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公開番号2025098721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215049
出願日2023-12-20
発明の名称画像処理装置、撮像装置、制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/63 20230101AFI20250625BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザがノイズ低減効果を早期に確認するための技術を提供する。
【解決手段】画像処理装置であって、表示部に表示中の第1の画像から局所領域を選択する選択手段と、前記局所領域を示す第2の画像を前記第1の画像から生成して前記第2の画像に対して高画質化処理を行う処理手段と、前記処理手段により前記高画質化処理が行われた第3の画像を前記表示部に表示させる制御手段とを備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
表示部に表示中の第1の画像から局所領域を選択する選択手段と、
前記局所領域を示す第2の画像を前記第1の画像から生成して前記第2の画像に対して高画質化処理を行う処理手段と、
前記処理手段により前記高画質化処理が行われた第3の画像を前記表示部に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記第1の画像とともに前記第3の画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記選択手段は、前記表示部にライブビュー表示されている前記第1の画像から前記局所領域を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
ISO感度の情報を取得する取得手段と、
前記ISO感度が閾値以上である場合に、前記処理手段による前記高画質化処理を行うと判定する判定手段と、をさらに備え、
前記選択手段は、前記判定手段により前記高画質化処理を行うと判定された場合に、前記局所領域を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第1の画像の平均輝度の情報を取得する取得手段と、
前記平均輝度が閾値以下である場合に、前記処理手段による前記高画質化処理を行うと判定する判定手段と、をさらに備え、
前記選択手段は、前記判定手段により前記高画質化処理を行うと判定された場合に、前記局所領域を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記第1の画像を複数の領域に分割する分割手段と、
前記複数の領域の各々について領域の平均輝度の情報を取得する取得手段と、
前記平均輝度が閾値以下である領域の割合が閾値以上である場合に、前記処理手段による前記高画質化処理を行うと判定する判定手段と、をさらに備え、
前記選択手段は、前記判定手段により前記高画質化処理を行うと判定された場合に、前記局所領域を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
ユーザ操作を受け付ける受付手段をさらに備え、
前記選択手段は、前記表示部にライブビュー表示されている前記第1の画像に対して、前記ユーザ操作によって等倍表示された局所領域を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
ユーザ操作を受け付ける受付手段をさらに備え、
前記選択手段は、前記表示部にライブビュー表示されている前記第1の画像に対して、前記ユーザ操作によって指定されたフォーカス位置に基づいて前記局所領域を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記選択手段は、前記表示部にライブビュー表示されている前記第1の画像から検出された物体候補領域に基づいて前記局所領域を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記局所領域を示す前記第2の画像に対してリアルタイムで前記高画質化処理を行うことが可能かどうかを示す情報を提示する提示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、撮像装置、制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カメラなどの撮像装置では、撮像センサによって撮像された生の画像情報(RAW画像)をデベイヤー処理(デモザイク処理)し、輝度と色差から成る信号に変換する。そして、各信号について高画質化処理、光学的な歪補正、画像の適正化などの所謂現像処理を行っている。
【0003】
低輝度領域を多く含む環境下で撮影を実施する場合は、撮像装置の撮像センサ感度を高く設定して撮影することがある。しかし、このような高感度設定で撮影を行うと、画像内にノイズが発生しやすい。そのため、高画質化、特にノイズ低減を行う処理性能を向上させることが求められる。
【0004】
ノイズ低減を行って高画質化した画像を生成する技術では、ノイズリダクション(以降、NRと称する)を用いた高画質化処理手法が知られている。しかし、高精度なNR処理を行うには、膨大な演算が必要となるため、処理に時間がかかってしまう。
【0005】
これに対して、特許文献1は、撮影前後で画像処理手法を分けることにより、処理時間の短縮を行うことを開示している。具体的には、撮影動作時は、高速で画像処理を行って画像を確認する必要があるため、簡易的な画像処理を行うことで高速化を重視した高画質化処理を行う。そして、撮影後に画像を表示して確認する際は、より高負荷な画像処理を行って高画質化を重視するという方法である。これにより、撮影動作中に、撮像装置によって撮像される画像内のノイズを、どの程度低減できるかを確認することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-179851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、撮影前と撮影後の高画質化処理が異なるため、所望の画像を撮影できるかどうかを撮影動作時に確認することが難しい。すなわち、ユーザがノイズ低減効果を早期に確認することが難しいという課題がある。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザがノイズ低減効果を早期に確認するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成する本発明に係る画像処理装置は、
表示部に表示中の第1の画像から局所領域を選択する選択手段と、
前記局所領域を示す第2の画像を前記第1の画像から生成して前記第2の画像に対して高画質化処理を行う処理手段と、
前記処理手段により前記高画質化処理が行われた第3の画像を前記表示部に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ユーザがノイズ低減効果を早期に確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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