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特許ウォッチ
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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025091624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206974
出願日
2023-12-07
発明の名称
ホイールウォーマー
出願人
有限会社小林プラスチック製作所
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
B60C
19/00 20060101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】加温したタイヤの急激な温度低下を抑制することのできるホイールウォーマーを提供する。
【解決手段】ホイールウォーマーは、ホイールの一側面を覆うカバー部と、カバー部の内部に配置され、通電により発熱する発熱体と、を備える。カバー部は円環形状を呈し、内径部から外径部に向かって円環形状を分断する切れ込み部と、切れ込み部の開放状態及び閉鎖状態を択一的に形成する接続部を備える。また、カバー部は、ホイールの側に面する内側面を構成する内側カバー部と、外側面を構成する外側カバー部と、内側カバー部と外側カバー部との間に挟まれたフェルトカバー部と、を重ねた状態で外径部及び内径部を縫い合わせて構成される。発熱体は、内側カバー部とフェルトカバー部との間に配置され、発熱体とプラグコードとを接続するリード線は、外側カバー部とフェルトカバー部との間に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ホイールの一側面の少なくとも一部を覆うカバー部と、
前記カバー部の内部に配置され、通電により発熱する発熱体と、
を備えるホイールウォーマー。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記カバー部は、外径を形成する外径部と、内径を形成する内径部と、を有する円環形状を呈し、
前記内径部から前記外径部に向かって前記円環形状を分断する切れ込み部と、
前記切れ込み部の開放状態及び閉鎖状態を択一的に形成する接続部を備える請求項1に記載のホイールウォーマー。
【請求項3】
前記カバー部は、
前記ホイールの側に面する内側面を構成する内側カバー部と、
前記内側面の反対側の外側面を構成する外側カバー部と、
前記内側カバー部と前記外側カバー部との間に挟まれたフェルトカバー部と、
を重ねた状態で前記外径部及び前記内径部を縫い合わせて構成され、
前記発熱体は、前記内側カバー部と前記フェルトカバー部との間に配置され、
前記発熱体とプラグコードとを接続するリード線は、前記外側カバー部と前記フェルトカバー部との間に配置される、
ように構成される請求項2に記載のホイールウォーマー。
【請求項4】
前記プラグコードへの通電中に常時点灯するパイロットランプを更に備える
請求項3に記載のホイールウォーマー。
【請求項5】
前記発熱体は、ヒーター線により構成され、
前記カバー部は、
前記内径部及び前記外径部から隙間を開けた範囲において、前記内径部から前記外径部に向かって前記内側カバー部と前記フェルトカバー部とを放射状に縫合した複数の縫合部を備え、
前記ヒーター線は、前記複数の縫合部の間を蛇行状に引き回して構成される
請求項3又は請求項4に記載のホイールウォーマー。
【請求項6】
前記発熱体は、面状発熱体により構成される請求項1から請求項4の何れか1項に記載のホイールウォーマー。
【請求項7】
前記発熱体の温度を設定温度に調整するサーモスタットを更に備える
請求項1から請求項4の何れか1項に記載のホイールウォーマー。
【請求項8】
前記サーモスタットは、
前記設定温度を任意の温度に調整可能な温度調整機能付のサーモスタットを含む
請求項7に記載のホイールウォーマー。
【請求項9】
前記発熱体への通電中に点灯するサーモ用パイロットランプを更に備える
請求項8に記載のホイールウォーマー。
【請求項10】
前記カバー部は、
前記円環形状の内径に沿って袋縫いされた袋縫部と、
前記袋縫部の内部に通された伸縮部材と、
更に備える請求項2から請求項4の何れか1項に記載のホイールウォーマー。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、自動二輪車のタイヤの加温を補助するホイールウォーマーに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
レース用のタイヤは温度依存性が高いため、走行開始前に適切な作動温度まで加温することが求められる。特許文献1には、自動二輪車のタイヤの外周を覆って取り付けることによりタイヤを加温するタイヤウォーマーに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実全平04-022301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のタイヤウォーマーは、タイヤ表面を加温することができるものの、低気温時や強風時において、ホイールを介してタイヤの熱が放出されやすいという課題がある。
【0005】
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたもので、ホイールを加温することによって、加温したタイヤの温度低下を抑制することのできるホイールウォーマーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、第1の開示は、ホイールウォーマーに適用される。ホイールウォーマーは、ホイールの一側面の少なくとも一部を覆うカバー部と、カバー部の内部に配置され、通電により発熱する発熱体と、を備える。
【0007】
第2の開示は、第1の開示において、更に以下の特徴を有する。
カバー部は、外径を形成する外径部と、内径を形成する内径部と、を有する円環形状を呈する。カバー部は、内径部から外径部に向かって円環形状を分断する切れ込み部と、切れ込み部の開放状態及び閉鎖状態を択一的に形成する接続部を備える。
【0008】
第3の開示は、第2の開示において、更に以下の特徴を有する。
カバー部は、ホイールの側に面する内側面を構成する内側カバー部と、内側面の反対側の外側面を構成する外側カバー部と、内側カバー部と外側カバー部との間に挟まれたフェルトカバー部と、を重ねた状態で外径部及び内径部を縫い合わせて構成される。発熱体は、内側カバー部とフェルトカバー部との間に配置され、発熱体とプラグコードとを接続するリード線は、外側カバー部とフェルトカバー部との間に配置される、ように構成される。
【0009】
第4の開示は、第3の開示において、更に以下の特徴を有する。
ホイールウォーマーは、プラグコードへの通電中に常時点灯するパイロットランプを更に備える。
【0010】
第5の開示は、第3又は第4の開示において、更に以下の特徴を有する。
発熱体は、ヒーター線により構成される。カバー部は、前記内径部及び前記外径部から隙間を開けた範囲において、内径部から外径部に向かって内側カバー部とフェルトカバー部とを放射状に縫合した複数の縫合部を備える。ヒーター線は、複数の縫合部の間を蛇行状に引き回して構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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