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公開番号2025099013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023213240
出願日2023-12-18
発明の名称通信システム、端末装置および端末プログラム
出願人ソフトバンク株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04L 61/5069 20220101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ネットワークへのアクセスがひっ迫することで、コンテンツデータの取得が滞る状況を回避すること。
【解決手段】コンテンツデータが入稿されるデータ入稿装置と、モバイルネットワークを実現するための機能を提供するネットワーク装置とを含む通信システムであって、データ入稿装置は、入稿されたコンテンツデータを用いて、マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)の配信形態に応じたMBSデータを生成するデータ制御部と、MBSデータの配信制御を行う配信制御部と、を備え、ネットワーク装置は、配信制御に応じて、マルチキャストまたはブロードキャストで前記MBSデータをユーザに配信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンテンツデータが入稿されるデータ入稿装置と、モバイルネットワークを実現するための機能を提供するネットワーク装置とを含む通信システムであって、
前記データ入稿装置は、
入稿された前記コンテンツデータを用いて、マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)の配信形態に応じたMBSデータを生成するデータ制御部と、
前記MBSデータの配信制御を行う配信制御部と、
を備え、
前記ネットワーク装置は、
前記配信制御に応じて、マルチキャストまたはブロードキャストで前記MBSデータをユーザに配信する、
通信システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記コンテンツデータは、
前記ユーザの端末装置に導入されるアプリケーションの管理者によって、前記アプリケーションを介して提供されるデータであるアプリデータとして前記データ入稿装置に入稿される、
請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記データ入稿装置は、
前記ネットワーク装置として、前記モバイルネットワークに組み込まれる、
請求項2に記載の通信システム。
【請求項4】
前記配信制御部は、
前記モバイルネットワーク内の基準局に前記MBSデータを送信し、
前記基準局は、
前記データ入稿装置から受信した前記MBSデータをマルチキャストまたはブロードキャストで配信する、
請求項3に記載の通信システム。
【請求項5】
前記データ制御部は、
前記コンテンツデータを所定の単位で複数のデータに分割し、
前記配信制御部は、
前記分割で得られたセグメントデータで構成される前記MBSデータを前記基準局に送信する、
請求項4に記載の通信システム。
【請求項6】
前記データ制御部は、
前記MBSデータを構成する前記セグメントデータのそれぞれに、前記MBSデータ内での並び順の情報、前記アプリケーションのうち当該セグメントデータに対応するアプリケーションを識別する識別情報、当該セグメントデータのバージョン情報、当該セグメントデータを符号化処理した符号情報を付与する、
請求項5に記載の通信システム。
【請求項7】
前記配信制御部は、
前記ネットワーク装置に対して前記MBSデータの配信を担当させる地域を割り当てる処理を実行し、前記ネットワーク装置が前記地域を担当地域として登録した場合には、前記MBSデータの配信準備が完了したことを前記管理者に通知する、
請求項4に記載の通信システム。
【請求項8】
前記通信システムは、
前記ユーザの端末装置を、
さらに含み、
前記端末装置は、
前記基準局から配信された前記セグメントデータを取得する取得部と、
前記符号情報に基づいて、取得された前記セグメントデータから前記MBSデータを復元する復元部と、
を備える、
請求項6に記載の通信システム。
【請求項9】
前記取得部は、
前記並び順の情報に基づいて、前記端末装置に導入されているアプリケーションのうち、リクエストを行ったアプリケーションに対応する前記セグメントデータの全てを取得する、
請求項8に記載の通信システム。
【請求項10】
前記復元部は、
リクエストを行ったアプリケーションに対応する前記セグメントデータからエラーが検出された場合には、当該セグメントデータに付与される前記符号情報に基づいて、当該アプリケーションのアプリデータに対応する前記MBSデータを復元し、
前記取得部は、
前記MBSデータの復元が不可能な場合には、前記セグメントデータのうちエラーが検出された対象のセグメントデータを再度取得する、
請求項9に記載の通信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システム、端末装置および端末プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、基地局からユーザ装置に対してマルチキャストブロードキャストサービス(MBS)を提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-120319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、ネットワークへのアクセスがひっ迫することで、コンテンツデータの取得が滞る状況を回避することができるとは限らない。
【0005】
例えば、上記の従来技術には、第1基地局が、第2基地局を識別する第1識別子と、第2基地局がマルチキャストまたはブロードキャストで提供するMBSセッションを識別する第2識別子とを含む通知をコアネットワーク装置から受信する点が開示されている。
【0006】
すなわち、上記の従来技術で提案される構成は、第5世代(5G)システムにマルチキャストブロードキャストサービスを導入するうえで、LTE(Long Term Evolution)のマルチキャストブロードキャストサービスよりも改善されたサービスを提供するための構成であるといえる。このようなことから、上記の従来技術では、例えば、ネットワークへのアクセス集中により、ユーザ装置に導入されているアプリケーションによるコンテンツデータの出力に遅延が発生してしまうという状況を回避する点については考慮されていない。
【0007】
そこで、本発明では、ネットワークへのアクセスがひっ迫することで、コンテンツデータの取得が滞る状況を回避することが可能な通信システム、端末装置および端末プログラムを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明に係る一形態の通信システムは、コンテンツデータが入稿されるデータ入稿装置と、モバイルネットワークを実現するための機能を提供するネットワーク装置とを含む通信システムであって、前記データ入稿装置は、入稿された前記コンテンツデータを用いて、マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)の配信形態に応じたMBSデータを生成するデータ制御部と、制御後の前記コンテンツデータであるMBSデータの配信制御を行う配信制御部と、を備え、前記ネットワーク装置は、前記配信制御に応じて、マルチキャストまたはブロードキャストで前記MBSデータをユーザに配信する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ネットワークへのアクセスがひっ迫することで、コンテンツデータの取得が滞る状況を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る通信システムの概要を示す図である。
図2は、実施形態に係る通信システムの構成の具体例を説明する図である。
図3は、実施形態に係るデータ入稿装置の構成例を示す図である。
図4は、データ生成処理の具体例を示す図である。
図5は、MBSデータの配信態様を示す図である。
図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。
図7は、通信システムにおいてMBSデータの配信準備を完了させるまでの流れの一例を示すシーケンス図である。
図8は、通信システムにおいてMBSデータが配信される配信処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図9は、実施形態に係る装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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