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公開番号2025091172
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206267
出願日2023-12-06
発明の名称表示制御装置
出願人株式会社NTTコノキュー
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250611BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間内において、他の参加者がいずれのコンテンツに注目しているのかを把握できる。
【解決手段】取得部311は、仮想空間VSを共有する第1ユーザU1及び第2ユーザU2のうち、一方のユーザが特定の操作を行ったことを示す操作情報と第1ユーザの視線に関する第1視線情報とを取得する。算出部312は、操作情報が取得された場合に、第1視線情報に基づいて、仮想空間VS上の第1ユーザの視線の方向LS1及び注視位置GP1を算出する。生成部313は、算出された視線の方向LS1及び注視位置GP1に対応する仮想空間上の仮想オブジェクトを含む表示画像HGを生成する。表示制御部314は、表示画像HGを第2ユーザU2が所持する第2端末装置20のディスプレイ26に表示する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
仮想空間を共有する第1ユーザ及び第2ユーザのうち、一方のユーザが特定の操作を行ったことを示す操作情報と前記第1ユーザの視線に関する第1視線情報とを取得する取得部と、
前記操作情報が取得された場合に、前記取得された第1視線情報に基づいて、前記仮想空間上の前記第1ユーザの視線の方向及び注視位置の少なくともいずれか1つを算出する算出部と、
前記算出された視線の方向及び注視位置の少なくともいずれか1つに対応する前記仮想空間上の第1仮想オブジェクト、前記第1仮想オブジェクトを含む画像、前記算出された視線の方向、及び前記算出された注視位置の少なくともいずれか1つを示す表示画像を生成する生成部と、
前記表示画像を前記第2ユーザが所持する装置のディスプレイに表示する表示制御部と、
を備える表示制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1視線情報は、前記第1ユーザの頭部に装着されるグラスデバイスによって生成され、
前記第1ユーザが前記特定の操作を実行した場合、
前記第1視線情報と前記操作情報とが、前記表示制御装置に送信され、
前記取得部は、前記第1視線情報と前記操作情報とを取得する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記第1視線情報は、前記第1ユーザの頭部に装着されるグラスデバイスによって生成され、
前記仮想空間は、更に第3ユーザに共有され、
前記第2ユーザが前記第1ユーザを選択した場合、前記第2ユーザが所持する装置によって、前記操作情報が生成され、
前記グラスデバイスによって生成された前記第1視線情報、及び前記第2ユーザが所持する装置によって生成された前記操作情報が、前記表示制御装置に送信され、
前記取得部は、前記第1視線情報と前記操作情報とを取得する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記第1ユーザは、頭部に装着されるグラスデバイスを用いて前記仮想空間を三次元で視認する第1グループに属し、
前記第2ユーザが所持する装置のディスプレイは平面ディスプレイであり、
前記第1視線情報は、前記第1グループに属する各ユーザの視線に関する情報であり、
前記操作情報は、前記第1グループに属する各ユーザ及び前記第2ユーザのうち、いずれかのユーザが前記特定の操作を行ったことを示し、
前記算出部は、前記第1グループに属する各ユーザについて、視線の方向及び注視位置の少なくともいずれか1つを算出し、
前記生成部は、前記算出部の算出結果に基づいて、前記仮想空間上の1つ以上の仮想オブジェクトのうち、前記第1グループに属する各ユーザの視線が最も集中している第2仮想オブジェクトを含む注視領域を決定する決定部を備え、
前記決定部によって決定された注視領域を示す領域画像を更に生成し、
前記表示制御部は、前記領域画像を前記平面ディスプレイに更に表示する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記取得部は、前記第1グループに属する各ユーザの発話に関する発話情報を取得し、
前記生成部は、前記発話情報に基づいて、前記第1グループに属するユーザのうち、発話した1以上のユーザを特定する特定部を備え、
前記決定部は、前記第1グループに属する各ユーザの代わりに、前記特定部によって特定された前記1以上のユーザの視線が最も集中している前記第2仮想オブジェクトを含む注視領域を決定する、
請求項4に記載の表示制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、仮想空間上で、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)等のグラスデバイスを装着した2以上のユーザ同士がコンテンツを共有する場面において、2以上のユーザ同士が互いの注目部分を把握したいことがある。特許文献1には、所定のオブジェクトに対する第1ユーザの注視位置を示す視線情報を取得し、第1ユーザ及び第2ユーザの少なくとも一方による所定の入力情報に基づいて、第1ユーザの注視位置を第2ユーザに提示する情報処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
