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公開番号2025097619
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213909
出願日2023-12-19
発明の名称顔の印象調整方法
出願人ピアス株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類G06T 7/00 20170101AFI20250624BHJP(計算;計数)
要約【課題】客観的な眉形状の指標を採用した顔の印象評価方法を提供する。
【解決手段】メイクアップされた眉の形状に基づいて顔の印象を評価する顔の印象評価方法であって、眉の形状を特定する形状特定ステップと、顔の印象を評価項目ごとに確認する印象確認ステップとを備える。形状特定ステップは、小鼻の付け根から真上へ延びる第1基準直線α1と、付け根及び眉の眉頭をそれぞれ結ぶ直線との離間程度を求める第1ステップと、口角及び目尻を結ぶ第2基準直線とα2、口角及び眉の眉尻をそれぞれ結ぶ直線との離間程度を求める第2ステップと、眉における左右両端部の各下端を互いに結ぶ第3基準直線と、左右方向に延びる眉の下縁との離間程度を求める第3ステップと、を含む。印象確認ステップでは、顔における目、鼻、及び口の各配置又は各大きさに関わる評価項目及び顔の大きさ又は縦横比に関わる評価項目、のうち少なくとも1項目を評価項目として採用する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
メイクアップされた眉の形状に基づいて顔の印象を評価する顔の印象評価方法であって、
前記眉の形状を特定する形状特定ステップと、
前記眉の形状が特定された前記顔の印象を評価項目ごとに確認する印象確認ステップとを備え、
前記形状特定ステップは、少なくとも、
前記顔における左右両側の小鼻の付け根からそれぞれ真上へ延びる第1基準直線を設定し、前記付け根及び前記眉の眉頭をそれぞれ結ぶ直線と前記第1基準直線との離間程度を求める第1ステップと、
前記顔における左右両側の口角及び目尻をそれぞれ結ぶ第2基準直線を設定し、前記口角及び前記眉の眉尻をそれぞれ結ぶ直線と前記第2基準直線との離間程度を求める第2ステップと、
前記顔における左右両側の前記眉それぞれにおける左右両端部の各下端を互いに結ぶ第3基準直線を設定し、左右方向に延びる前記眉の下縁と前記第3基準直線との離間程度を求める第3ステップと、を含み、
前記印象確認ステップでは、
前記顔における目、鼻、及び口の各配置又は各大きさに関わる評価項目、及び、前記顔の大きさ又は縦横比に関わる評価項目、のうち少なくとも1項目を前記評価項目として採用する、顔の印象評価方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
メイクアップされた眉の形状に基づいて顔の印象を調整する顔の印象調整方法であって、
前記眉の形状を変化させた少なくとも2つの顔の画像を準備する画像準備工程と、
準備した少なくとも2つの前記画像の印象を目視で確認する印象確認工程と、を含み、
前記画像準備工程は、
前記顔における左右両側の小鼻の付け根からそれぞれ真上へ延びる第1基準直線を設定し、前記付け根及び前記眉の眉頭をそれぞれ結ぶ直線と前記第1基準直線との離間程度を変えることで前記眉の形状を変化させる第1変更工程、及び、
前記顔における左右両側の口角及び目尻をそれぞれ結ぶ第2基準直線を設定し、前記口角及び前記眉の眉尻をそれぞれ結ぶ直線と前記第2基準直線との離間程度を変えることで前記眉の形状を変化させる第2変更工程、
前記顔における左右両側の前記眉それぞれにおける左右両端部の各下端を互いに結ぶ第3基準直線を設定し、左右方向に延びる前記眉の下縁と前記第3基準直線との離間程度を変えることで前記眉の形状を変化させる第3変更工程、のうち少なくとも1つを含み、
前記印象確認工程では、
前記第1変更工程乃至前記第3変更工程の少なくともいずれかによって前記眉の形状を変化させた顔に基づいて、前記顔の印象に関わる評価項目ごとに前記顔の印象を目視で確認する、顔の印象調整方法。
【請求項3】
眉のメイクアップ方法であって、少なくとも、
顔における左右両側の小鼻の付け根からそれぞれ真上へ延びる第1基準直線と、左右の自眉における各眉頭の下端ラインとの交点部分に第1の印を付ける第1手順と、
顔における左右両側の口角及び目尻をそれぞれ結ぶ第2基準直線と、前記自眉における各眉尻の下端ラインとの交点部分に第2の印を付ける第2手順と、
前記第1の印及び前記第2の印のうち高さが低い一方の印から他方の印の方へ水平方向に延びる仮想直線を設定し、左右方向に延びる前記自眉の下縁と前記仮想直線との間の皮膚における少なくとも前記下縁側に眉を描く第3手順と、を含む、眉のメイクアップ方法。
【請求項4】
前記第3手順では、前記仮想直線に重なるように線状の印を付け、該線状の印と前記自眉の下端との間の皮膚に眉を描く、請求項3に記載の眉のメイクアップ方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メイクアップされた眉の形状に基づいて顔の印象を評価する顔の印象評価方法、メイクアップされた眉の形状に基づいて顔の印象を調整する顔の印象調整方法、及び、眉のメイクアップ方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、メイクアップされた顔、又は、目元の外観上の印象を評価するための様々な評価方法が知られている。例えば、まつ毛の状態を数値化し、まつ毛の状態を示す数値を指標として利用して目元の印象を評価する方法が知られている。
