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公開番号2025091956
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207524
出願日2023-12-08
発明の名称ヒータ、および画像形成装置
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類H05B 3/10 20060101AFI20250612BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】金属を含む基部の剛性を高めることができ、且つ、反りの発生を抑制することができるヒータ、および画像形成装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係るヒータは、板状を呈し、第1の方向に延びる第1の部分10aと、板状を呈し、前記第1の方向に延び、前記第1の部分の、前記第1の方向に直交する第2の方向の周縁に接続された第2の部分10bと、を有し、金属を含む、基部10と;前記第1の部分に設けられ、前記第1の方向に延びる第1の発熱体を有する第1の発熱部20と、前記第2の部分に設けられ、前記第1の方向に延びる第2の発熱体を有する第2の発熱部30と、を具備している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
板状を呈し、第1の方向に延びる第1の部分と、板状を呈し、前記第1の方向に延び、前記第1の部分の、前記第1の方向に直交する第2の方向の周縁に接続された第2の部分と、を有し、金属を含む、基部と;
前記第1の部分に設けられ、前記第1の方向に延びる第1の発熱体を有する第1の発熱部と;
前記第2の部分に設けられ、前記第1の方向に延びる第2の発熱体を有する第2の発熱部と;
を具備したヒータ。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記第2の発熱体は、前記第1の発熱体と並列接続されている請求項1記載のヒータ。
【請求項3】
前記第1の発熱部は、
前記第1の部分と、前記第1の発熱体との間に設けられた絶縁層と;
一方の端部が、前記絶縁層の上において前記第1の発熱体に電気的に接続され、他方の端部が、前記絶縁層の外側において前記第1の部分に電気的に接続された配線と;
を有する請求項1または2に記載のヒータ。
【請求項4】
前記第1の発熱部は、前記第1の部分と、前記第1の発熱体との間に設けられた絶縁層を有し、
前記第1の発熱体の一方の端部は、前記絶縁層の外側において前記第1の部分に電気的に接続されている請求項1または2に記載のヒータ。
【請求項5】
請求項1記載のヒータを具備した画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ヒータ、および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
複写機やプリンタなどの画像形成装置には、トナーを定着させるためのヒータが設けられている。一般的に、この様なヒータは、一方向に延びる板状の基部と、基部の一方の面に設けられた発熱体と、基部の一方の面に設けられ、発熱体を覆う保護部と、を有している。
【0003】
基部は、耐熱性および絶縁性を有し、熱伝導率の高い材料から形成される。この場合、基部の材料を金属とすれば、基部の剛性の向上や、製造コストの低減などを図ることができる。
保護部は、耐熱性および絶縁性を有し、熱伝導率が高く、化学的安定性の高い材料から形成される。例えば、保護部は、セラミックス、ガラスなどの無機材料から形成される。
【0004】
ここで、基部の材料と、保護部の材料とが異なると、材料の熱膨張率の差に起因して熱応力が発生する。この場合、金属の熱膨張率と、セラミックスなどの無機材料の熱膨張率との差は大きくなるので、発生する熱応力が大きくなり易い。熱応力が大きくなると、ヒータの反りが大きくなって、ヒータと加熱対象物との間の距離がばらつき易くなる。そのため、ヒータの反りが大きくなると、加熱対象物に加熱ムラが生じるおそれがある。
【0005】
この場合、板状の基部を折り曲げて基部の剛性を高めれば、ヒータの反りを抑制できるとも考えられる。しかしながら、この様にすると、基部を折り曲げた部分が放熱フィンとなって、基部の温度に分布が生じ易くなる。そのため、基部の反りがかえって大きくなる場合がある。
【0006】
そこで、金属を含む基部の剛性を高めることができ、且つ、反りの発生を抑制することができる技術の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2007-240606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、金属を含む基部の剛性を高めることができ、且つ、反りの発生を抑制することができるヒータ、および画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態に係るヒータは、板状を呈し、第1の方向に延びる第1の部分と、板状を呈し、前記第1の方向に延び、前記第1の部分の、前記第1の方向に直交する第2の方向の周縁に接続された第2の部分と、を有し、金属を含む、基部と;前記第1の部分に設けられ、前記第1の方向に延びる第1の発熱体を有する第1の発熱部と;前記第2の部分に設けられ、前記第1の方向に延びる第2の発熱体を有する第2の発熱部と;を具備している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施形態によれば、金属を含む基部の剛性を高めることができ、且つ、反りの発生を抑制することができるヒータ、および画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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