再表2018/186031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、仮想空間上で開催される会議において、グラスデバイスを装着して参加する第1ユーザと、グラスデバイスを装着せずに二次元ディスプレイを有する端末を用いて参加する第2ユーザとが混在することが想定される。しかしながら、従来の情報処理装置では、仮想空間内において第2ユーザが、第1ユーザがいずれのコンテンツに注目しているのかを把握することが難しいという課題があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するために為されたものであり、仮想空間内において他の参加者がいずれのコンテンツに注目しているのかを把握できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の好適な態様に係る表示制御装置は、仮想空間を共有する第1ユーザ及び第2ユーザのうち、一方のユーザが特定の操作を行ったことを示す操作情報と前記第1ユーザの視線に関する第1視線情報とを取得する取得部と、前記操作情報が取得された場合に、前記取得された第1視線情報に基づいて、前記仮想空間上の前記第1ユーザの視線の方向及び注視位置の少なくともいずれか1つを算出する算出部と、前記算出された視線の方向及び注視位置の少なくともいずれか1つに対応する前記仮想空間上の第1仮想オブジェクト、前記第1仮想オブジェクトを含む画像、前記算出された視線の方向、及び前記算出された注視位置の少なくともいずれか1つを示す表示画像を生成する生成部と、前記表示画像を前記第2ユーザが所持する装置のディスプレイに表示する表示制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る表示制御装置によれば、仮想空間内において他の参加者がいずれのコンテンツに注目しているのかを把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る表示制御装置を含む情報処理システムの全体構成を示す図である。
第1端末装置が表示する仮想空間の模式図である。
図1の第1端末装置の構成例を示すブロック図である。
図1の第2端末装置の構成例を示すブロック図である。
図1のサーバの構成例を示すブロック図である。
第1ユーザがVR会議に参加している場合において、第1端末装置が表示する仮想空間の一例を示す模式図である。
第2ユーザがVR会議に参加している場合において、第2端末装置が表示する仮想空間の一例を示す図である。
VR会議において第1ユーザが第1視線情報を第2ユーザに共有した場合に第2端末装置に表示される仮想空間の一例を示す図である。
第1ユーザ及び第3ユーザがVR会議に参加している場合において、第1端末装置が表示する仮想空間の一例を示す模式図である。
第1ユーザ、第2ユーザ、及び第3ユーザがVR会議に参加している場合において、第2端末装置のディスプレイに表示される仮想空間の一例を示す模式図である。
第2端末装置のディスプレイに表示される画像の一例を示す図である。
第2端末装置のディスプレイに表示される非同期モード時の画像の一例を示す図である。
図5の処理装置の第1の動作を示すフローチャートである。
図5の処理装置の第2の動作を示すフローチャートである。
図5の処理装置の第3の動作を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る表示制御装置を含む情報処理システムの全体構成を示す図である。
図16のサーバの構成例を示すブロック図である。
第1ユーザがVR会議に参加している場合において、第1端末装置が表示する仮想空間の一例を示す模式図である。
仮想空間上の注視領域及び領域画像を説明するための図である。
第2ユーザがVR会議に参加している場合において、第2端末装置に表示される仮想空間の一例を示す模式図である。
図17の処理装置の動作を示すフローチャートである。
第3実施形態に係る表示制御装置を含む情報処理システムの全体構成を示す図である。
図22のサーバの構成例を示すブロック図である。
図23の処理装置の動作を示すフローチャートである。
第2ユーザがVR会議に参加している場合において、第2端末装置に表示される仮想空間の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.第1実施形態
以下、図1~図15を参照することにより、本発明の第1実施形態に係る表示制御装置の構成について説明する。
【0010】
1.1.第1実施形態の構成
1.1.1.全体構成
図1は、第1実施形態に係る表示制御装置を含む情報処理システム1の全体構成を示す図である。情報処理システム1は、第1端末装置10、第2端末装置20、サーバ30、及び通信網NETを備えている。第1端末装置10は、グラスデバイスの一例であり、第2端末装置20は、第2ユーザが所持する装置の一例であり、サーバ30は、表示制御装置の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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