【0003】
この種の評価方法としては、例えば、複数の被験者の側面目元画像においてまつ毛について算出した、まつ毛の付け根Bと先端Hとを結ぶ線分BHが水平線HLと成す角度θの不偏分散V(θ)、及び/又は、まつ毛の付け根Bと先端Hとを結ぶ線分BHとまつ毛の付け根Bから先端Hまでをなぞる線とに囲まれる領域の面積Sを、まつ毛の付け根Bから先端Hまでをなぞる線の長さLeで除したカール値S/Le、を指標として採用し、目元の印象を評価する方法が知られている(特許文献1など)。
【0004】
特許文献1に記載の評価方法によれば、簡便且つ精度よく特定したまつ毛のカール度合いやばらつき度合いを指標として、目元の印象を評価できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-191105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、顔の印象を特徴付ける眉形状に基づいて顔の印象を評価する方法は、いまだ十分に検討されていない、特に、顔における特定の印象と高い相関関係を有する、客観的な眉形状の指標を採用した顔の印象評価方法については、未だ十分に検討されているとはいえない。
また、眉形状を表す客観的な指標を採用して顔を特定の印象へと調整できる顔の印象調整方法についても、未だ十分に検討されているとはいえない。
【0007】
そこで、本発明は、顔における特定の印象と高い相関関係を有する、客観的な眉形状の指標を採用した顔の印象評価方法を提供することを課題とする。
また、本発明は、眉の形状を表す客観的な指標を利用して顔を特定の印象へと調整できる顔の印象調整方法を提供することを課題とする。
さらに、本発明は、顔を特定の印象に見せることができる、自眉に対するメイクアップ方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る顔の印象評価方法は、メイクアップされた眉の形状に基づいて顔の印象を評価する顔の印象評価方法であって、
前記眉の形状を特定する形状特定ステップと、
前記眉の形状が特定された前記顔の印象を評価項目ごとに確認する印象確認ステップとを備え、
前記形状特定ステップは、少なくとも、
前記顔における左右両側の小鼻の付け根からそれぞれ真上へ延びる第1基準直線を設定し、前記付け根及び前記眉の眉頭をそれぞれ結ぶ直線と前記第1基準直線との離間程度を求める第1ステップと、
前記顔における左右両側の口角及び目尻をそれぞれ結ぶ第2基準直線を設定し、前記口角及び前記眉の眉尻をそれぞれ結ぶ直線と前記第2基準直線との離間程度を求める第2ステップと、
前記顔における左右両側の前記眉それぞれにおける左右両端部の各下端を互いに結ぶ第3基準直線を設定し、左右方向に延びる前記眉の下縁と前記第3基準直線との離間程度を求める第3ステップと、を含み、
前記印象確認ステップでは、
前記顔における目、鼻、及び口の各配置又は各大きさに関わる評価項目、及び、前記顔の大きさ又は縦横比に関わる評価項目、のうち少なくとも1項目を前記評価項目として採用する。
【0009】
本発明に係る顔の印象調整方法は、メイクアップされた眉の形状に基づいて顔の印象を調整する顔の印象調整方法であって、
前記眉の形状を変化させた少なくとも2つの顔の画像を準備する画像準備工程と、
準備した少なくとも2つの前記画像の印象を目視で確認する印象確認工程と、を含み、
前記画像準備工程は、
前記顔における左右両側の小鼻の付け根からそれぞれ真上へ延びる第1基準直線を設定し、前記付け根及び前記眉の眉頭をそれぞれ結ぶ直線と前記第1基準直線との離間程度を変えることで前記眉の形状を変化させる第1変更工程、及び、
前記顔における左右両側の口角及び目尻をそれぞれ結ぶ第2基準直線を設定し、前記口角及び前記眉の眉尻をそれぞれ結ぶ直線と前記第2基準直線との離間程度を変えることで前記眉の形状を変化させる第2変更工程、
前記顔における左右両側の前記眉それぞれにおける左右両端部の各下端を互いに結ぶ第3基準直線を設定し、左右方向に延びる前記眉の下縁と前記第3基準直線との離間程度を変えることで前記眉の形状を変化させる第3変更工程、のうち少なくとも1つを含み、
前記印象確認工程では、
前記第1変更工程乃至前記第3変更工程の少なくともいずれかによって前記眉の形状を変化させた顔に基づいて、前記顔の印象に関わる評価項目ごとに前記顔の印象を目視で確認する。
【0010】
本発明に係る眉のメイクアップ方法は、少なくとも、
顔における左右両側の小鼻の付け根からそれぞれ真上へ延びる第1基準直線と、左右の自眉における各眉頭の下端ラインとの交点部分に第1の印を付ける第1手順と、
顔における左右両側の口角及び目尻をそれぞれ結ぶ第2基準直線と、前記自眉における各眉尻の下端ラインとの交点部分に第2の印を付ける第2手順と、
前記第1の印及び前記第2の印のうち高さが低い一方の印から他方の印の方へ水平方向に延びる仮想直線を設定し、左右方向に延びる前記自眉の下縁と前記仮想直線との間の皮膚における少なくとも前記下縁側に眉を描く第3手順と、を含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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