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公開番号2025100304
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024098476
出願日2024-06-19
発明の名称垂直農法のためのシステム及び方法
出願人オイシイ・ファーム・コーポレイション,Oishii Farm Corp.
代理人個人,個人
主分類A01G 31/06 20060101AFI20250626BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】農作物を栽培して収量を最大化するように生育環境が制御されるシステム及び方法を提供する。
【解決手段】日中セクションと夜間セクションとに分離される少なくとも1つの筐体と、少なくとも1つの筐体内に配置され、植物を保持するように構成される複数のラックと、少なくとも1つの筐体の日中及び夜間セクションを通じて複数のラックを移動させるように構成されるコンベヤシステムと、少なくとも1つの筐体内に配置されるとともに、複数のラックに対して固定されている、灌漑システム、照明システム、又は収穫システムのうちの少なくとも1つとを含む垂直農業システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
日中セクションと夜間セクションとに分離される少なくとも1つの筐体と、
前記少なくとも1つの筐体内に配置され、植物を保持するように構成される複数のラックと、
前記少なくとも1つの筐体の前記日中及び夜間セクションを通じて前記複数のラックを移動させるように構成されるコンベヤシステムと、
前記少なくとも1つの筐体内に配置されるとともに、前記複数のラックに対して固定されている、灌漑システム、照明システム、又は収穫システムのうちの少なくとも1つと、
を備える垂直農業システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記複数のラックのそれぞれは、
中央フレームと、
前記中央フレームに配置される複数の樋と、
を備える、請求項1に記載の垂直農業システム。
【請求項3】
複数のラックのそれぞれは、前記中央フレームに配置されるローラ又はキャスタのうちの少なくとも一方を更に備える、請求項2に記載の垂直農業システム。
【請求項4】
前記複数の樋のそれぞれは1つ以上の植物ホルダを備える、請求項2に記載の垂直農業システム。
【請求項5】
前記複数の樋のそれぞれは、前記樋に灌漑流体を供給するための充填開口、又は前記樋から灌漑流体を放出するための排出開口のうちの少なくとも一方を備える、請求項2に記載の垂直農業システム。
【請求項6】
前記複数のラックのそれぞれは、前記コンベヤシステムに取り付けるように構成されるトップマウントアセンブリを備える、請求項1に記載の垂直農業システム。
【請求項7】
前記コンベヤシステムがオーバーヘッドコンベヤシステムである、請求項1に記載の垂直農業システム。
【請求項8】
前記コンベヤシステムは、電動オーバーヘッドコンベヤ、同期電動オーバーヘッドコンベヤ、非同期電動オーバーヘッドコンベヤ、開放トラックオーバーヘッドコンベヤ、又は閉鎖トラックオーバーヘッドコンベヤである、請求項7に記載の垂直農業システム。
【請求項9】
前記コンベヤシステムは、前記コンベヤシステムを通じて前記複数のラックを案内するように構成される1つ以上のトラックを備える、請求項7に記載の垂直農業システム。
【請求項10】
前記コンベヤシステムは、前記コンベヤシステム内のターンの周りで前記複数のラックを案内するように構成される1つ以上のトグルスイッチを備える、請求項9に記載の垂直農業システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【関連出願】
【0001】
この出願は、2023年12月21日に出願された「垂直農法のためのシステム及び方法」と題する米国仮特許出願第63/613,377号の優先権及び利益を主張し、この米国仮特許出願の内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,600 文字)【技術分野】
【0002】
本発明は、非従来型農業のためのシステム及び方法に関し、より詳細には、農作物を栽培してその収量を最大化するように生育環境が制御される非従来型農業のためのシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
従来の垂直農法は、垂直に積み重ねられた層において作物を生育することを伴い、多くの場合、植物の成長を最適化することを目的とした環境制御農業、並びに通年の作業における水耕栽培、アクアポニクス、及びエアロポニクスなどの無土壌農法を組み込む。垂直農法は、保護された屋内環境に起因して、気象条件、害虫、照明、並びに殺虫剤及び化学物質の使用の変動がない、より高い作物生産性、品質及び効率を促進する。垂直農法は、伝統的な農法と比較して土地の一部しか必要としないため、周囲の環境及び生態系に対する破壊がはるかに少ない。再生可能エネルギー、水、及び栄養素のリサイクル、最小限のカーボンフットプリント、並びにさもなければ周囲環境に害を及ぼし得る農薬及び流出の回避を含む、持続可能なプラクティスを採用することができる。また、これらのプラクティスは、世界中のどこにでも構築及び展開することができ、それにより、そのようなプラクティスがない地域に特定の農業を供給することができる。
【0004】
従来の垂直農法は、効率的な作物の成長及び収穫を確保するために、制御されて保護された環境を必要とする。農業システム内には、特定の制御及び入力を必要とする多数の自動化された又は固定された作物セクションが存在する。光、灌漑、空気循環、温度制御、収穫、及び刈り込みを維持するために、適切なインフラストラクチャ及びツールが必要である。農場設定は、様々なメンテナンス及び他のタスクを効率的に実行できるようにするために空間的最適化を必要とする。これらの変数及び要件を考慮に入れることは、垂直農法のための技術的課題を提示し、したがって継続的な反復及び一貫した最適化を必要とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、スペース、エネルギー消費、環境制御及びアクセスに関して最適化されるレイアウトを伴う垂直農業システムを提供することである。
【0006】
本発明の他の目的は、光、灌漑、空気流、刈り込み、収穫、及び植物の成長に必要な他の活動の送達のためにファームの周りに固定部位を設けながら、作物が日中-夜間サイクルでファーム全体にわたって移動される垂直農業システムを提供することである。
【0007】
本発明の他の目的は、害虫防除、受粉、収穫等のために人工知能を用いる垂直農業システムを提供することである。
【0008】
本発明の他の目的は、少なくとも部分的又は完全に自動化される垂直農業システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の例示的な実施形態に係る垂直農業システムは、日中セクションと夜間セクションとに分離される少なくとも1つの筐体と、少なくとも1つの筐体内に配置され、植物を保持するように構成される複数のラックと、少なくとも1つの筐体の日中及び夜間セクションを通じて複数のラックを移動させるように構成されるコンベヤシステムと、少なくとも1つの筐体内に配置されるとともに、前記複数のラックに対して固定されている、灌漑システム、照明システム、又は収穫システムのうちの少なくとも1つとを備える。
【0010】
例示的な実施形態において、複数のラックのそれぞれは、中央フレームと、中央フレームに配置される複数の樋とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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