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公開番号2025099541
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216260
出願日2023-12-21
発明の名称表示制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社SOKEN
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60K 35/23 20240101AFI20250626BHJP(車両一般)
要約【課題】先行車両が表示領域の範囲外にあることをドライバに直感的に認知させることができる表示制御装置を得る。
【解決手段】表示ECU10は、カメラ22で取得した画像から自車両に先行する追従対象車両を検出し、AR-HUD12の画面表示枠内に位置する追従対象車両を認識させるマーカー画像を、追従対象車両の近傍の表示、及び前記追従対象車両に重畳した表示のいずれかで画面表示枠内に投影すると共に、追従対象車両の全体が画面表示枠内に入っている場合、マーカー画像は最大表示である第1形状を呈し、追従対象車両が画面表示枠から逸脱した場合、マーカー画像は画面表示枠外に存在する追従対象車両の位置に応じた画面表示枠に接した状態で変形する第2形状を呈するようにAR-HUD12を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のウィンドシールドの所定範囲である画面表示枠内に情報を投影して表示する情報表示部を制御する制御部と、
撮像部が撮像した車両前方の画像を取得する取得部と、を含み、
前記制御部は、
前記取得部が取得した前記画像から前記車両に先行する追従対象車両を検出し、前記画面表示枠内に位置する前記追従対象車両を認識させるマーカー画像を、前記追従対象車両の近傍の表示、及び前記追従対象車両に重畳した表示のいずれかで前記画面表示枠内に投影すると共に、前記追従対象車両の全体が前記画面表示枠内に入っている場合、前記マーカー画像は最大表示である第1形状を呈し、前記追従対象車両が前記画面表示枠から逸脱した場合、前記マーカー画像は前記画面表示枠外に存在する前記追従対象車両の位置に応じた前記画面表示枠に接した状態で変形する第2形状を呈するように前記情報表示部を制御する表示制御装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記第2形状は、前記画面表示枠内に存在する端部の形状を保持したまま、前記画面表示枠に接した端部から前記追従対象車両の車幅方向に短くなるように変形される請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記変形の際に、前記画面表示枠に接した前記マーカー画像の端部が切削されるようなアニメーション表現がされる請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記画面表示枠は、前記マーカー画像が変形する際に、四隅が強調表示される請求項3に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記追従対象車両が前記画面表示枠に入っていく際に、前記第2形状のマーカー画像を、前記追従対象車両の車幅方向に展開して前記第1形状に復帰させるように前記情報表示部を制御する請求項1~4のいずれか1項に記載の表示制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はAR-HUD(拡張現実ヘッドアップディスプレイ)の表示制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両のウィンドシールド上に、先行車両に合わせてマーカー画像等の情報を表示する、AR-HUDが用いられるようになってきている。しかしながら、AR-HUDは、ウィンドシールドの限られた領域にのみ情報を表示するので、先行車両が表示領域の外に出ると、マーカー画像等の情報が表示されなくなる問題があった。
【0003】
特許文献1には、先行車両の位置が表示領域の側方に外れた場合でも、先行車両に追従した制御が作動していることをドライバに容易に認識させることができる発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6536855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、先行車両の位置が表示領域の側方に外れた場合、表示領域の周囲部分である画面表示枠にマーカー画像の意匠を変更して表示し続けるが、マーカー画像の意匠の変更が、先行車両の位置が表示領域の側方に外れたためなのか、それ以外の要因によるものかの判別が困難になるおそれがあった。
【0006】
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、先行車両が表示領域の範囲外にあることをドライバに直感的に認知させることができる表示制御装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、請求項1に記載の表示制御装置は、車両のウィンドシールドの所定範囲である画面表示枠内に情報を投影して表示する情報表示部を制御する制御部と、撮像部が撮像した車両前方の画像を取得する取得部と、を含み、前記制御部は、前記取得部が取得した前記画像から前記車両に先行する追従対象車両を検出し、前記画面表示枠内に位置する前記追従対象車両を認識させるマーカー画像を、前記追従対象車両の近傍の表示、及び前記追従対象車両に重畳した表示のいずれかで前記画面表示枠内に投影すると共に、前記追従対象車両の全体が前記画面表示枠内に入っている場合、前記マーカー画像は最大表示である第1形状を呈し、前記追従対象車両が前記画面表示枠から逸脱した場合、前記マーカー画像は前記画面表示枠外に存在する前記追従対象車両の位置に応じた前記画面表示枠に接した状態で変形する第2形状を呈するように前記情報表示部を制御する。
【0008】
請求項1に記載の表示制御装置によれば、先行車両である追従対象車両が画面表示枠から逸脱した場合、マーカー画像を画面表示枠外に存在する追従対象車両の位置に応じて変形することにより、先行車両が表示領域である画面表示枠の範囲外にあることをドライバに直感的に認知させることができる。
【0009】
請求項2に記載の表示制御装置は、前記第2形状は、前記画面表示枠内に存在する端部の形状を保持したまま、前記画面表示枠に接した端部から前記追従対象車両の車幅方向に短くなるように変形される。
【0010】
請求項2に記載の表示制御装置によれば、マーカー画像を、画面表示枠に接した端部から前記追従対象車両の車幅方向に短くなるように変形させることで、第1形状と第2形状とに意匠の連続性を担保するので、先行車両が表示領域内から表示領域外に逸脱したことをドライバに直感的に認知させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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