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公開番号2025092179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207897
出願日2023-12-08
発明の名称連携システム、連携方法、及びプログラム
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/02 20120101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約【課題】共用物において利用対象に配置されたタッチ操作ディスプレイを端末に連携させる際の利便性を向上できる連携システム、連携方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】認証部30は、タッチ操作ディスプレイ5が設置された利用対象4を複数有する共用物2において、利用対象4の利用の予約を入れた予約ユーザの端末3が利用対象4に近づいた場合に、端末3を認証し、かつ端末3に紐付いた予約情報Saを認証する。連携部31は、認証部30による認証が成立した場合に、予約ユーザが所持する端末3と、予約ユーザが利用する利用対象4に設置されたタッチ操作ディスプレイ5と、を連携させる。連携部31は、予約ユーザが利用する利用対象4のタッチ操作ディスプレイ5のみならず、予約ユーザの関連ユーザが利用する利用対象4のタッチ操作ディスプレイ5も端末3と連携させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タッチ操作ディスプレイが設置された利用対象を複数有する共用物において、前記利用対象の利用の予約を入れた予約ユーザの端末が前記利用対象に近づいた場合に、前記端末を認証し、かつ前記端末に紐付いた予約情報を認証する認証部と、
前記認証部による認証が成立した場合に、前記予約ユーザが所持する前記端末と、前記予約ユーザが利用する前記利用対象に設置された前記タッチ操作ディスプレイと、を連携させる連携部と、を備え、
前記連携部は、前記予約ユーザが利用する前記利用対象の前記タッチ操作ディスプレイのみならず、前記予約ユーザの関連ユーザが利用する前記利用対象の前記タッチ操作ディスプレイも前記端末と連携させる、連携システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記認証部は、認証が成立した場合、ユーザが近づいた前記利用対象が予約利用対象であることを前記予約ユーザに通知する通知画面を前記タッチ操作ディスプレイに表示する、請求項1に記載の連携システム。
【請求項3】
前記通知画面は、前記利用対象の予約手続き時に入力した前記予約情報に関係する画面である、請求項2に記載の連携システム。
【請求項4】
前記予約ユーザが前記利用対象の予約手続きを行った場合に、固有の鍵情報を生成するとともに、前記鍵情報を前記予約ユーザの前記端末に配布する鍵情報配布部を備え、
前記認証部は、前記端末に配布された前記鍵情報に基づいて、前記端末を認証する、請求項1に記載の連携システム。
【請求項5】
前記タッチ操作ディスプレイの各々は、固有の暗号鍵を有し、
前記鍵情報配布部は、予約された前記利用対象に設置された前記タッチ操作ディスプレイが有する前記暗号鍵によって前記鍵情報を生成し、前記端末に配布する、請求項4に記載の連携システム。
【請求項6】
前記連携システムの要素と無線通信可能に前記共用物に設置された管理サーバを備え、
前記管理サーバは、前記鍵情報が登録された前記端末か否かの問合せを定期的又は不定期に送信し、
前記端末は、前記問合せを受信すると、前記鍵情報の認証を実行する、請求項4に記載の連携システム。
【請求項7】
前記認証部による認証は、前記予約ユーザの前記端末と前記予約ユーザが利用する前記タッチ操作ディスプレイとの間で行われる第1認証と、前記予約ユーザの前記端末と前記関連ユーザが利用する前記タッチ操作ディスプレイとの間で行われる第2認証と、を含み、
前記連携部は、前記第1認証が成立すれば、前記予約ユーザが利用する前記タッチ操作ディスプレイと前記端末とを連携させるとともに、前記第2認証が成立すれば、前記関連ユーザが利用する前記タッチ操作ディスプレイと前記端末とを連携させる、請求項1に記載の連携システム。
【請求項8】
前記連携部は、前記予約ユーザとは異なる利用ユーザの前記タッチ操作ディスプレイに対し、最初、前記予約ユーザが利用する前記タッチ操作ディスプレイと同一の画面を表示し、その後、前記利用ユーザの前記端末を連携させる、請求項1に記載の連携システム。
【請求項9】
前記連携部による連携は、前記端末の状態と前記タッチ操作ディスプレイの状態とを同じ状態にするミラーリングである、請求項1に記載の連携システム。
【請求項10】
