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公開番号
2025098724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215052
出願日
2023-12-20
発明の名称
学習支援装置、学習支援方法、学習支援システムおよびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G09B
7/08 20060101AFI20250625BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】学習効果をより高めることが可能な択一形式のクイズを作成する学習支援装置を提供する。
【解決手段】学習支援装置は、複数の質問文と、複数の質問文の一つ一つに対して、それぞれ難易度の異なる複数の正解選択肢を記憶するとともに、複数の質問文の一つ一つについて過去の正答率を記憶する。学習支援装置は、複数の質問文から一つの質問文を選択する。学習支援装置は、選択された一つの質問文について記憶されている過去の正答率に応じた難易度の正解選択肢を、複数の正解選択肢のうちから、決定する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
択一形式のクイズを作成する学習支援装置であって、
複数の質問文と、前記複数の質問文の一つ一つに対して、それぞれ難易度の異なる複数の正解選択肢を記憶するクイズ記憶手段と、
前記複数の質問文の一つ一つについて過去の正答率を記憶する正答率記憶手段と、
前記クイズ記憶手段に記憶されている前記複数の質問文から一つの質問文を選択する選択手段と、
前記選択された一つの質問文について前記正答率記憶手段に記憶されている前記過去の正答率に応じた難易度の正解選択肢を、前記複数の正解選択肢のうちから決定し、前記一つの質問文と、前記過去の正答率に応じた難易度の正解選択肢とを含む択一形式のクイズを作成する作成手段と、
を有する学習支援装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記複数の正解選択肢は、第一の難易度の正解選択肢と、前記第一の難易度よりも低い第二の難易度の正解選択肢と、を含み
前記第一の難易度の正解選択肢は、前記第二の難易度の正解選択肢の上位概念となる教育的示唆を含む、請求項1に記載の学習支援装置。
【請求項3】
前記複数の正解選択肢は、さらに、前記第二の難易度よりも低い第三の難易度の正解選択肢を含み
前記第二の難易度の正解選択肢は、前記第三の難易度の正解選択肢の上位概念となる教育的示唆を含む、請求項2に記載の学習支援装置。
【請求項4】
前記作成手段は、前記選択された一つの質問文について前記正答率記憶手段に前記過去の正答率がまだ記憶されていなければ、前記選択された一つの質問文について予め用意されている前記それぞれ難易度の異なる複数の正解選択肢からランダムに一つの正解選択肢を決定する、請求項1に記載の学習支援装置。
【請求項5】
前記クイズ記憶手段は、さらに、前記複数の質問文の一つ一つに対してそれぞれ難易度の異なる複数の不正解選択肢を記憶しており、
前記作成手段は、前記選択された一つの質問文について前記正答率記憶手段に記憶されている前記過去の正答率に応じた難易度の不正解選択肢を、前記複数の不正解選択肢のうちから決定し、前記過去の正答率に応じた難易度の不正解選択肢を前記択一形式のクイズに含める、請求項1に記載の学習支援装置。
【請求項6】
前記クイズ記憶手段は、さらに、前記複数の質問文の一つ一つに対して複数の不正解選択肢を記憶しており、
前記作成手段は、前記選択された一つの質問文について記憶されている前記複数の不正解選択肢から前記択一形式のクイズに含められる一つ以上の不正解選択肢をランダムに決定する、請求項1に記載の学習支援装置。
【請求項7】
解答者を認証する認証手段をさらに有し、
前記正答率は、前記認証手段により認証された前記解答者の個別の正答率である、請求項1に記載の学習支援装置。
【請求項8】
前記正答率は、同一の質問文に対する複数の解答者についての平均的な正答率である、請求項1に記載の学習支援装置。
【請求項9】
前記複数の質問文は、失敗事例と、前記失敗事例から得られる教訓とを学習するための質問文であり、
前記正解選択肢は、前記失敗事例から得られる教訓を含む、請求項1に記載の学習支援装置。
【請求項10】
前記教訓は、予め失敗事例から抽出された失敗の現象、前記失敗の原因および前記失敗の対策のうち少なくとも一つを含む知識と、前記知識を端的に表す標語とを含む、請求項9に記載の学習支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、学習支援装置、学習支援方法、学習支援システムおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1によれば、複数の基本問題からなる基本問題群について解答者に解答させ、その正解率が高ければ、より難しい確認問題からなる確認問題群を出題し、正解率が低ければ、基本問題の選択肢を変更することが記載されている。これにより、ユーザに、知識の定着を図ることが可能となるという。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-082149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、企業等では失敗事例をデータベース化し、新入社員等が失敗事例を学ぶことがある。短時間で学習効率を上げるためには、より適切な質問文と解答文とが必要となる。特に、複数ある選択肢の中から正解となる選択肢をユーザに選択させる択一形式のクイズは、ユーザに失敗事例を学習させるために向いている。ユーザが、ある程度の期間を空けて繰り返し同一の択一形式のクイズに解答すると、そのユーザは、正解となる選択肢を暗記してしまい、学習効果が上がらないことがある。
【0005】
特許文献1では、基本問題群についての正解率が第1所定数以上でない場合に、基本問題の選択肢を増加したり、選択肢の内容を変更したりすることが記載されている。しかし、選択肢の内容をどのように変更するかは記載されていない。また、基本問題群についての正解率が第1所定数以上である場合に、確認問題群が出題されることが記載されている。基本問題は誤答肢を選択する問題であるが、確認問題は正答肢を選択する問題であることが記載されている。しかし、確認問題において、正答肢および誤答肢をどのように作成するかが記載されていない。
【0006】
そこで、本発明は、学習効果をより高めることが可能な択一形式のクイズを作成する学習支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、たとえば、
択一形式のクイズを作成する学習支援装置であって、
複数の質問文と、前記複数の質問文の一つ一つに対して、それぞれ難易度の異なる複数の正解選択肢を記憶するクイズ記憶手段と、
前記複数の質問文の一つ一つについて過去の正答率を記憶する正答率記憶手段と、
前記クイズ記憶手段に記憶されている前記複数の質問文から一つの質問文を選択する選択手段と、
前記選択された一つの質問文について前記正答率記憶手段に記憶されている前記過去の正答率に応じた難易度の正解選択肢を、前記複数の正解選択肢のうちから決定し、前記一つの質問文と、前記過去の正答率に応じた難易度の正解選択肢とを含む択一形式のクイズを作成する作成手段と、
を有する学習支援装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、学習効果をより高めることが可能な択一形式のクイズを作成する学習支援装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
学習支援システムを説明する図。
学習支援装置を説明する図。
ユーザ端末を説明する図。
失敗事例データベースを説明する図。
入力画面を説明する図。
クイズ画面を説明する図。
データベースを説明する図。
作成装置を説明する図。
出題装置を説明する図。
正解選択肢を説明する図。
作成方法を説明するフローチャート。
正解選択肢の決定方法を説明するフローチャート。
クイズの出題方法を説明するフローチャート。
選択肢の調整方法を説明するフローチャート。
プレビュー画面を説明する図。
選択肢の再決定方法を説明する図。
教訓の抽出例を説明する図。
教訓の抽出例を説明する図。
教訓の抽出例を説明する図。
他のユーザ端末を説明する図。
他のユーザ端末を説明する図。
学習支援システムの生産方法を占めるフローチャート。
クイズの解答方法を説明するフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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