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公開番号
2025092414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024177683
出願日
2024-10-10
発明の名称
動物、特に海洋動物の研究のための科学デバイス
出願人
ブランパン・エス アー
,
アンドロメド・オセアノロジー・サール
代理人
個人
主分類
A61B
10/02 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】動物、特に海洋動物の研究のための科学デバイスを提供すること。
【解決手段】本発明の1つの態様は、動物の研究のためのデバイス(100)に関し、このデバイスは、動物にタグを付け、前記動物からのサンプル収集のために、推進デバイスによって動物に向けて発射することができ、このデバイスは、同軸で取外し可能な以下の要素、すなわち、矢本体(2)と、中空切断ダーツ(3)と、インサート(5)とを備えた矢(1)を備え、中空切断ダーツ(3)は、後部(22)に、推進デバイス用の支持手段を備え、前部(21)に、衝撃時に動物の皮膚を突き刺し、前記動物のサンプルをボア(4)に抜き取ることができるこの中空切断ダーツ(3)を有し、この中空切断ダーツ(3)は、矢本体(2)の第1の前肩部(6)に当接し、前記動物の皮膚の下に固定されるインサート(5)を、外部に有し、矢本体(2)は、後部(22)に、矢本体(2)が前記動物を突き刺すのを防ぐための第2の肩部(7)を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
動物の研究のための科学デバイス(100)であって、前記科学デバイスは、前記動物にタグを付け、前記動物からのサンプル収集のために、推進デバイスによって動物に向けて発射されるように構成され、前記科学デバイスは、矢(1)を備え、前記矢(1)は、長手方向(D)に関して実質的に同軸であり、互いに取外し可能な、矢本体(2)と、中空切断ダーツ(3)と、少なくとも1つのインサート(5)とを備え、前記矢本体(2)は、後部(22)に、前記推進デバイス用の支持手段を備え、前部(21)に、衝撃時に動物の皮膚を突き刺し、前記動物のサンプルを、前記中空切断ダーツ(3)のボア(4)に抜き取るように意図されたサンプリングチューブを形成する前記中空切断ダーツ(3)を長手方向に支持し、前記中空切断ダーツ(3)は、前記動物の前記皮膚の下に固定されるように意図された前記少なくとも1つのインサート(5)を外部に有し、前記少なくとも1つのインサート(5)は、前記矢本体(2)から、および前記中空切断ダーツ(3)から取外し可能であり、前記矢本体(2)の第1の前肩部(6)に当接するように意図され、前記矢本体(2)は、前記後部(22)に、前記矢本体(2)が前記動物に突き刺さることを防ぐように意図された第2の肩部(7)を備えることを特徴とする、科学デバイス(100)。
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【請求項2】
前記インサート(5)は、前記中空切断ダーツ(3)の外側に、前記動物の皮膚の下で放射状に展開し、前記インサート(5)が前記動物の皮膚の下に挿入された後に外れないように構成された弾性ブレード(51)を備えた突刺コーン(50)を有することを特徴とする、請求項1に記載の動物の研究のための科学デバイス(100)。
【請求項3】
前記突刺コーン(50)は、プラスチック材料で作られることを特徴とする、請求項2に記載の動物の研究のための科学デバイス(100)。
【請求項4】
前記インサート(5)は、タグ(60)を牽引するケーブル(53)を取り付けるための取付要素(52)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の動物の研究のための科学デバイス(100)。
【請求項5】
前記インサート(5)および/または前記ケーブル(53)および/または前記タグ(60)の本体は、設定された時間後に前記タグ(60)を解放するために、生分解性材料、または生分解性プラスチック材料で作られることを特徴とする、請求項4に記載の動物の研究のための科学デバイス(100)。
【請求項6】
前記各インサート(5)は、前記中空切断ダーツ(3)に密着してスライドして取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の動物の研究のための科学デバイス(100)。
【請求項7】
前記矢本体(2)は、前記中空切断ダーツ(3)の可逆的固定のための前部固定手段(23)を備え、前記前部固定手段(23)は、補完的な前部固定手段(32)を備え、前記ボア(4)の延長部に、前記前部固定手段(23)のすぐ近くに、少なくとも1つの排出口(9)を介した液体の排出のために構成された排出チャネル(8)を備え、前記各排出口(9)は、前記排出チャネル(8)から前記矢本体(2)の周囲に向かって、前記中空切断ダーツ(3)の末端部から、前記矢本体(2)の前記後部(22)に向かって斜めに延びており、排出を容易にするために排出方向に開いていることを特徴とする、請求項1に記載の動物の研究のための科学デバイス(100)。
【請求項8】
