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公開番号2025092742
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025061891,2023576537
出願日2025-04-03,2022-01-28
発明の名称媒体搬送装置、媒体給送方法及び制御プログラム
出願人株式会社PFU
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65H 3/06 20060101AFI20250612BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】媒体の重送が発生した場合に、媒体をより適切に復旧させることが可能な媒体搬送装置を提供する。
【解決手段】載置台と、載置台に載置された媒体を給送するための給送ローラと、給送ローラに対向して配置された分離ローラと、給送ローラを駆動するための第1モータと、分離ローラを駆動するための第2モータと、媒体の重送が発生したか否かを判定する判定部と、判定部により媒体の重送が発生したと判定された場合、媒体を載置台に戻すように、第1モータ及び第2モータを制御する制御部と、を有し、制御部は、媒体を載置台に戻す際に、分離ローラを回転させてから給送ローラを回転させるように、第1モータ及び第2モータを制御する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
載置台と、
前記載置台に載置された媒体を給送するための給送ローラと、
前記給送ローラに対向して配置された分離ローラと、
前記給送ローラを駆動するための第1駆動力を発生させる第1モータと、
前記分離ローラを駆動するための第2駆動力を発生させる第2モータと、
前記第1駆動力を前記給送ローラに伝達する第1伝達部と、
前記第2駆動力を前記分離ローラに伝達する第2伝達部と、
媒体の重送が発生したか否かを判定する判定部と、
前記判定部により媒体の重送が発生したと判定された場合、媒体を前記載置台に戻すように、前記第1モータ及び前記第2モータを制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、媒体を前記載置台に戻す際に、前記分離ローラを回転させてから前記給送ローラを回転させるように、前記第1モータ及び前記第2モータを制御し、
前記第1伝達部及び前記第2伝達部のうちの少なくとも一方には、ガタ成分が存在する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記給送ローラの回転軸に配置され且つ前記給送ローラが前記回転軸に対して媒体給送方向の反対方向に回転することを制限するワンウェイクラッチをさらに有し、
前記制御部は、媒体を前記載置台に戻す際に、前記給送ローラの回転軸の周速度が、前記分離ローラに従動する前記給送ローラの外周面の周速度より高くなるように、前記第1モータ及び前記第2モータを制御する、請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項3】
前記制御部は、媒体を前記載置台に戻す際に、前記給送ローラの外周面の移動速度が、前記分離ローラの外周面の移動速度より高くなるように、前記第1モータ及び前記第2モータを制御する、請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項4】
媒体の前記給送ローラ及び前記分離ローラへの接触を規制する第1位置と、媒体の前記給送ローラ及び前記分離ローラへの接触を規制しない第2位置との間で移動可能に設けられた規制ガイドと、
媒体搬送方向において、前記給送ローラ及び前記分離ローラより下流側に配置された搬送ローラと、
前記規制ガイドを移動させるとともに、前記搬送ローラを駆動するための第3モータと、をさらに有する、請求項1~3の何れか一項に記載の媒体搬送装置。
【請求項5】
給送ローラにより、載置台に載置された媒体を給送し、
媒体の重送が発生したか否かを判定し、
媒体の重送が発生したと判定された場合、媒体を一旦停止させてから前記載置台に戻すように、前記給送ローラを駆動するための第1駆動力を発生させる第1モータ及び前記給送ローラに対向して配置された分離ローラを駆動するための第2駆動力を発生させる第2モータを制御し、
媒体を前記載置台に戻す際に、前記分離ローラを回転させてから前記給送ローラを回転させるように、前記第1モータ及び前記第2モータを制御することを含み、
前記第1駆動力を前記給送ローラに伝達する第1伝達部、及び、前記第2駆動力を前記分離ローラに伝達する第2伝達部のうちの少なくとも一方には、ガタ成分が存在する、
ことを特徴とする媒体給送方法。
【請求項6】
載置台と、前記載置台に載置された媒体を給送するための給送ローラと、前記給送ローラに対向して配置された分離ローラと、前記給送ローラを駆動するための第1駆動力を発生させる第1モータと、前記分離ローラを駆動するための第2駆動力を発生させる第2モータと、前記第1駆動力を前記給送ローラに伝達する第1伝達部と、前記第2駆動力を前記分離ローラに伝達する第2伝達部と、を有する媒体搬送装置の制御プログラムであって、
