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公開番号
2025091923
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207478
出願日
2023-12-08
発明の名称
シートレール
出願人
ダイムラー トラック エージー
代理人
弁理士法人前川知的財産事務所
主分類
B60N
2/90 20180101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】アッパーレールとロアレールとがオフセットした状態でも、アッパーレールがロアレールから脱落することを抑制することができるシートレールを提供する。
【解決手段】乗物用のシートを前後方向に移動可能に支持するシートレールであって、前後方向に延在し、シートの取り付け先に固定され、上方に開口した断面ハット形状を成すロアレールと、前後方向に延在し、シートに固定され、下方に開口した断面C字形状を成し、ロアレールに対して前後方向に摺動可能に係合したアッパーレールと、アッパーレールを覆う下方に開口した断面C字形状を成し、アッパーレールの少なくとも開口周縁を補強するように、アッパーレールの外側に嵌められる補強部材とを備え、補強部材は、シートを最後方に移動させた場合に、ロアレールの後端位置を含む前後方向の所定範囲に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物用のシートを前後方向に移動可能に支持するシートレールであって、
前記前後方向に延在し、前記シートの取り付け先に固定され、上方に開口した断面ハット形状を成すロアレールと、
前記前後方向に延在し、前記シートに固定され、下方に開口した断面C字形状を成し、前記ロアレールに対して前記前後方向に摺動可能に係合したアッパーレールと、
前記アッパーレールを覆う下方に開口した断面C字形状を成し、前記アッパーレールの少なくとも開口周縁を補強するように、前記アッパーレールの外側に嵌められる補強部材とを備え、
前記補強部材は、前記シートを最後方に移動させた場合に、前記ロアレールの後端位置を含む前記前後方向の所定範囲に設けられている、シートレール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートレールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に設けられるシートは、レール装置を介して設けられることで、前後に移動可能である。
【0003】
例えば、下記特許文献1の乗り物用シートのレール装置は、シート本体をシート前後方向にスライド移動可能に支持する装置であって、シート本体と車体フロアの間に配置されている。このレール装置は、ロアレール、及びアッパーレールを備える。また、ロアレールは、車体フロアに固定され、アッパーレールはシート本体に固定され、ロアレールに沿って摺動可能に支持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-083039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなレール装置では、アッパーレールの後端に上方向の力が作用することがある。例えば、シートに設けられたシートベルトにより、着座者が前方へ投げ出されるのを防ぐ際、シートベルトは着座者に引っ張られる。このように、着座者によりシートベルトが引っ張られると、シートを介して、アッパーレールの後端に上方向の力が作用する。
【0006】
シート位置が後端側にある場合、アッパーレールがロアレールの後端よりも後方まで延びた状態となる構成のレール装置がある。このようなアッパーレールがロアレールに対して後方にずれている(オフセットしている)場合に、上述のようにアッパーレールの後端に上方向の力が作用すると、ロアレールの後端位置に過大なモーメント力が作用する。このように過大なモーメント力が作用すると、アッパーレールが外側に向かって開くように変形することで、ロアレールの後端からアッパーレールが脱落するおそれがある。
【0007】
さらには、アッパーレールが変形することで、シートが前方に傾動するおそれもある。
【0008】
本発明は上記課題を鑑みて成されたものであり、アッパーレールとロアレールとがオフセットした状態でも、アッパーレールがロアレールから脱落することを抑制することができるシートレールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様、又は適用例として実現することができる。
【0010】
本適用例に係るシートレールは、乗物用のシートを前後方向に移動可能に支持するシートレールであって、前記前後方向に延在し、前記シートの取り付け先に固定され、上方に開口した断面ハット形状を成すロアレールと、前記前後方向に延在し、前記シートに固定され、下方に開口した断面C字形状を成し、前記ロアレールに対して前記前後方向に摺動可能に係合したアッパーレールと、前記アッパーレールを覆う下方に開口した断面C字形状を成し、前記アッパーレールの少なくとも開口周縁を補強するように、前記アッパーレールの外側に嵌められる補強部材とを備え、前記補強部材は、前記シートを最後方に移動させた場合に、前記ロアレールの後端位置を含む前記前後方向の所定範囲に設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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