TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025100195
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217393
出願日
2023-12-22
発明の名称
放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
6/00 20240101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】放射線の透視撮影と一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムにおいて、一般撮影の適切な撮影条件を導出することができる放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラムを得る。
【解決手段】放射線撮影システムは、透視撮影における放射線源から放射線検出器に対して照射される放射線の線量制御に用いられる情報と、予め登録された一般撮影における撮影条件を含む撮影オーダーとに基づいて、透視撮影後に行われる一般撮影における撮影条件を導出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムであって、
前記プロセッサは、
透視撮影における放射線源から放射線検出器に対して照射される放射線の線量制御に用いられる情報と、予め登録された一般撮影における撮影条件を含む撮影オーダーとに基づいて、透視撮影後に行われる一般撮影における撮影条件を導出する
放射線撮影システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
導出した撮影条件を表示する制御を行う
請求項1に記載の放射線撮影システム。
【請求項3】
前記撮影オーダーは、被検体の年齢を含み、
前記プロセッサは、
前記被検体の年齢が第1の閾値以下であるか、又は第2の閾値以上である場合、導出した撮影条件よりも放射線の線量が低くなる撮影条件を更に導出する
請求項1又は請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項4】
前記撮影オーダーは、被検体の年齢及び体格に関する情報の少なくとも一方を含み、
前記プロセッサは、
前記被検体の年齢及び体格に関する情報の少なくとも一方に応じた複数の前記撮影条件を導出する
請求項1又は請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項5】
前記プロセッサは、
透視撮影により得られた放射線画像のコントラストを表す指標値に基づいて、透視撮影後に行われる一般撮影における撮影条件としての管電圧を導出する
請求項1又は請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項6】
前記プロセッサは、
放射線検出器の検出面における放射線の照射面積が前記放射線検出器における放射線を検出可能な最大面積以下となる条件を満たす場合に、撮影モードを透視撮影モードに設定する
請求項1又は請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項7】
前記条件は、放射線源から前記検出面までの距離が設定値以下であるという条件である
請求項6に記載の放射線撮影システム。
【請求項8】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムの前記プロセッサが、
透視撮影における放射線源から放射線検出器に対して照射される放射線の線量制御に用いられる情報と、予め登録された一般撮影における撮影条件を含む撮影オーダーとに基づいて、透視撮影後に行われる一般撮影における撮影条件を導出する
処理を実行する放射線撮影方法。
【請求項9】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムの前記プロセッサに、
透視撮影における放射線源から放射線検出器に対して照射される放射線の線量制御に用いられる情報と、予め登録された一般撮影における撮影条件を含む撮影オーダーとに基づいて、透視撮影後に行われる一般撮影における撮影条件を導出する
処理を実行させるための放射線撮影プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、X線透視撮影装置において、被検体の体厚と管電圧との関係を示すデータに基づいて、透視撮影における管電圧及びmAs値を設定する技術が開示されている。なお、mAs値とは、管電流[mA]と照射時間[sec]とを乗算して得られる数値を意味する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-147615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
医療分野において、例えば、胃バリウム検査及び膀胱造影等の検査、もしくは整形整復術等の治療の補助を目的として放射線透視撮影が行われる。また、検査又は治療の補助を目的とした場合でも、透視撮影に加えて一般撮影が行われることによって、1枚の放射線画像を記録用に残すことが行われる場合がある。この場合、1つのシステムによって、放射線の透視撮影と一般撮影とを切り替えて実行できると、撮影効率を向上させることができ、好ましい。更に、この場合、一般撮影において、被検体及び撮影対象部位等に応じて、適切な撮影条件を導出できることが好ましい。特許文献1に記載の技術では、一般撮影における撮影条件については考慮されていない。なお、透視撮影とは、所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影すること(すなわち、動画像撮影)を意味する。また、一般撮影とは、放射線技師等のユーザによる撮影指示に応じて1枚の放射線画像を記録すること(すなわち、静止画像撮影)を意味する。
【0005】
本開示は、以上の事情を鑑みてなされたものであり、放射線の透視撮影と一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムにおいて、一般撮影の適切な撮影条件を導出することができる放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の放射線撮影システムは、少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムであって、プロセッサは、透視撮影における放射線源から放射線検出器に対して照射される放射線の線量制御に用いられる情報と、予め登録された一般撮影における撮影条件を含む撮影オーダーとに基づいて、透視撮影後に行われる一般撮影における撮影条件を導出する。
【0007】
第2の態様の放射線撮影システムは、第1の態様の放射線撮影システムにおいて、プロセッサは、導出した撮影条件を表示する制御を行う。
【0008】
第3の態様の放射線撮影システムは、第1の態様又は第2の態様の放射線撮影システムにおいて、撮影オーダーは、被検体の年齢を含み、プロセッサは、被検体の年齢が第1の閾値以下であるか、又は第2の閾値以上である場合、導出した撮影条件よりも放射線の線量が低くなる撮影条件を更に導出する。
【0009】
第4の態様の放射線撮影システムは、第1の態様又は第2の態様の放射線撮影システムにおいて、撮影オーダーは、被検体の年齢及び体格に関する情報の少なくとも一方を含み、プロセッサは、被検体の年齢及び体格に関する情報の少なくとも一方に応じた複数の撮影条件を導出する。
【0010】
第5の態様の放射線撮影システムは、第1の態様から第4の態様の何れか1態様の放射線撮影システムにおいて、プロセッサは、透視撮影により得られた放射線画像のコントラストを表す指標値に基づいて、透視撮影後に行われる一般撮影における撮影条件としての管電圧を導出する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
健康器具
4か月前
個人
歯茎みが品
5か月前
個人
鼾防止用具
4か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
マッサージ機
5か月前
個人
嚥下鍛錬装置
今日
個人
洗井間専家。
3か月前
個人
導電香
5か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
白内障治療法
3か月前
個人
バッグ式オムツ
20日前
個人
クリップ
5か月前
個人
収納容器
6か月前
個人
矯正椅子
1か月前
個人
ホバーアイロン
2か月前
個人
片足歩行支援具
5か月前
個人
歯の修復用材料
14日前
個人
眼科診療車
5か月前
個人
陣痛緩和具
今日
個人
車椅子持ち上げ器
3か月前
三生医薬株式会社
錠剤
3か月前
個人
シャンプー
2か月前
個人
歯の保護用シール
1か月前
個人
口内洗浄具
4か月前
株式会社 MTG
浴用剤
5か月前
株式会社八光
剥離吸引管
1か月前
株式会社コーセー
美爪料
5か月前
個人
服薬支援装置
3か月前
個人
避難困難者救出台車
5か月前
株式会社コーセー
化粧料
5か月前
個人
除菌システム
5か月前
株式会社大野
骨壷
4日前
株式会社結心
手袋
4か月前
個人
高気圧環境装置
25日前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
3か月前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
4か月前
続きを見る
他の特許を見る