TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025099018
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215336
出願日
2023-12-21
発明の名称
皮膚化粧料、および当該皮膚化粧料を用いた顔のリフトアップスキンケア方法
出願人
クラシエ株式会社
代理人
主分類
A61K
8/9789 20170101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】肌の弾力を高め、顔のリフトアップ作用に優れ、肌への摩擦や刺激が少ない皮膚化粧料、および当該皮膚化粧料を用いた顔のリフトアップスキンケア方法を提供すること。
【解決手段】皮膚化粧料は、(A)ニコチン酸アミドと、(B)γ-アミノ酪酸、およびラベンダー油からなる群から選択される1種または2種以上と、を含み、(A)成分の配合量が、皮膚化粧料全体の2~10質量%であり、(B)成分の配合量が、皮膚化粧料全体の0.001~0.2質量%である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)ニコチン酸アミドと、
(B)γ-アミノ酪酸、およびラベンダー油からなる群から選択される1種または2種以上と、を含み、
(A)成分の配合量が、皮膚化粧料全体の2~10質量%であり、
(B)成分の配合量が、皮膚化粧料全体の0.001~0.2質量%である、皮膚化粧料。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
さらに、(C1)皮膚化粧料中で非球状に存在するアクリル酸系水溶性増粘剤と、
(C2)皮膚化粧料中で球状に存在する水膨潤性増粘剤と、を含む水溶性増粘剤を含み、
(C1)成分の配合量と(C2)成分の配合量との総量が皮膚化粧料全体の0.1~0.4質量%である、請求項1に記載の皮膚化粧料。
【請求項3】
顔部に請求項1または2に記載の皮膚化粧料をマッサージをしながら塗布する、顔のリフトアップスキンケア方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は皮膚化粧料、および当該皮膚化粧料を用いた顔のリフトアップスキンケア方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
肌にハリを与え弾力を高めるスキンケアは、年齢とともに肌のたるみに悩む人々に対してのスキンケア提案として一般的である。その中でも加齢によるたるみをケアするために、部分的なハリ弾力を高めるだけでなく、顔全体としてリフトアップ効果がある化粧料が求められている。そのような背景からリフトアップ効果を有する化粧料がこれまでに報告されており、フェイスマスクの不織布を用いた例(例えば特許文献1を参照)、プルランとアルカリ膨潤型高分子を用いた例(例えば特許文献2を参照)、ポリオキシアルキレンメチルグルコシドとエタノールとブドウ果実エキスを組み合わせたふき取り化粧水の例(例えば特許文献3を参照)などが報告されている。また、エステサロンを中心にリフトアップ効果を高めるためのマッサージ手法が数多く提案されているが、専門的な知識が必要であったり、面倒であったり、肌への刺激や摩擦があったりといった懸念があった。そのような背景から、より簡便にリフトアップ効果を出すことができる皮膚化粧料、および自分自身で簡便に実施できるマッサージ手法、さらにはそのマッサージ手法への負担を減らすことのできる皮膚化粧料が求められている。
【0003】
一方で、近年ニコチン酸アミドの美容効果が次々と明らかとなっている。ニコチン酸アミドを用いた肌のハリ弾力を高める基礎化粧料としても様々な検討がなされており、ニコチン酸アミドと耐塩性水溶性高分子とリン酸エステル系界面活性剤と多価アルコールを用いた皮膚化粧料(例えば特許文献4を参照)や、ニコチン酸アミドを含む特定の肌あれ改善成分2種とアセチルグルコサミンと酸性ムコ多糖とを組み合わせた例(例えば特許文献5を参照)などが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5297050号公報
特許第6773648号公報
特許第7073874号公報
特開2022-138175号公報
特開2012-041302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の皮膚化粧料は一定の効果を有していると考えられるが、ニコチン酸アミドを用いて肌の弾力だけでなくリフトアップまでを達成した事例は報告がない。また、求められている簡便にリフトアップ効果を出すことができる皮膚化粧料、および簡便に負担なくマッサージすることのできる皮膚化粧料およびそれを用いたスキンケア方法となるには至っていない。コラーゲン構造の機能低下や老廃物の蓄積、筋肉の減少など複合的な要素が関連してしわやたるみの要因となることが知られており、それらすべてに対して適切に作用することで、総合的にリフトアップ効果が発生することが知られている。このような背景から、肌の弾力を高め、顔のリフトアップ作用に優れるだけではなく、リフトアップに好適なマッサージ方法を行った際に肌への摩擦や刺激が少ない皮膚化粧料が非常に求められている。
