TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025091145
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206217
出願日
2023-12-06
発明の名称
車両用灯具装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60Q
1/04 20060101AFI20250611BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の周囲に存在する交通参加者に車両の挙動を認識させる。
【解決手段】制御部は、車両の減速時を除く車両の前進時に、車両の灯具から射出された光の路面上での照射範囲が車両の進行方向へ所定速度で変化するように車両の灯具を制御し((A)参照)、車両の減速時に、車両の灯具から射出された光の路面上での照射範囲が車両の進行方向へ所定速度よりも低速で変化するように車両の灯具を制御し((B)参照)、車両の後退時に、車両の灯具から射出された光の路面上での照射範囲が車両の後退方向へ変化するように車両の灯具を制御する((C)参照)。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の減速時を除く前記車両の前進時に、前記車両の灯具から射出された光の路面上での照射範囲または照射位置が前記車両の進行方向へ所定速度で変化するように前記灯具を制御し、前記車両の減速時に、前記灯具から射出された光の路面上での照射範囲または照射位置が前記車両の進行方向へ前記所定速度よりも低速で変化するように前記灯具を制御し、前記車両の後退時に、前記灯具から射出された光の路面上での照射範囲または照射位置が前記車両の後退方向へ変化するように前記灯具を制御する制御部を含む車両用灯具装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記制御部は、複数の部分照射領域が前記車両の前方側へ配列されて成る照射パターンを、照射位置が前記車両に近い側の部分照射領域から順に点灯させることで、前記路面上での前記照射範囲を前記車両の進行方向へ変化させ、前記照射パターンを、照射位置が前記車両から遠い側の部分照射領域から順に点灯させることで、前記路面上での前記照射範囲を前記車両の後退方向へ変化させる請求項1記載の車両用灯具装置。
【請求項3】
前記制御部は、複数の部分照射領域が前記車両の前方側へ配列されて成る照射パターンのうち、点灯させる部分照射領域を照射位置が前記車両に近い側の部分照射領域から順に切り替えることで、前記路面上での前記照射位置を前記車両の進行方向へ変化させ、前記照射パターンのうち、点灯させる部分照射領域を照射位置が前記車両から遠い側の部分照射領域から順に切り替えることで、前記路面上での前記照射位置を前記車両の後退方向へ変化させる請求項1記載の車両用灯具装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記車両の減速時を含む前記車両の前進時に、前記灯具から射出された光の路面上での照射領域を車両の進行方向へ凸の形状に制御し、前記車両の後退時に、前記灯具から射出された光の路面上での照射領域を車両の後退方向へ凸の形状に制御する請求項1記載の車両用灯具装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は車両用灯具装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ビームを路面に照射する路面描画ランプを制御し、車両前方に規則性を有する模様の第1パターンを描画し、歩行者との接近などの所定のイベントが開始すると第1パターンとは別の第2パターンを描画する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-127071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術は、例えば車両の減速時や車両の後退時など、車両の挙動が変化する場合に、路面に照射する光のパターンを切り替えることは記載されていない。このため、特許文献1に記載の技術は、車両の周囲に存在する交通参加者に対し、車両の挙動(の変化)を認識させることは困難である。
【0005】
本開示は上記事実を考慮して成されたもので、車両の周囲に存在する交通参加者に車両の挙動を認識させることができる車両用灯具装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る車両用灯具装置は、車両の減速時を除く前記車両の前進時に、前記車両の灯具から射出された光の路面上での照射範囲または照射位置が前記車両の進行方向へ向けて所定速度で変化するように前記灯具を制御し、前記車両の減速時に、前記灯具から射出された光の路面上での照射範囲または照射位置が前記車両の進行方向へ前記所定速度よりも低速で変化するように前記灯具を制御し、前記車両の後退時に、前記灯具から射出された光の路面上での照射範囲または照射位置が前記車両の後退方向へ変化するように前記灯具を制御する制御部を含んでいる。
【0007】
第1の態様では、車両の減速時に、灯具から射出された光の路面上での照射範囲または照射位置が車両の進行方向へ所定速度(車両の減速時を除く車両の前進時における速度)よりも低速で変化するように灯具を制御する。これにより、車両の周囲に存在する交通参加者は、車両の減速時に、路面上での光の照射範囲または照射位置の車両の進行方向への変化速度から、車両が減速していることを認識できる。また、第1の態様では、車両の後退時に、車両の灯具から射出された光の路面上での照射範囲または照射位置が車両の後退方向へ変化するように車両の灯具を制御する。これにより、車両の周囲の交通参加者は、車両の後退時に、路面上での光の照射範囲または照射位置の変化方向から、車両が後退していることを認識できる。従って、第1の態様によれば、車両の周囲に存在する交通参加者に車両の挙動を認識させることができる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、前記制御部は、複数の部分照射領域が前記車両の前方側へ配列されて成る照射パターンを、照射位置が前記車両に近い側の部分照射領域から順に点灯させることで、前記路面上での前記照射範囲を前記車両の進行方向へ変化させ、前記照射パターンを、照射位置が前記車両から遠い側の部分照射領域から順に点灯させることで、前記路面上での前記照射範囲を前記車両の後退方向へ変化させる。
【0009】
第2の態様では、複数の部分照射領域が車両の前方側へ配列されて成る照射パターンを、照射位置が車両に近い側または車両から遠い側の部分照射領域から順に点灯させることで、路面上での光の照射範囲を車両の進行方向または後退方向へ変化させる。これにより、路面上での光の照射範囲の変化方向を、車両の周囲に存在する交通参加者に直感的に認識させることができる。また、路面上での光の照射範囲を車両の進行方向または後退方向へ変化させることを、簡易な処理で実現することができる。
【0010】
第3の態様は、第1の態様において、前記制御部は、複数の部分照射領域が前記車両の前方側へ配列されて成る照射パターンのうち、点灯させる部分照射領域を照射位置が前記車両に近い側の部分照射領域から順に切り替えることで、前記路面上での前記照射位置を前記車両の進行方向へ変化させ、前記照射パターンのうち、点灯させる部分照射領域を照射位置が前記車両から遠い側の部分照射領域から順に切り替えることで、前記路面上での前記照射位置を前記車両の後退方向へ変化させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池
3日前
トヨタ自動車株式会社
電池
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
自動車
1日前
トヨタ自動車株式会社
軸部材
2日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
3日前
トヨタ自動車株式会社
運搬車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
空気軸受
8日前
トヨタ自動車株式会社
監視装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
冷却装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
3日前
トヨタ自動車株式会社
挿入治具
3日前
トヨタ自動車株式会社
操船装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
4日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
2日前
トヨタ自動車株式会社
管継手構造
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
9日前
トヨタ自動車株式会社
スラスト軸受
1日前
トヨタ自動車株式会社
運転支援装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
異音判定装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
溶媒回収装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
続きを見る
他の特許を見る