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公開番号2025091202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206330
出願日2023-12-06
発明の名称喫飲記録システム
出願人サントリーホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250611BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの喫飲文化を支援するための喫飲記録システムを提供する。
【解決手段】喫飲記録システム10は、グループ識別子を含むユーザ属性情報を取得するユーザ情報取得部28と、飲料の摂取記録を受け付ける飲料摂取記録受付部28aと、飲料の摂取記録を記憶する記憶部26と、所定の期間内における2つ以上の飲料の摂取記録について統計処理を行う統計処理部30aと、統計処理の結果に基づいて、摂取した飲料に含まれる所定の成分の摂取量をユーザ端末16に出力する摂取量出力部38aと、統計処理の結果に基づいて、飲料に関するコンテンツ情報を選択し、これをユーザ端末16に配信するコンテンツ配信部38と、を備え、飲料摂取記録受付部28aは、ユーザが撮影した飲料摂取時の画像情報18、及び/又は、ユーザの感情に関する情報を受付ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザの飲料の摂取状況を記録する喫飲記録システムであって、
グループ識別子を含むユーザ属性情報を取得するユーザ情報取得部と、
飲料の摂取記録を受け付ける飲料摂取記録受付部と、
前記飲料の摂取記録を記憶する記憶部と、
所定の期間内における２つ以上の前記飲料の摂取記録について統計処理を行う統計処理部と、
前記統計処理の結果に基づいて、摂取した飲料に含まれる所定の成分の摂取量をユーザ端末に出力する摂取量出力部と、
前記統計処理の結果に基づいて、飲料に関するコンテンツ情報を選択し、前記コンテンツ情報を前記ユーザ端末に配信するコンテンツ配信部と、を備え、
前記飲料摂取記録受付部は、前記ユーザによって撮影された飲料摂取時の画像情報、及び／又は、前記ユーザの感情に関する情報を受付けることを特徴とする、喫飲記録システム。
続きを表示（約 540 文字）【請求項２】
前記画像情報は、飲料摂取時の前記飲料の画像に加えて、飲食物及び飲料摂取場所の画像を含む、請求項１に記載の喫飲記録システム。
【請求項３】
前記ユーザの感情に関する情報は、喜び、怒り、楽しみ、及び、悲しみのうち少なくとも１つを指数化した情報を含む、請求項１に記載の喫飲記録システム。
【請求項４】
前記ユーザ端末に配信する前記コンテンツ情報は、前記飲料に関する商品情報、ブランド情報又はカテゴリー情報を含む、請求項１に記載の喫飲記録システム。
【請求項５】
前記ユーザ端末に配信する前記コンテンツ情報は、摂取した前記飲料を購買可能な小売店舗情報又は摂取可能な飲食店舗情報を含む、請求項１に記載の喫飲記録システム。
【請求項６】
前記ユーザ端末に配信する前記コンテンツ情報は、前記飲料の摂取頻度に応じて、所定の成分を殆ど含有しない、又は、全く含有しない飲料に関する情報を含む、請求項１に記載の喫飲記録システム。
【請求項７】
前記ユーザから特定の感情に関する情報を受付けた場合に、該特定の感情に対応するコンテンツ情報を配信するように構成されている、請求項１に記載の喫飲記録システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本願は、喫飲記録システムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、情報処理技術の発達に伴い、飲酒量の管理を含む健康管理をスマートフォンやタブレットといったユーザ端末から行うことができる。例えば、特許文献１には、ユーザ端末と、ユーザ端末から接続可能に構成された管理サーバとを含む飲酒量管理システムが開示されている。飲酒量管理システムは、ユーザの飲酒量に関する情報及び文脈情報を含むユーザの飲酒に関する情報をユーザ端末から受け付け、受け付けた情報を管理サーバへ送信し、ユーザ端末から受信した情報を管理サーバにおいて集計及び／又は解析するように構成されている。さらに、飲酒量管理システムは、集計及び／又は解析した結果をユーザ端末にフィードバックすることができる。
【０００３】
しかしながら、このようなシステムは、疾病を有する患者であるユーザとその関係者、及び医療従事者でユーザの飲酒量をモニタリングし、管理するためのものであって、豊かな酒文化、すなわち酒との良い付合い方に関する知識の普及による、ユーザの健康で文化的な生活を創造するものではない。そこで、ユーザ端末をユーザの飲酒量の管理だけではなく、酒文化を発展させるためにも活用できることが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２２－１７８２１５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、上記のような課題を考慮して、ユーザの喫飲文化を支援するための喫飲記録システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様は、ユーザの飲料の摂取状況を記録する喫飲記録システムであって、グループ識別子を含むユーザ属性情報を取得するユーザ情報取得部と、飲料の摂取記録を受け付ける飲料摂取記録受付部と、飲料の摂取記録を記憶する記憶部と、所定の期間内における２つ以上の飲料の摂取記録について統計処理を行う統計処理部と、統計処理の結果に基づいて、摂取した飲料に含まれる所定の成分の摂取量をユーザ端末に出力する摂取量出力部と、統計処理の結果に基づいて、飲料に関するコンテンツ情報を選択し、コンテンツ情報をユーザ端末に配信するコンテンツ配信部と、を備え、飲料摂取記録受付部は、ユーザによって撮影された飲料摂取時の画像情報、及び／又は、ユーザの感情に関する情報を受付けることを特徴とする。
【０００７】
また、本開示の一態様では、飲料摂取時の飲料の画像に加えて、飲食物及び飲料摂取場所の画像を含んでもよい。
【０００８】
さらに、本開示の一態様では、ユーザの感情に関する情報は、喜び、怒り、楽しみ、及び、悲しみのうち少なくとも１つを指数化した情報を含んでもよい。
【０００９】
また、本開示の一態様では、ユーザ端末に配信するコンテンツ情報は、飲料に関する商品情報、ブランド情報又はカテゴリー情報を含んでもよい。
【００１０】
さらに、本開示の一態様では、ユーザ端末に配信するコンテンツ情報は、摂取した飲料を購買可能な小売店舗情報又は摂取可能な飲食店舗情報を含んでもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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