【0006】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、肌の弾力を高め、顔のリフトアップ作用に優れ、肌への摩擦や刺激が少ない皮膚化粧料、および当該皮膚化粧料を用いた顔のリフトアップスキンケア方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは上記目的を達成するためにさらに鋭意検討をした結果、ニコチン酸アミドをある一定の範囲で用い、さらにγ-アミノ酪酸、ラベンダー油から選択される1種または2種以上とを組み合わせることで、肌の弾力を高め、顔のリフトアップ作用に優れるだけではなく、リフトアップに好適なマッサージ方法を行った際に肌への摩擦や刺激が少ない皮膚化粧料となることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
本発明は以下のとおりである。
[1](A)ニコチン酸アミドと、
(B)γ-アミノ酪酸、およびラベンダー油からなる群から選択される1種または2種以上と、を含み、
(A)成分の配合量が、皮膚化粧料全体の2~10質量%であり、
(B)成分の配合量が、皮膚化粧料全体の0.001~0.2質量%である、皮膚化粧料。
[2]さらに、(C1)皮膚化粧料中で非球状に存在するアクリル酸系水溶性増粘剤と、
(C2)皮膚化粧料中で球状に存在する水膨潤性増粘剤と、を含む水溶性増粘剤を含み、
(C1)成分の配合量と(C2)成分の配合量との総量が皮膚化粧料全体の0.1~0.4質量%である、上記[1]に記載の皮膚化粧料。
[3]顔部に上記[1]または[2]に記載の皮膚化粧料をマッサージをしながら塗布する、顔のリフトアップスキンケア方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によって、肌の弾力を高め、顔のリフトアップ作用に優れ、肌への摩擦や刺激が少ない皮膚化粧料、および当該皮膚化粧料を用いた顔のリフトアップスキンケア方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について詳述するが、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。本発明は、以下に説明する各構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態、実施例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態、実施例についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、本明細書においては特記しない限り、数値範囲を表す「A~B」は、「A以上、B以下」を意図する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
クラシエ株式会社
毛髪化粧料
1か月前
クラシエ株式会社
洗浄剤組成物
4日前
クラシエ株式会社
皮膚用化粧料
4日前
クラシエ株式会社
皮膚用化粧料
15日前
クラシエ株式会社
フォーマー用洗浄剤組成物
4日前
クラシエ株式会社
固体脂肪酸の洗浄性向上剤
11日前
クラシエ株式会社
皮膚化粧料、および当該皮膚化粧料を用いた顔のリフトアップスキンケア方法
1日前
個人
健康器具
4か月前
個人
歯茎みが品
5か月前
個人
鼾防止用具
4か月前
個人
洗井間専家。
3か月前
個人
白内障治療法
3か月前
個人
マッサージ機
4か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
導電香
5か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
歯の修復用材料
11日前
個人
クリップ
5か月前
個人
矯正椅子
1か月前
個人
バッグ式オムツ
17日前
個人
片足歩行支援具
5か月前
個人
ホバーアイロン
2か月前
個人
シャンプー
2か月前
個人
口内洗浄具
4か月前
個人
車椅子持ち上げ器
3か月前
三生医薬株式会社
錠剤
3か月前
個人
歯の保護用シール
1か月前
個人
眼科診療車
5か月前
株式会社コーセー
化粧料
5か月前
株式会社大野
骨壷
1日前
株式会社結心
手袋
3か月前
個人
除菌システム
5か月前
株式会社コーセー
美爪料
5か月前
株式会社 MTG
浴用剤
5か月前
株式会社八光
剥離吸引管
1か月前
個人
服薬支援装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る