前記利用対象の各々に設けられ、前記認証部による認証が成立した場合に点灯又は点滅する照明具を備えた、請求項1に記載の連携システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、連携システム、連携方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、列車内におけるサービス提供方法及びサービス提供システムが周知である。特許文献1の場合、列車には、複数の車内端末と無線通信する車内サーバが設けられている。車内端末は、例えば、各座席の背もたれに設けられた端末や、ユーザが所持する携帯端末である。車内端末は、車内サーバを介して地上の情報提供システムから、乗客が必要とするサービスを取り出して出力する。また、車内端末は、車内サーバを介して外部のインターネットに接続することにより、目的とするWebサイトを表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-240979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、利用シーンとしては、例えば、家族等の団体(すなわち、複数人)が車内端末を外部のネットワークに接続してWebを閲覧したり動画を視聴したりすることが想定される。しかし、特許文献1の場合、同じ接続先のサービスを受けたい場合であっても、それぞれの車内端末を個別に操作する必要があるので、利便性がよくないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決する連携システムは、タッチ操作ディスプレイが設置された利用対象を複数有する共用物において、前記利用対象の利用の予約を入れた予約ユーザの端末が前記利用対象に近づいた場合に、前記端末を認証し、かつ前記端末に紐付いた予約情報を認証する認証部と、前記認証部による認証が成立した場合に、前記予約ユーザが所持する前記端末と、前記予約ユーザが利用する前記利用対象に設置された前記タッチ操作ディスプレイと、を連携させる連携部と、を備え、前記連携部は、前記予約ユーザが利用する前記利用対象の前記タッチ操作ディスプレイのみならず、前記予約ユーザの関連ユーザが利用する前記利用対象の前記タッチ操作ディスプレイも前記端末と連携させる。
【0006】
前記課題を解決する連携方法は、タッチ操作ディスプレイが設置された利用対象を複数有する共用物において、前記利用対象の利用の予約を入れた予約ユーザの端末が前記利用対象に近づいた場合に、前記端末を認証し、かつ前記端末に紐付いた予約情報を認証するステップと、前記端末及び前記予約情報の認証が成立した場合に、前記予約ユーザが所持する前記端末と、前記予約ユーザが利用する前記利用対象に設置された前記タッチ操作ディスプレイと、を連携させるステップと、を備え、前記端末と前記タッチ操作ディスプレイとを連携させる際に、前記予約ユーザが利用する前記利用対象の前記タッチ操作ディスプレイのみならず、前記予約ユーザの関連ユーザが利用する前記利用対象の前記タッチ操作ディスプレイも前記端末と連携させる。
【0007】
前記課題を解決するプログラムは、共用物に設置された複数の利用対象のタッチ操作ディスプレイと、前記利用対象の利用の予約を入れた予約ユーザの端末と、を連携させる連携システムに使用されるコンピュータに、前記利用対象の利用の予約を入れた前記予約ユーザの前記端末が前記利用対象に近づいた場合に、前記端末を認証し、かつ前記端末に紐付いた予約情報を認証することと、前記端末及び前記予約情報の認証が成立した場合に、前記予約ユーザが所持する前記端末と、前記予約ユーザが利用する前記利用対象に設置された前記タッチ操作ディスプレイと、を連携させることと、を実行させ、前記端末と前記タッチ操作ディスプレイとを連携させる際に、前記予約ユーザが利用する前記利用対象の前記タッチ操作ディスプレイのみならず、前記予約ユーザの関連ユーザが利用する前記利用対象の前記タッチ操作ディスプレイも前記端末と連携させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、共用物において利用対象に配置されたタッチ操作ディスプレイを端末に連携させる際の利便性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る連携システムの構成図である。
共用物としての鉄道車両に連携システムを適用した場合の概略図である。
共用物としての鉄道車両の車内の概要を示す斜視図である。
利用対象の予約手続きの手順図である。
通知画面の表示内容を示す概略図である。
連携の手順図である。
端末に鍵情報が複数登録される場合の説明図である。
(a)、(b)は、複数のタッチ操作ディスプレイと端末との連携の仕方の説明図である。
車内サービスの提供の仕方の説明図である。
(a)、(b)は、別例に係る連携の仕方の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一実施形態を説明する。
(連携システム1)
図1に示すように、複数人が共同して使う共用物2は、ユーザが所持する端末3と、共用物2に複数の利用対象4に設置されたタッチ操作ディスプレイ5と、を連携させる連携システム1を備える。連携システム1は、ユーザが共用物2において利用対象4を利用する場合に、端末3とタッチ操作ディスプレイ5とを連携させる。具体的には、連携システム1は、ユーザが利用予約をとった利用対象4を利用する場合に、その利用対象4に設置されたタッチ操作ディスプレイ5と、ユーザが所持する端末3と、を連携させる。
(【0011】以降は省略されています)

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