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公開番号2025098730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215059
出願日2023-12-20
発明の名称服用感評価方法、服用感評価装置およびプログラム
出願人沢井製薬株式会社,個人,個人
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類A61B 5/397 20210101AFI20250625BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】定量的に評価可能な医薬製剤の服用感評価方法を提供すること。
【解決手段】医薬製剤の服用感評価方法は、人体に筋電図計の一部を装着し、装着された前記筋電図計を用いて医薬製剤を服用するときに測定された測定データを取得し、前記測定データに基づいて医薬製剤を服用するときの服用感評価情報を生成することを含む。上記服用感評価方法において、前記測定データを測定するときに、前記筋電図計を前記人体の舌骨上筋群又は舌骨下筋群のいずれかに装着してもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
人体に筋電図計の一部を装着し、装着された筋電図計を用いて医薬製剤を服用するときに測定された測定データを取得し、
前記測定データに基づいて医薬製剤を服用するときの服用感評価情報を生成する、
医薬製剤の服用感評価方法。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記測定データを測定するときに、
前記筋電図計を前記人体の舌骨上筋群又は舌骨下筋群のいずれかに装着する、
請求項1に記載の医薬製剤の服用感評価方法。
【請求項3】
前記測定データを取得した後で、
前記測定データに含まれる第1データを二乗平均平方根処理して第2データを生成し、
前記第2データから、前記第2データに対応し前記医薬製剤を服用していないときのベースラインの平均値に標準偏差(Standard Deviation)の2倍値を加えた値を超えるポイントを採用して第3データを生成し、
前記第3データに基づいて、医薬製剤を服用するときの服用感評価情報を生成する、
請求項1に記載の医薬製剤の服用感評価方法。
【請求項4】
前記第3データにおける電位の最大値に基づいて、医薬製剤を服用するときの服用感評価情報を生成する、
請求項3に記載の医薬製剤の服用感評価方法。
【請求項5】
前記第3データから生成された面積値に基づいて、医薬製剤を服用するときの服用感評価情報を生成する、
請求項3に記載の医薬製剤の服用感評価方法。
【請求項6】
前記服用感評価情報が所定の条件を満たすときに、良好な服用感であると判定する、
請求項1に記載の医薬製剤の服用感評価方法。
【請求項7】
前記服用感を判定した結果を通知する、
請求項6に記載の医薬製剤の服用感評価方法。
【請求項8】
前記医薬製剤は、カプセル剤、錠剤、顆粒剤、および粉末剤のいずれかである、
請求項1に記載の医薬製剤の服用感評価方法。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか一項に記載の服用感評価方法を実行させるためのプログラム。
【請求項10】
人体に装着された筋電図計を用いて医薬製剤を服用するときに測定された測定データを取得し、
前記測定データに基づいて医薬製剤を服用するときの服用感評価情報を生成する、制御部を含む
医薬製剤の服用感評価装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、医薬製剤の新たな評価方法に関する発明である。より詳細には、医薬製剤を服用する際の筋活動量から服用感を評価する新規な測定方法、測定装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、医薬製剤の服用感を評価する際には被験者の主観による評価(非特許文献1~4)の他に、機器などを用いて客観的に嚥下能力や服用感を評価する方法が知られている(非特許文献5~7)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
大嶋耐之,外7名,「内用固形製剤の服用しやすさ,摘みやすさに及ぼす製剤の大きさ・形状の影響(第1報):高齢者と学生の比較」,Japanese Journal of Pharmaceutical Health Care and Sciences, 2006, Vol. 34, No. 12, p.842-848
中島康雄,「カプセル剤と錠剤との服用しやすさ比較」,薬事新報, 1991, No. 1636, p.91-94
倉田なおみ,外3名,「高齢者が服用しやすい医薬品の研究-服用可能な口腔内崩壊錠の大きさに関する評価-」,Japanese Journal of Pharmaceutical Health Care and Sciences, 2010, Vol. 36, No. 6, p.397-405
三浦宏子,外1名,「錠剤の大きさが虚弱高齢者の服薬に与える影響―服薬模擬調査による検討―」,日本老年医学会雑誌,2007, 44, p.627-633
松本敏生,外3名,「医薬品の服用しやすさに関する基礎的研究」,人間工学, 2007, 第43巻, p.444-445
小野高裕,外5名,「咀噌・嚥下における舌圧測定法とその臨床応用」,日摂食嚥下リハ会誌, 2006, Vol.10, No.3, p.207-219
小野高裕,外5名,「舌圧センサシートを用いたパーキンソン病患者の嚥下機能定量評価」,バイオメカニズム学会誌,2010, Vol. 34, No. 2, p.105-110
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在広く用いられている被験者の主観による評価は、客観性や再現性を保つことが難しい。そのため、機器などを用いる客観的な方法が望まれるが、確立した方法はまだ知られていない。
【0005】
そこで、本発明は、定量的に評価可能な医薬製剤の服用感評価方法を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、人体に筋電図計の一部を装着し、装着された前記筋電図計を用いて医薬製剤を服用するときに測定された測定データを取得し、前記測定データに基づいて医薬製剤を服用するときの服用感評価情報を生成する、医薬製剤の服用感評価方法が提供される。
【0007】
上記服用感評価方法において、前記測定データを測定するときに、前記筋電図計を前記人体の舌骨上筋群又は舌骨下筋群のいずれかに装着してもよい。
【0008】
上記服用感評価方法において、前記測定データを取得した後で、前記測定データに含まれる第1データを二乗平均平方根処理して第2データを生成し、前記第2データから、前記第2データに対応し前記医薬製剤を服用していないときのベースラインの平均値に標準偏差(Standard Deviation)の2倍値を加えた値を超えるポイントを採用して第3データを生成し、前記第3データに基づいて、前記服用感評価情報を生成してもよい。
【0009】
上記服用感評価方法において、前記第3データにおける電位の最大値に基づいて、前記服用感評価情報を生成してもよい。
【0010】
上記服用感評価方法において、前記第3データから生成された面積値に基づいて、前記服用感評価情報を生成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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