媒体の重送が発生したか否かを判定し、
媒体の重送が発生したと判定された場合、媒体を一旦停止させてから前記載置台に戻すように、前記第1モータ及び前記第2モータを制御し、
媒体を前記載置台に戻す際に、前記分離ローラを回転させてから前記給送ローラを回転させるように、前記第1モータ及び前記第2モータを制御することを前記媒体搬送装置に実行させ、
前記第1伝達部及び前記第2伝達部のうちの少なくとも一方には、ガタ成分が存在する、
ことを特徴とする制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、媒体搬送装置、媒体給送方法及び制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
複数の媒体を分離しながら順次給送して撮像するスキャナ等の媒体搬送装置において、媒体の重送が発生した場合、利用者は、筐体内から媒体を取り出し、載置台に再セットする必要がある。媒体搬送装置では、利用者の利便性を向上させるために、媒体の重送が発生したときに、媒体を載置台に自動的に復旧させることが望まれている。
【0003】
搬送ローラと、ワンウェイクラッチ構造を介して搬送ローラと接続し、第1駆動モータの駆動力により第1方向および第2方向へ回転するシャフトと、第2駆動モータの駆動力が伝達される分離ローラとを備える給紙装置が開示されている(特許文献1を参照)。この給紙装置は、シャフトを第1方向に回転させて搬送ローラを第1方向に回転させる第1モードと、シャフトを第2方向に回転させて搬送ローラの第2方向への回転の規制を解除する第2モードとを有する。給紙装置は、第2モードにおいて、シャフトを第2方向へ回転させるように第1駆動モータの駆動を開始した後に第2駆動モータを駆動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5559843号
【発明の概要】
【0005】
媒体搬送装置では、媒体の重送が発生した場合に、媒体をより適切に復旧させることが望まれている。
【0006】
実施形態に係る媒体搬送装置、媒体給送方法及び制御プログラムは、媒体の重送が発生した場合に、媒体をより適切に復旧させることを目的とする。
【0007】
実施形態の一側面に係る媒体搬送装置は、載置台と、載置台に載置された媒体を給送するための給送ローラと、給送ローラに対向して配置された分離ローラと、給送ローラを駆動するための第1駆動力を発生させる第1モータと、分離ローラを駆動するための第2駆動力を発生させる第2モータと、第1駆動力を給送ローラに伝達する第1伝達部と、第2駆動力を分離ローラに伝達する第2伝達部と、媒体の重送が発生したか否かを判定する判定部と、判定部により媒体の重送が発生したと判定された場合、媒体を載置台に戻すように、第1モータ及び第2モータを制御する制御部と、を有し、制御部は、媒体を載置台に戻す際に、分離ローラを回転させてから給送ローラを回転させるように、第1モータ及び第2モータを制御し、第1伝達部及び第2伝達部のうちの少なくとも一方には、ガタ成分が存在する。
【0008】
実施形態の一側面に係る媒体給送方法は、給送ローラにより、載置台に載置された媒体を給送し、媒体の重送が発生したか否かを判定し、媒体の重送が発生したと判定された場合、媒体を一旦停止させてから載置台に戻すように、給送ローラを駆動するための第1駆動力を発生させる第1モータ及び給送ローラに対向して配置された分離ローラを駆動するための第2駆動力を発生させる第2モータを制御し、媒体を載置台に戻す際に、分離ローラを回転させてから給送ローラを回転させるように、第1モータ及び第2モータを制御することを含み、第1駆動力を給送ローラに伝達する第1伝達部、及び、第2駆動力を分離ローラに伝達する第2伝達部のうちの少なくとも一方には、ガタ成分が存在する。
【0009】
実施形態の一側面に係る制御プログラムは、載置台と、載置台に載置された媒体を給送するための給送ローラと、給送ローラに対向して配置された分離ローラと、給送ローラを駆動するための第1駆動力を発生させる第1モータと、分離ローラを駆動するための第2駆動力を発生させる第2モータと、第1駆動力を給送ローラに伝達する第1伝達部と、第2駆動力を分離ローラに伝達する第2伝達部と、を有する媒体搬送装置の制御プログラムであって、媒体の重送が発生したか否かを判定し、媒体の重送が発生したと判定された場合、媒体を一旦停止させてから載置台に戻すように、第1モータ及び第2モータを制御し、媒体を載置台に戻す際に、分離ローラを回転させてから給送ローラを回転させるように、第1モータ及び第2モータを制御することを媒体搬送装置に実行させ、第1伝達部及び第2伝達部のうちの少なくとも一方には、ガタ成分が存在する。
【0010】
本実施形態によれば、媒体搬送装置、媒体給送方法及び制御プログラムは、媒体の重送が発生した場合に、媒体をより適切に復旧させることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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