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公開番号
2025094322
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023209765
出願日
2023-12-13
発明の名称
スイッチ装置
出願人
株式会社ヴァレオジャパン
代理人
弁理士法人紀尾井坂テーミス
主分類
H05F
3/02 20060101AFI20250618BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】基板上の電子部品に静電気が作用する可能性を低減する。
【解決手段】スイッチ装置1は、電子部品51を実装したプリント基板5を収容するケース2と、ケース2で、プリント基板5に沿う軸線X回りに回動可能に支持された操作ノブ3と、を有する。操作ノブ3とプリント基板との対向方向に沿う軸線Y方向から見てケース2では、プリント基板5の設置領域Aと、接地側の導電性部材であるブッシュ27の設置領域Bが設定されている。操作ノブ3では、ブッシュ27との対向部に、ブッシュ27側に突出する突出部38が設けられている。突出部38は、ブッシュ27との間に隙間を空けて、ブッシュ27に対向している。操作ノブ3は、当該操作ノブ3の各部から突出部38までの電荷の移動が可能である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
電子部品を実装した基板を収容するハウジングと、
前記ハウジングにおいて前記基板に沿う回動軸回りに回動可能に支持された操作部材と、を有するスイッチ装置であって、
前記操作部材と前記基板との対向方向に沿う軸線方向から見て前記ハウジングでは、前記基板の設置領域と、接地側の導電性部材の設置領域が設定されており、
前記操作部材では、前記導電性部材との対向部に突出部が設けられており、前記突出部は、前記導電性部材との間に隙間を空けて前記導電性部材に対向配置されており、
前記操作部材は、前記突出部までの電荷の移動が可能である、スイッチ装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記軸線方向から見て前記ハウジングでは、前記基板の設置領域と、前記導電性部材の設置領域とが、前記回動軸の径方向で位置をずらして設定されており、
前記導電性部材の設置領域は、前記基板の設置領域と前記回動軸との間に位置している、スイッチ装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記操作部材は、操作力が作用していないときの基準位置と、前記操作力が作用したときの操作位置と、の間で相対変位可能であり、
前記突出部は、前記操作部材が前記基準位置と前記操作位置の何れに配置されている時にも、前記導電性部材との離間距離のほうが、前記基板または前記電子部品との離間距離よりも短い、スイッチ装置。
【請求項4】
請求項3において、
前記操作部材は、
前記軸線方向での前記操作部材の変位を誘導するガイド片と、
前記ガイド片に設けられて、前記ハウジング側の係止爪が係合する係合孔と、を有しており、
前記ガイド片は、前記基板の側方を横切る前記軸線方向の長さを有しており、
前記係合孔は、前記操作部材の変位範囲に応じて決まる前記軸線方向の長さを有している、スイッチ装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4の何れか一において、
前記導電性部材は、ネジ孔を持つ筒状のブッシュであり、
前記ブッシュは、前記ネジ孔を前記軸線方向に沿わせた向きで、前記ハウジングに埋め込まれている、スイッチ装置。
【請求項6】
請求項5において、
前記軸線方向から見て、前記ハウジングにおける前記ブッシュが埋め込まれた領域では、前記突出部との対向領域に、前記ブッシュを露出させる切欠部が設けられており、
前記ブッシュは、前記切欠部で露出した部位を除く他の部位が、前記ハウジングに埋め込まれている、スイッチ装置。
【請求項7】
請求項6において、
前記操作部材は、導電性材料で形成される、スイッチ装置。
【請求項8】
請求項1において、
前記スイッチ装置は、車載変速機操作用のパドルシフトスイッチである、スイッチ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ステアリングホイールに付設されるパドルシフトスイッチが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
韓国公開特許第10-2018-0038218号公報
【0004】
この種のパドルスイッチには、ステアリングホイールに固定されるケースと、ケースで支持されたシャフトと、シャフトで回動可能に支持される操作ノブと、を有するものがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
操作ノブは、ユーザにより操作される部位である。操作ノブが導電性を持つ素材で形成されている場合、ユーザが操作ノブを操作する際に、ユーザと操作ノブとの電位差に起因して、操作ノブを静電気が流れる場合がある。
【0006】
ケースの内部には、電子部品が実装された基板が収容されている。操作ノブを流れる静電気が基板上の電子部品に作用すると、電子部品の動作に影響が及ぶ可能性がある。
そこで、基板上の電子部品に、静電気が作用する可能性を低減させることが求められている。
なお、このような要求に限らず、後記する「発明を実施するための形態」に開示した各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
電子部品を実装した基板を収容するハウジングと、
前記ハウジングにおいて前記基板に沿う回動軸回りに回動可能に支持された操作部材と、を有するスイッチ装置であって、
前記操作部材と前記基板との対向方向に沿う軸線方向から見て前記ハウジングでは、前記基板の設置領域と、接地側の導電性部材の設置領域が設定されており、
前記操作部材では、前記導電性部材との対向部に突出部が設けられており、前記突出部は、前記導電性部材との間に隙間を空けて前記導電性部材に対向配置されており、
前記操作部材は、前記突出部までの電荷の移動が可能である構成のスイッチ装置とした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、基板上の電子部品に、静電気が作用する可能性を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
スイッチ装置を説明する図である。
スイッチ装置を説明する図である。
スイッチ装置のケースを説明する図である。
スイッチ装置の断面図である。
操作ノブを説明する図である。
スイッチ装置の断面図である。
スイッチ装置の断面図である。
スイッチ装置の断面図である。
スイッチ装置のケースの要部拡大図である
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を、車両のステアリングホイールに取り付けられて、車載変速機の操作に用いられるスイッチ装置1(パドルシフトスイッチ)の場合を例に挙げて説明する。
図1および図2は、スイッチ装置1を説明する図である。図1は、スイッチ装置1のステアリングホイールSWへの設置状態を示した斜視図である。図2は、スイッチ装置1の分解斜視図である。
なお、図1では、ステアリングホイールSWを仮想線で示している。
(【0011】以降は省略されています)
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