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公開番号2025095512
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211562
出願日2023-12-14
発明の名称治具
出願人株式会社ムラコシ精工
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人
主分類E05F 3/00 20060101AFI20250619BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】枠体の横幅に拘わらず、ガイドレールに対するクローザの最適な取り付け位置を容易に決定し得る治具を提供する。
【解決手段】枠体に取り付けられたガイドレールに沿って扉体を閉じ切る又は開き切るためにガイドレールに対する最適な位置にクローザを取り付けるための治具(300)であって、治具(300)は、ガイドレールに着脱自在に取り付けられる本体部(301)と、扉体の上端部に取り付けられてガイドレールに沿って走行し、クローザに引き込まれる移動ローラと接触する端面(303a)が設けられた突出部(303)と、突出部(303)の端面(303a)から所定の距離だけ離れた本体部(301)の位置に上下方向に沿って設けられた貫通孔(305)と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
枠体に取り付けられたガイドレールに沿って扉体を閉じ切る、または、開き切るために当該ガイドレールに対する最適な位置にクローザを取り付けるための治具であって、
前記治具は、
前記ガイドレールに着脱自在に取り付けられる本体部と、
前記扉体の上端部に取り付けられて前記ガイドレールに沿って走行し、前記クローザに引き込まれる移動ローラと接触する端面が設けられた突出部と、
前記突出部の前記端面から所定の距離だけ離れた前記本体部の位置に上下方向に沿って設けられた貫通孔と
を備えることを特徴とする治具。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記本体部は、前記突出部の前記端面が前記移動ローラと接触して前記ガイドレールに取り付けられた状態で、前記扉体を閉じ切った場合に前記移動ローラと共に前記ガイドレールに沿って移動して停止したときの前記貫通孔と対向する前記ガイドレールの位置を、前記クローザを前記ガイドレールに取り付けるために設けられた当該クローザの貫通孔の位置とする
請求項1に記載の治具。
【請求項3】
前記本体部の側面には、前記ガイドレールに対して着脱自在に取り付けるための突起部分が設けられている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の治具。
【請求項4】
前記本体部は、前記移動ローラのタイヤが転動する一対のフランジ壁部の間から挿入可能な幅である
請求項1に記載の治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、治具として、例えば折戸装置の扉が完全に閉じた状態になるように付勢するクローザをガイドレールの適切な位置に取り付けるための治具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ヒンジを介して2枚の扉体を2つ折りにすることにより開閉する折戸装置や、引戸を開閉方向に沿って移動させる引戸装置がある。このような折戸装置や引戸装置に設けられる開閉体緩衝装置(以下、これを「クローザ」と呼ぶ。)は、枠体上部のガイドレールに設けられた戸先側上金具を引き込むことにより、扉体や引戸を完全に閉め切る位置まで緩やかに移動させることができる(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
特開2023-66322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなクローザにおいては、扉体を支持するガイドレールに対して当該扉体を完全に閉め切るための最適な位置にクローザを取り付けなければならない。しかしながら、ガイドレールのどの位置にクローザを取り付ければ扉体を完全に閉じた位置まで引き込むことができるかについては、個々の枠体の横幅によってそれぞれ異なる。このため、従来はガイドレールに取り付けるクローザの位置を個別具体的に計算し、設計図面を作成する等の煩雑な作業が要求されていた。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、枠体の横幅に拘わらず、ガイドレールに対するクローザの最適な取り付け位置を容易に決定し得る治具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明においては、枠体に取り付けられたガイドレールに沿って扉体を閉じ切る、または、開き切るために当該ガイドレールに対する最適な位置にクローザを取り付けるための治具であって、前記治具は、前記ガイドレールに着脱自在に取り付けられる本体部と、前記扉体の上端部に取り付けられて前記ガイドレールに沿って走行し、前記クローザに引き込まれる移動ローラと接触する端面が設けられた突出部と、前記突出部の前記端面から所定の距離だけ離れた前記本体部の位置に上下方向に沿って設けられた貫通孔と、を備える。
【0007】
本発明において、前記本体部は、前記突出部の前記端面が前記移動ローラと接触して前記ガイドレールに取り付けられた状態で、前記扉体を閉じ切った場合に前記移動ローラと共に前記ガイドレールに沿って移動して停止したときの前記貫通孔と対向する前記ガイドレールの位置を、前記クローザを前記ガイドレールに取り付けるために設けられた当該クローザの貫通孔の位置とすることが好ましい。
【0008】
本発明において、前記本体部の側面には、前記ガイドレールに対して着脱自在に取り付けるための突起部分が設けられていることが好ましい。
【0009】
本発明において、前記本体部は、前記移動ローラのタイヤが転動する一対のフランジ壁部の間から挿入可能な幅であることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
以上の構成によれば、枠体の横幅に拘わらず、ガイドレールに対するクローザの最適な取り付け位置を容易に決定し得る治具を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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