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公開番号
2025089716
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204517
出願日
2023-12-04
発明の名称
積層体および反射フィルム
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
B32B
9/00 20060101AFI20250609BHJP(積層体)
要約
【課題】端部のシワを抑制することができる積層体および反射フィルムを提供する。
【解決手段】積層体1は、樹脂フィルム2と、無機物層3と、硬化樹脂層4とを厚み方向一方側に向かって順に備える。また、無機物層3の厚みT1が、110nm以上、1000nm以下であり、無機物層3の厚みT1(nm)に対する、硬化樹脂層4の厚みT2(nm)の比(T2/T1)が、1.0以上、10未満である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂フィルムと、無機物層と、硬化樹脂層とを厚み方向一方側に向かって順に備え、
前記無機物層の厚みT1が、110nm以上、1000nm以下であり、
前記無機物層の厚みT1(nm)に対する、前記硬化樹脂層の厚みT2(nm)の比(T2/T1)が、1.0以上、10.0未満である、積層体。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記樹脂フィルムの厚みが、100μm以下である、請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
前記無機物層が、金属層、金属酸化物層、および、金属窒化物層からなる群から選択される少なくとも1つを含む、請求項1に記載の積層体。
【請求項4】
前記無機物層が、第1無機物層と、第2無機物層とを厚み方向一方側に向かって順に備える、請求項1に記載の積層体。
【請求項5】
前記第1無機物層が、金属層であり、
前記第2無機物層が、金属酸化物と単体金属とを含む層である、請求項4に記載の積層体。
【請求項6】
前記無機物層が、さらに、前記第2無機物層の厚み方向一方側に配置される第3無機物層を備える、請求項4に記載の積層体。
【請求項7】
前記第3無機物層が、金属酸化物層である、請求項6に記載の積層体。
【請求項8】
前記無機物層が、黒化層を含む、請求項1に記載の積層体。
【請求項9】
前記硬化樹脂層の厚みT2が、1000nm以上である、請求項1に記載の積層体。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載の積層体を備える、反射フィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体および反射フィルムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置は、画像表示面を有する液晶パネルと、液晶パネルの背面に向けて光を出射するバックライトと、これらを収容する筐体とを備える。筐体は、画像表示面まわりの枠としてのベゼル部を有する。ベゼル部内の内壁面において、バックライトからの光が、ベゼル部から漏れるのを抑制するために、反射フィルムを配置することが知られている。このような反射フィルムとして、樹脂フィルムと、無機物層と、硬化樹脂層とを備える積層体が提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。硬化樹脂層は、積層体表面を保護するための層である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-184443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された積層体は、無機物層の上に、硬化樹脂層を形成した際に、端部にシワが発生するという不具合がある。
【0005】
本発明は、端部のシワを抑制することができる積層体および反射フィルムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明[1]は、樹脂フィルムと、無機物層と、硬化樹脂層とを厚み方向一方側に向かって順に備え、前記無機物層の厚みT1が、110nm以上、1000nm以下であり、前記無機物層の厚みT1(nm)に対する、前記硬化樹脂層の厚みT2(nm)の比(T2/T1)が、1.0以上、10未満である、積層体を含んでいる。
【0007】
本発明[2]は、前記樹脂フィルムの厚みが、100μm以下である、[1]に記載の積層体を含んでいる。
【0008】
本発明[3]は、前記無機物層が、金属層、金属酸化物層、および、金属窒化物層からなる群から選択される少なくとも1つである、[1]または[2]に記載の積層体を含んでいる。
【0009】
本発明[4]は、前記無機物層が、第1無機物層と、第2無機物層とを厚み方向一方側に向かって順に備える、[1]~[3]のいずれか一項に記載の積層体を含んでいる。
【0010】
本発明[5]は、前記第1無機物層が、金属層であり、前記第2無機物層が、金属酸化物と単体金属とを含む層である、[4]に記載の積層体を含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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