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公開番号2025102555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023220072
出願日2023-12-26
発明の名称撮像装置及び画像読取装置
出願人株式会社PFU
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/04 20060101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ピントのずれの発生を抑制することが可能な撮像装置及び画像読取装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、穴部が設けられた撮像基板と、基部及び穴部から突出した先端部を有する突起部が設けられたフレームと、基部が通過する開口を有し、先端部と穴部の間に設けられた制限部材と、を有する。撮像基板は、先端部と制限部材によってフレームに取り付けられ、撮像基板の主走査方向において、開口の長さは穴部の長さより小さい。または、撮像基板の副走査方向において、先端部の長さは基部の長さより大きく、撮像基板の主走査方向において、先端部の長さは基部の長さ以下であり、撮像基板は、撮像基板の副走査方向において、先端部によってフレームに取り付けられる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
穴部が設けられた撮像基板と、
基部及び前記穴部から突出した先端部を有する突起部が設けられたフレームと、
前記基部が通過する開口を有し、前記先端部と前記穴部の間に設けられた制限部材と、を有し、
前記撮像基板は、前記先端部と前記制限部材によって前記フレームに取り付けられ、
前記撮像基板の主走査方向において、前記開口の長さは前記穴部の長さより小さい、
ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制限部材は、融解された前記先端部の一部が前記穴部に流れ込むことを制限する、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制限部材は、紙、金属又は樹脂で形成される、請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記撮像基板の主走査方向において前記穴部と前記基部の間に形成される隙間は、前記撮像基板の副走査方向において前記穴部と前記基部の間に形成される隙間より大きい、請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項5】
穴部が設けられた撮像基板と、
基部及び前記穴部から突出した先端部を有する突起部が設けられたフレームと、を有し、
前記撮像基板の副走査方向において、前記先端部の長さは前記基部の長さより大きく、前記撮像基板の主走査方向において、前記先端部の長さは前記基部の長さ以下であり、
前記撮像基板は、前記撮像基板の副走査方向において、前記先端部によって前記フレームに取り付けられる、
ことを特徴とする撮像装置。
【請求項6】
前記基部は、前記撮像基板の主走査方向において、融解された前記先端部の一部が前記穴部に流れ込むことを制限する、請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像基板の主走査方向において前記穴部と前記基部の間に形成される隙間は、前記撮像基板の副走査方向において前記穴部と前記基部の間に形成される隙間より大きい、請求項5または6に記載の撮像装置。
【請求項8】
撮像装置を有し、
前記撮像装置は、
穴部が設けられた撮像基板と、
基部及び前記穴部から突出した先端部を有する突起部が設けられたフレームと、
前記基部が通過する開口を有し、前記先端部と前記穴部の間に設けられた制限部材と、を有し、
前記撮像基板は、前記先端部と前記制限部材によって前記フレームに取り付けられ、
前記撮像基板の主走査方向において、前記開口の長さは前記穴部の長さより小さい、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項9】
撮像装置を有し、
前記撮像装置は、
穴部が設けられた撮像基板と、
基部及び前記穴部から突出した先端部を有する突起部が設けられたフレームと、を有し、
前記撮像基板の副走査方向において、前記先端部の長さは前記基部の長さより大きく、前記撮像基板の主走査方向において、前記先端部の長さは前記基部の長さ以下であり、
前記撮像基板は、前記撮像基板の副走査方向において、前記先端部によって前記フレームに取り付けられる、
ことを特徴とする画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置及び画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
媒体を撮像するスキャナ等の画像読取装置等で用いられる撮像装置は、撮像される媒体の位置にピントが合うように調整されている。しかしながら、画像読取装置が使用される環境、特に温度環境によっては、撮像装置のフレームが弓なりに反ってしまう可能性がある。その場合、撮像装置のピントが媒体の位置からずれてしまい、媒体が撮像された画像がぼけてしまう可能性がある。
【0003】
読取対象物からの光を集光する集光体と、イメージセンサと、集光体とイメージセンサが収容されている本体フレームと、本体フレームの長尺方向に延伸する側面に装着されている長尺の剛性部材とを有するイメージセンサユニットが開示されている(特許文献1)。このイメージセンサユニットにおいて、本体フレームの側面には装着突起部が設けられており、剛性部材には、本体フレームの側面に対向する面からその反対側の非対向面に貫通する装着孔が設けられている。装着突起部は、装着孔に挿通され、装着突起部の先端部(剛性部材の装着孔から突出している部分)は、装着孔の周囲に重なるように熱変形されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-186350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像読取装置及び画像読取装置で用いられる撮像装置では、ピントのずれの発生を抑制することが望まれている。
【0006】
本発明の目的は、ピントのずれの発生を抑制することが可能な撮像装置及び画像読取装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る撮像装置は、穴部が設けられた撮像基板と、基部及び穴部から突出した先端部を有する突起部が設けられたフレームと、基部が通過する開口を有し、先端部と穴部の間に設けられた制限部材と、を有し、撮像基板は、先端部と制限部材によってフレームに取り付けられ、撮像基板の主走査方向において、開口の長さは穴部の長さより小さい。
【0008】
本発明の一側面に係る撮像装置は、穴部が設けられた撮像基板と、基部及び穴部から突出した先端部を有する突起部が設けられたフレームと、を有し、撮像基板の副走査方向において、先端部の幅は基部の幅より大きく、撮像基板の主走査方向において、先端部の長さは基部の長さ以下であり、撮像基板は、撮像基板の副走査方向において、先端部によってフレームに取り付けられる。
【0009】
本発明の一側面に係る画像読取装置は、撮像装置を有し、撮像装置は、穴部が設けられた撮像基板と、基部及び穴部から突出した先端部を有する突起部が設けられたフレームと、基部が通過する開口を有し、先端部と穴部の間に設けられた制限部材と、を有し、撮像基板は、先端部と制限部材によってフレームに取り付けられ、撮像基板の主走査方向において、開口の長さは穴部の長さより小さい。
【0010】
本発明の一側面に係る画像読取装置は、撮像装置を有し、撮像装置は、穴部が設けられた撮像基板と、基部及び穴部から突出した先端部を有する突起部が設けられたフレームと、を有し、撮像基板の副走査方向において、先端部の長さは基部の長さより大きく、撮像基板の主走査方向において、先端部の長さは基部の長さ以下であり、撮像基板は、撮像基板の副走査方向において、先端部によってフレームに取り付けられる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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