前記前部固定手段(23)は、ねじ込みまたはねじ外しを容易にするための少なくとも1つの操作ノッチ(33)を備える前記中空切断ダーツ(3)に備えられた外ねじ(32)と補完的に協働するように構成された内ねじを備えることを特徴とする、請求項7に記載の動物の研究のための科学デバイス(100)。
【請求項9】
前記中空切断ダーツ(3)は、少なくとも1つの放射状組立要素(75)によって前記矢本体(2)に固定されることを特徴とする、請求項7に記載の動物の研究のための科学デバイス(100)。
【請求項10】
前記矢本体(2)の前記前部固定手段(23)は、半径方向(R)における放射状ボア(72)と、支持カウンタボア(71)とを備えた少なくとも1つのインプラントを備え、前記補完的な前部固定手段(32)は、半径方向(R)に少なくとも1つの放射状の内ねじ(73)を備え、前記中空切断ダーツ(3)および前記矢本体(2)は、これにより、前記支持カウンタボア(71)に当接し、前記放射状ボア(72)を介して前記内ねじ(73)と協働するように構成された外ねじ(74)を備えた、少なくとも1つの放射状ねじ(75)によって互いに一体化されることを特徴とする、請求項9に記載の動物の研究のための科学デバイス(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、動物の研究のための科学デバイスに関し、このデバイスは、動物にタグを付け、前記動物からのサンプル収集のために、推進デバイスによって動物に向けて発射されるように構成されており、このデバイスは矢を備えている。
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【0002】
本発明は、生きた動物、さらに詳しくは、海洋動物の科学的実験の分野に関する。
【背景技術】
【0003】
生きた動物に追跡タグを取り付けることは、繊細で困難な作業である。科学者は、タグを取り付けるために、動物を眠らせたり、海洋動物または水生動物を捕まえたりする必要性を避けようとしている。これは、動物に大きなストレスを与えることを避けるためである。
【0004】
同じことが組織サンプリングにも当てはまり、野生動物、特にサメなどの非常に敏感な種では特に困難である。組織サンプルを採取する目的は、動物の健康状態、および病状や遺伝的異常を判定することである。
【0005】
動物が生息する環境、たとえば海洋環境において、特別な推進デバイスを使用して、動物から適度な距離で直接的にタグ付けまたはサンプリング作業を実行する試験が成功しており、これは、作業によるストレスを大幅に軽減する。動物の健康への影響を軽減することを目的として、タグ装着およびサンプル採取の作業を組み合わせて、調査を動物との1回の接触に制限する他の試みも行われている。特に、先行技術は、そのような種に、タグを装着し、同時に、そのような種から生物学的サンプルを採取できる矢を開示している。しかしながら、この方法は、絶対確実という訳ではなく、皮膚へ突き刺さらないことが多く、これは、タグ付けもサンプル収集も不可能であること、あるいはタグ付けが正しく行われても、動物の肉が、サンプリングチューブにうまく付着しないことを意味する。
【0006】
したがって、目的は、実験デバイスの信頼性を向上させ、タグを取り付け、信頼性の高いサンプルを1回の作業で確実に収集できるようにすることである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、動物、より具体的には海洋動物、さらにより具体的には、シュモクザメなどのサメに対して、タグ付け/サンプリングを組み合わせたショットの成功率を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的のために、本発明は、動物の研究のための科学デバイスに関し、このデバイスは、動物へのタグ付けと、前記動物からのサンプル収集とのために、推進デバイスによって動物に向けて発射されるように構成されており、このデバイスは、矢を備えている。
【0009】
本発明によれば、前記矢は、長手方向に関して実質的に同軸であり、互いに取外し可能な以下の要素、すなわち、矢本体と、中空切断ダーツと、少なくとも1つのインサートとを備え、前記矢本体は、後部において、前記推進デバイス用の支持手段を備え、前部において、衝撃時に動物の皮膚を突き刺し、前記動物のサンプルを、前記中空切断ダーツのボアに抜き取るように意図されたサンプリングチューブを形成する前記中空切断ダーツを長手方向に支持しており、前記中空切断ダーツは、前記動物の皮膚の下に固定されるように意図された前記少なくとも1つのインサートを外部に有し、前記少なくとも1つのインサートは、前記矢本体から、および前記中空切断ダーツから取外し可能であり、前記矢本体の第1の前肩部に当接するように意図され、矢本体は、前記後部に、前記矢本体が前記動物に突き刺さることを防ぐように意図された第2の肩部を備えている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の目的、利点、および特徴は、添付の図面を参照して与えられる以下の詳細説明を読むことで、より良く理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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