化された画像表示装置に適用すると、偏光板の密着性が低下し、偏光板の曲面への追従性が低下するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-210474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、非常に薄いにもかかわらず、密着性に優れ、かつ、曲面追従性に優れた偏光板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の偏光板は、偏光子と、該偏光子の両面に配置された保護層と、を含み、該保護層は、芳香族骨格とジオール骨格とを有するエポキシ樹脂を含み、そのガラス転移温度は40℃以下であり、偏光板の突き刺し試験時の伸び量は1.40mm以上である。
1つの実施形態においては、上記偏光子は、二色性物質を含むポリビニルアルコール系樹脂フィルムで構成され、配向関数は0.30以下である。
1つの実施形態においては、上記保護層は、上記エポキシ樹脂の光カチオン重合硬化物、または、上記エポキシ樹脂の有機溶媒溶液の塗布膜の固化物で構成されている。
1つの実施形態においては、上記偏光板の総厚みは20μm以下である。
1つの実施形態においては、上記偏光板の突き刺し強度は300g以上である。
1つの実施形態においては、上記保護層のガラス転移温度は0℃以上である。
本発明の別の局面においては、位相差層付偏光板が提供される。この位相差層付偏光板は、位相差層と、上記偏光子と上記保護層と、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、偏光子の両面に配置された保護層が、芳香族骨格とジオール骨格とを有するエポキシ樹脂を含み、そのガラス転移温度が40℃以下であることにより、非常に薄いにもかかわらず、密着性に優れ、かつ、曲面追従性に優れた偏光板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の1つの実施形態による偏光板の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
A.偏光板の概略
図1は、本発明の1つの実施形態による偏光板の概略断面図である。図示例の偏光板100は、偏光子10と、偏光子10の両側に配置された保護層20および30と、を有する。偏光板100は、画像表示装置に適用される場合、表示セルの視認側に配置されてもよく、視認側と反対側(背面側)に配置されてもよい。偏光板は、長尺状であってもよいし、枚葉状であってもよい。偏光板が長尺状である場合、好ましくは、ロール状に巻回可能である。
【0009】
代表的には、偏光板は、一方の側の最外層として粘着剤層を有し、表示セルへの貼り合わせが可能とされている。必要に応じて、偏光板には表面保護フィルムおよび/またはキャリアフィルムが剥離可能に仮着され、偏光板を補強および/または支持し得る。偏光板が粘着剤層を含む場合には、粘着剤層表面にはセパレーターが剥離可能に仮着され、実使用までの間粘着剤層を保護するとともに、偏光板のロール化を可能としている。
【0010】
本発明の実施形態においては、保護層は、芳香族骨格とジオール骨格とを有するエポキシ樹脂を含み、そのガラス転移温度は40℃以下である。このような構成であれば、密着性および曲面追従性に優れた偏光板を実現することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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