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公開番号2025096937
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023212943
出願日2023-12-18
発明の名称フォーマー用洗浄剤組成物
出願人クラシエ株式会社
代理人
主分類A61K 8/36 20060101AFI20250623BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】低温における吐出性が良好で、且つ洗い流し時にぬるつきのないフォーマー用洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】フォーマー用洗浄剤組成物は、泡吐出容器に充填されて使用されるフォーマー用洗浄剤組成物であって、(A)脂肪酸塩と、(B)ポリアルキルグルコシドと、を含み、(A)成分が、(A-1)ミリスチン酸塩を全脂肪酸塩に対し40質量%以上と、(A-2)パルミチン酸塩と、(A-3)ステアリン酸塩を全脂肪酸塩に対し4質量%以上と、を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
泡吐出容器に充填されて使用されるフォーマー用洗浄剤組成物であって、
(A)脂肪酸塩と、
(B)ポリアルキルグルコシドと、を含み、
(A)成分が、
(A-1)ミリスチン酸塩を全脂肪酸塩に対し40質量%以上と、
(A-2)パルミチン酸塩と、
(A-3)ステアリン酸塩を全脂肪酸塩に対し4質量%以上と、を含むことを特徴とするフォーマー用洗浄剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フォーマー用洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、泡立てる手間を省けることや手軽にクリーミィな泡を得られることから、洗浄剤組成物をポンプフォーマー等のノンガスタイプの泡吐出容器に充填し、使用時に泡状に吐出させる製品が増加している。このタイプの洗浄剤組成物は、容器内部の多孔質膜を通過することで、洗浄組成物と空気が混合されて泡沫を形成する。しかしながら、洗浄剤組成物がポンプフォーマーの多孔質膜で目詰まりを起すという問題があり、特に炭素数14以上の高級脂肪酸塩を用いた場合、低温保存時に析出することにより、目詰まりが顕著に生じるという問題があった。
【0003】
このような問題を解決する手段として、特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン界面活性剤、高級脂肪酸塩を組合わせた洗浄剤組成物(例えば、特許文献1)や、高級脂肪酸塩と特定の両性界面活性剤を組み合わせた洗浄剤組成物(例えば、特許文献2)、高級脂肪酸塩と両性界面活性剤、アルキルポリグルコシドを組み合わせた泡吐出洗浄剤組成物、(例えば、特許文献3)が提供されている。
【0004】
しかしながら、これらの洗浄剤組成物では多孔質膜の目詰まりを抑えるために、高級脂肪酸塩の中でもクリーミーな泡質を実現するパルミチン酸塩やステアリン酸塩の含有量が抑えられており、金属石けんの生成が少なくなることから脂肪酸石けん特有の洗い流し時のサッパリとした感触が得られない。また、両性界面活性剤やアルキルポリグルコシドを多く配合することで泡質を担保していることから、界面活性剤特有のぬるつきも生じるという課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-132702号公報
特開2017-88555号公報
特開2021-165242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような背景から、低温における吐出性が良好で、且つ洗い流し時にぬるつきのないフォーマー用洗浄剤組成物が求められている。
【0007】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、ポンプフォーマー等の泡吐出容器から吐出される洗浄剤において、低温における吐出性が良好で、且つ洗い流し時のぬるつきがないフォーマー用洗浄剤組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者等は、本発明の目的を達成するために鋭意研究した結果、ミリスチン酸塩とパルミチン酸塩とステアリン酸塩を含む脂肪酸塩とアルキルポリグルコシドを特定の割合で配合することにより、低温における吐出性が良好で、洗い流し時にぬるつきがないフォーマー用洗浄剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0009】
本発明に係るフォーマー用洗浄剤組成物は、泡吐出容器に充填されて使用されるフォー
マー用洗浄剤組成物であって、(A)脂肪酸塩と、(B)ポリアルキルグルコシドと、を含み、(A)成分が、(A-1)ミリスチン酸塩を全脂肪酸塩に対し40質量%以上と、(A-2)パルミチン酸塩と、(A-3)ステアリン酸塩を全脂肪酸塩に対し4質量%以上と、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、低温における吐出性が良好であり、洗い流し時にぬるつきがないフォーマー用洗浄剤組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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