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公開番号2025100556
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025045557,2024027329
出願日2025-03-19,2016-09-23
発明の名称厚さが変化するシール形成構造を備えた患者インターフェース
出願人レスメド・プロプライエタリー・リミテッド
代理人個人,個人,個人
主分類A61M 16/06 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】向上した快適性、コスト、有効性、使い易さおよび製造可能性のうち1つ以上を有する、呼吸器疾患の診断、改善、治療または予防において用いられる医療機器を提供することを目的とする。
【解決手段】エラストマー支持部位と、エラストマーシール形成構造よりも高剛性であるエラストマー支持部位によって支持されたエラストマーシール形成構造とを含む、患者インターフェースのためのクッションアセンブリ。エラストマーシール形成構造は、第1のコンプライアント領域と、第1および第2のコンプライアント領域よりも高剛性である支持領域によって第1のコンプライアント領域から分離された第2のコンプライアント領域とを含む。高剛性支持領域は、エラストマー支持部位へ延び、エラストマー支持部位によってアンカー固定される。加えて、剛性支持領域内の各点において、外面が正の曲率を有するとき、内面は負の曲率を有し、外面が負の曲率を有するとき、内面は正の曲率を有する。
【選択図】図27A
特許請求の範囲【請求項1】
空気流れを周囲空気圧力に対して連続的に陽圧において少なくとも患者の鼻孔入口を含む患者の気道への入口へ密閉された様態で送達するための患者インターフェースのためのクッションアセンブリであって、前記患者インターフェースは、使用時において患者の睡眠時の患者の呼吸サイクル全体において周囲空気圧力よりも高い約4cmH

O~約30cmH

Oの範囲の治療圧力を維持し、睡眠時呼吸障害が改善されるように構成され、前記クッションアセンブリは、
エラストマー支持部位と、
エラストマー支持部位によって支持され、上側接点および下側接点においてエラストマーシール形成構造に対する接線を含む矢状面によって二等分されるような形状にされるエラストマーシール形成構造であって、前記エラストマー支持部位は、エラストマーシール形成構造よりも高剛性である、エラストマーシール形成構造と、
前記エラストマー支持部位および前記エラストマーシール形成構造により規定される、チャンバと、を含み、
前記エラストマーシール形成構造は、前記チャンバの境界を形成する内面を含み、前記内面の反対側の外面を含み、
前記エラストマーシール形成構造は、上側接点を含む第1のコンプライアント領域と、ならびに第1および第2のコンプライアント領域よりも高剛性である支持領域によって第1のコンプライアント領域から分離された第2のコンプライアント領域を含み、
前記高剛性支持領域は、前記エラストマー支持部位へ延び、エラストマー支持部位によってアンカー固定され、
前記剛性支持領域内の各点において、外面が正の曲率を有するとき、内面は負の曲率を有し、外面が負の曲率を有するとき、内面は正の曲率を有する、クッションアセンブリ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記支持領域は、前記エラストマー支持部位に近づくにつれて剛性が高くなる、請求項1に記載のクッションアセンブリ。
【請求項3】
前記支持領域は、前記第1のコンプライアント領域に圧縮力が付与されたときに前記第1のコンプライアント領域の皺を低減させるように構成される、請求項1~2のいずれか一項に記載のクッションアセンブリ。
【請求項4】
前記第1のコンプライアント領域は、前記エラストマー支持部位へ延びる、請求項1~3のいずれか一項に記載のクッションアセンブリ。
【請求項5】
前記第2のコンプライアント領域は前記エラストマー支持部位へ延びる、請求項1~4のいずれか一項に記載のクッションアセンブリ。
【請求項6】
前記第2のコンプライアント領域内の前記エラストマーシール形成部分の剛性は、前記エラストマー支持部位に近づくにつれて増加する、請求項1~5のいずれか一項に記載のクッションアセンブリ。
【請求項7】
前記第2のコンプライアント領域は、前記エラストマー支持部位へアンカー固定されたループへと移行する、請求項1~6のいずれか一項に記載のクッションアセンブリ。
【請求項8】
前記ループのエラストマー壁厚さは、前記エラストマー支持部位に近づくにつれて増加する、請求項7に記載のクッションアセンブリ。
【請求項9】
前記エラストマーシール形成部分は、前記下側接点を含む第3のコンプライアント領域を含む、請求項1~8のいずれか一項に記載のクッションアセンブリ。
【請求項10】
前記第1のコンプライアント領域および第3のコンプライアント領域は、同じ剛性を有する、請求項9に記載のクッションアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
1 関連出願の相互参照
本出願は、米国仮特許出願第62/222,503号(出願日:2015年9月23日)、公開特許公報/豪州2016/050228(出願日:2016年3月24日)および米国仮特許出願第62/377,158号(出願日:2016年8月19日)の優先権を主張する。本明細書中、同文献全体を参考のため援用する。
続きを表示(約 870 文字)【0002】
2 技術の背景
【0003】
2.1 技術の分野
【0004】
本技術は、呼吸関連疾患の検出、診断、治療、予防および改善のうち1つ以上に関する。本技術はまた、医療デバイスまたは装置と、その使用とに関する。
【背景技術】
【0005】
2.2 関連技術の説明
【0006】
2.2.1 ヒトの呼吸器系およびその疾患
【0007】
身体の呼吸器系は、ガス交換を促進させる。鼻および口腔は、患者の気道への入口を形成する。
【0008】
これらの気道は、一連の分岐する管を含み、これらの管は、肺の奥深くに進むほど狭く、短くかつ多数になる。肺の主要な機能はガス交換であり、空気から酸素を静脈血中へ取り入れさせ、二酸化炭素を退出させる。気管は、右および左の主気管支に分かれ、これらの主気管支はさらに分かれて、最終的に終末細気管支となる。気管支は、伝導のための気道を構成するものであり、ガス交換には関与しない。気道がさらに分割されると呼吸細気管支となり、最終的には肺胞となる。肺の肺胞領域においてガス交換が行われ、この領域を呼吸ゾーンと呼ぶ。以下を参照されたい:「Respiratory Physiology」, by John B. West, Lippincott Williams & Wilkins, 9th edition published 2012。
【0009】
一定範囲の呼吸器疾患が存在している。特定の疾患は、特定の発症(例えば、無呼吸、呼吸低下および過呼吸)によって特徴付けられ得る。
【0010】
呼吸器疾患の例には、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、チェーン・ストークス呼吸(CSR)、呼吸不全、肥満過換気症候群(OHS)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、神経筋疾患(NMD)および胸壁疾患が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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