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公開番号
2025091449
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206593
出願日
2023-12-07
発明の名称
清浄化方法
出願人
ウシオ電機株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
A61L
9/014 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】照射された紫外光によって生成されて空間内を対流するオゾンの量を抑制し、空間内に存在する人への影響をできる限り抑制した空間の清浄化方法を提供する。
【解決手段】区画された空間内を清浄化する方法であって、比表面積が1m
2
/g以上である吸着体が配置された空間内に、ピーク波長が200nm~235nmの範囲内に属する紫外光を照射する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
区画された空間内を清浄化する方法であって、
比表面積が1m
2
/g以上である吸着体が配置された前記空間内に、ピーク波長が200nm~235nmの範囲内に属する紫外光を照射することを特徴とする清浄化方法。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記吸着体が配置された領域の面積A[m
2
]、前記吸着体の有効吸着表面積B[m
2
]である前記吸着体が配置された前記空間内に、全光束X[mW]が下記(1)式を満たす前記紫外光を照射することを特徴とする請求項1に記載の清浄化方法。
JPEG
2025091449000008.jpg
18
161
【請求項3】
前記有効吸着表面積B[m
2
]が10[m
2
]以上である前記吸着体が配置された前記空間内に、前記紫外光を照射することを特徴とする請求項2に記載の清浄化方法。
【請求項4】
天井、壁面、又は床面に、前記吸着体が定着されている前記空間内に、前記紫外光を照射することを特徴とする請求項1に記載の清浄化方法。
【請求項5】
前記吸着体は、セルロースを基材とする部材であることを特徴とする請求項4に記載の清浄化方法。
【請求項6】
前記吸着体は、天井、壁面、又は床面に貼り付けられているシート状、又は板状の部材であることを特徴とする請求項5に記載の清浄化方法。
【請求項7】
光源装置から放射される前記紫外光を少なくとも一部を、前記吸着体に直接照射することを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の清浄化方法。
【請求項8】
前記吸着体は、前記紫外光を放射する光源装置の近傍に配置されている請求項1~6のいずれか一項に記載の清浄化方法。
【請求項9】
前記光源装置から放射されて、内壁面上に前記吸着体が配置された筒体の内側を通過させた前記紫外光を、前記空間内に照射することを特徴とする請求項8に記載の清浄化方法。
【請求項10】
光触媒材が付着している前記吸着体が配置された前記空間内に、前記紫外光を照射することを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の清浄化方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、清浄化方法に関し、特に、区画された空間の清浄化方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、紫外光を照射して菌やウイルスを不活化し、空間を清浄化する技術が知られている。そして、近年では、波長240nm未満の紫外光が人の皮膚表面(例えば角質層)で吸収されやすく、皮膚内部まで浸透し難いという特徴を有することから、当該波長帯域の紫外光を利用した空間の清浄化方法や不活化装置が提案されている。例えば、下記特許文献1には、ピーク波長が190nm以上240nm未満の範囲内に属する紫外光を出射する不活化装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/074944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、波長が200nm未満の範囲内に属する紫外光は、空気中に存在する酸素分子に照射されることで酸素原子の結合を切断することができる。そして、空気中で結合が切断された酸素原子は、近傍に存在する酸素分子と反応してオゾンとなる場合がある。オゾンは、酸化力が高く、刺激臭を有する人体に対して有害な、常温常圧下で気体状の物質である。また、200nm以上~240nm未満の範囲内に属する紫外光であっても、僅かに、空気中の酸素分子に吸収されることで微量のオゾンが生成される可能性があることが知られている。
【0005】
当該波長範囲の紫外光の照射によって生成されるオゾンの量は、空気中に存在する酸素に対して照射される紫外光の波長と放射強度に依存する。なお、上記特許文献1に記載されているような不活化装置は、あくまで空間内の菌やウイルス等を不活化処理することを目的としており、特に200nm以上~240nm未満の範囲内に属する紫外光であれば、空間中に生成されるオゾンの量が清浄化処理対象とする一般的な居住空間において許容濃度を超えることはほとんどない。
【0006】
しかしながら、上述したようにオゾンは、人体に対して有害な物質である。このため、不活化処理の実施によって生成されるオゾンが極めて微量で、空間中において許容濃度を超えることがほとんどなくとも、空間内を対流するオゾンの量をより低減する対策を講じることが望ましい。
【0007】
また、上記波長範囲内の紫外光を利用した不活化処理が、今後広く普及されていく可能性が大きく、オゾンの許容濃度が一般的な居住空間よりも厳しく設定される環境下で使用される可能性があることも考慮すれば、生成されるオゾンに対して対策を検討しておくことは極めて重要である。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑み、照射された紫外光によって生成されて空間内を対流するオゾンの量を抑制し、空間内に存在する人への影響をできる限り抑制した空間の清浄化方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の清浄化方法は、
区画された空間内を清浄化する方法であって、
表面上の少なくとも一部に凹凸部を有する、比表面積が1m
2
/g以上である吸着体が配置された前記空間内に、ピーク波長が200nm~235nmの範囲内に属する紫外光を照射することを特徴とする。
【0010】
上記清浄化方法は、
前記吸着体が配置された領域の面積がA[m
2
]、前記吸着体の有効吸着表面積がB[m
2
]である前記吸着体が配置された前記空間内に、全光束X[mW]が下記(1)式を満たす前記紫外光を照射することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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