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公開番号
2025092329
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024028625
出願日
2024-02-28
発明の名称
乗物用シートおよびヘッドレスト回動方法
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60N
2/862 20180101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートバック3を後方に傾動させたシート1上で乗員をリラックスさせる。
【解決手段】シート1は、乗員の臀部を支持するシートクッション2と、シートクッション2に傾倒可能に設けられ、乗員の上体を支持するシートバック3と、シートバック3に回動可能に設けられ、乗員の頭部を支持するヘッドレスト4と、シートバック3の傾倒動作に連動してヘッドレスト4を回動させる第3回動装置7と、を備える。第3回動装置7は、シートバック3に対するヘッドレスト4の角度を調整可能に構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物に搭載される乗物用シートであって、
乗員の臀部を支持するシートクッションと、
前記シートクッションに傾倒可能に設けられ、乗員の上体を支持するシートバックと、
前記シートバックに回動可能に設けられ、乗員の頭部を支持するヘッドレストと、
前記シートバックの傾倒動作に連動して前記ヘッドレストを回動させる回動装置と、を備え、
前記回動装置は、前記シートバックに対する前記ヘッドレストの角度を調整可能に構成されることを特徴とする乗物用シート。
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【請求項2】
請求項1に記載の乗物用シートにおいて、
前記回動装置は、前記シートバックを後方へ傾倒させた際の前記シートバックに対する前記ヘッドレストの角度を調整可能に構成されることを特徴とする乗物用シート。
【請求項3】
請求項1または2に記載の乗物用シートにおいて、
前記回動装置は、
前記シートバックと前記ヘッドレストとの間に介在され、幅方向に延在する回動軸を中心に、前記ヘッドレストを前後方向に回動可能に支持する回動支持部と、
前記ヘッドレストを回動させるアクチュエータと、
前記ヘッドレストの回動角度を検出する第1検出部と、
前記第1検出部により検出される前記回動角度に基づいて前記ヘッドレストの回動角度が調整可能となるように、前記アクチュエータを制御する制御部と、を備えることを特徴とする乗物用シート。
【請求項4】
請求項3に記載の乗物用シートにおいて、
前記シートバックの回動角度を検出する第2検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記第2検出部により検出される前記回動角度が所定角度を超えると、前記シートバックの支持面と前記ヘッドレストの支持面とが略平行になるように前記アクチュエータを制御することを特徴とする乗物用シート。
【請求項5】
請求項4に記載の乗物用シートにおいて、
前記シートクッションは、乗物用シートが配置されるフロアに対して、後端部を中心に前部が上下方向に回動可能に設けられ、
前記制御部は、前記第2検出部により検出される前記回動角度が前記所定角度を超えると、前記シートクッションの前部が上方に回動するとともに、前記シートバックの支持面と前記ヘッドレストの支持面とが略平行となるように、前記アクチュエータを制御することを特徴とする乗物用シート。
【請求項6】
乗員の臀部を支持するシートクッションと、前記シートクッションに傾倒可能に設けられ、乗員の上体を支持するシートバックと、前記シートバックに回動可能に設けられ、乗員の頭部を支持するヘッドレストと、を備える乗物用シートのヘッドレスト回動方法であって、前記シートバックの傾倒動作に連動させる連動ステップと、前記シートバックに対する前記ヘッドレストの角度を調整させる調整ステップと、を含むことを特徴とするヘッドレスト回動方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドレストを有する乗物用シートおよびヘッドレストの回動方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ヘッドレストの位置を変更可能に構成された乗物用シートが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の乗物用シートは、ヘッドレストを前方に回動させることで、後部座席に着座する乗員の前方視界を拡大させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-147464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の乗物用シートは、ヘッドレストを着座位置から前方に回動させるのみの構成である。またヘッドレストは、乗員の頭部を保護する観点から、乗員の着座姿勢に沿うように上部が前方に屈曲した状態でシートバックに取り付けられている。そのため、シートバックを後方に傾倒させ、ヘッドレストに頭部をのせて乗物用シート上で休憩等をとる際に、乗員が頭部に違和感を覚え、リラックスすることができない場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、乗物に搭載される乗物用シートであって、乗員の臀部を支持するシートクッションと、シートクッションに傾倒可能に設けられ、乗員の上体を支持するシートバックと、シートバックに回動可能に設けられ、乗員の頭部を支持するヘッドレストと、シートバックの傾倒動作に連動してヘッドレストを回動させる回動装置と、を備える。回動装置は、シートバックに対するヘッドレストの角度を調整可能に構成される。
【0006】
本発明の他の態様は、乗員の臀部を支持するシートクッションと、シートクッションに傾倒可能に設けられ、乗員の上体を支持するシートバックと、シートバックに回動可能に設けられ、乗員の頭部を支持するヘッドレストと、を備える乗物用シートのヘッドレスト回動方法である。ヘッドレスト回動方法は、シートバックの傾倒動作に連動させる連動ステップと、シートバックに対するヘッドレストの角度を調整させる調整ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シートバックを後方に傾倒させた乗物用シート上においても、乗員がリラックスした状態で休憩等をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るシートの側面図。
図1のシートの骨格を形成するシートフレームの側面図。
シートの駆動を制御するコントローラのブロック図。
ドライブモードに設定されたシートの側面図。
リラックスモードに設定されたシートの側面図。
コントローラによるシートバックとヘッドレストの協調制御を説明する説明図。
コントローラによるシートバックとヘッドレストの協調制御を説明する説明図。
コントローラによるシートバックとヘッドレストの協調制御を説明する説明図。
コントローラの演算部で実行される協調制御の一例を示すフローチャート。
本実施形態に係るシートの変形例を説明する側面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図7を参照して本発明の一実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る乗物用シートは、ヘッドレストを備えたシートであり、航空機、鉄道および自動車等の種々の乗り物に搭載されるシートに用いることができる。以下では、乗物用シートの一例として、自動車に搭載されるシート、特に自動車の前席に用いられるフロントシート(以下、単にシート1と呼ぶ)を用いて説明する。また以下では、シート1に着座した乗員を基準にして前後方向、左右方向(幅方向)および上下方向(高さ方向)を定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。
【0010】
先ず、本実施形態に係るシート1の要部構成について、図1および図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るシート1の要部構成を示す側面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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