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公開番号2025091115
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206166
出願日2023-12-06
発明の名称表示装置
出願人シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人弁理士法人イノベンティア
主分類H05B 47/115 20200101AFI20250611BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】タッチパネルを備えた表示装置において、タッチによる輝度の変化を抑制し得る表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、画面を有し、画面に画像を表示する液晶表示パネル11と、液晶表示パネルの画面に重畳して配置され、画面にタッチされた位置を検出するタッチセンサ12と、液晶表示パネルの背面に配置され、複数の光源21を有するバックライト20と、バックライトの輝度を制御するコントローラ30とを備え、コントローラは、タッチセンサからのセンシング結果に基づいて、複数の光源のうちのタッチされた位置に対応した位置にある光源の輝度を変化させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画面を有し、前記画面に画像を表示する液晶表示パネルと
前記液晶表示パネルの画面に重畳して配置され、前記画面にタッチされた位置を検出するタッチセンサと、
前記液晶表示パネルの背面に配置され、複数の光源を有するバックライトと、
前記バックライトの輝度を制御するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、
前記タッチセンサからのセンシング結果に基づいて、前記複数の光源のうちの前記タッチされた位置に対応した位置にある光源の輝度を変化させる、
表示装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記コントローラは、前記タッチセンサの検出座標と前記検出座標に対応する光源との関係を示す位置対応情報を予め記憶しており、前記コントローラは、前記タッチセンサからのセンシング結果および前記位置対応情報に基づいて、輝度を変化させる光源を決定する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記液晶表示パネルの画面に重畳して配置され、前記タッチの圧力を検知する圧力センサをさらに備え、
前記コントローラは、前記圧力センサのセンシング結果に基づいて、前記タッチされた位置に対応した位置にある光源の輝度を、前記タッチの圧力に応じた変化量で変化させることを含む、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記コントローラは、タッチの圧力と輝度の変化量との対応関係を示す圧力対応情報を予め記憶しており、前記コントローラは、前記圧力センサからのセンシング結果および前記圧力対応情報に基づいて前記変化量を決定する、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記コントローラは、前記表示する画像のビデオデータ信号を受け取り、
前記ビデオデータ信号および前記タッチセンサからのセンシング結果に基づいて前記複数の光源それぞれの輝度を決定する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記コントローラは、前記表示する画像のビデオデータ信号を受け取り、
前記ビデオデータ信号、前記タッチセンサからのセンシング結果および前記圧力センサからのセンシング結果に基づいて前記複数の光源それぞれの輝度を決定する、
請求項3に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、タッチパネルを備えた表示装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
液晶表示パネルとタッチパネルとが積層された表示装置では、画面をタッチすることによって、液晶表示パネルのギャップが変化し、輝度の変化が生じるなどの表示に乱れが生じる場合がある。特許文献1は、このような表示乱れを抑制する構造を備えた表示装置の製造方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-012049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、タッチパネルを備えた表示装置において、タッチによる輝度の変化を抑制し得る表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の表示装置は、画面を有し、前記画面に画像を表示する液晶表示パネルと前記液晶表示パネルの画面に重畳して配置され、前記画面にタッチされた位置を検出するタッチセンサと、前記液晶表示パネルの背面に配置され、複数の光源を有するバックライトと、前記バックライトの輝度を制御するコントローラと、を備え、前記コントローラは、
前記タッチセンサからのセンシング結果に基づいて、前記複数の光源のうちの前記タッチされた位置に対応した位置にある光源の輝度を変化させる。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施形態の表示装置によれば、タッチによる輝度の変化を抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る表示装置の概略構成図である。
図2は、図1の表示装置が備えるタッチスクリーンの一例の概略断面図である。
図3は、図2のタッチスクリーンの第1基板における薄膜トランジスタ層を含む層の概略平面図である。
図4は、液晶表示パネルの各画素の等価回路図である。
図5は、第1基板におけるタッチセンサ電極の配置および接続を示す概略平面図である。
図6は、ローカルディミングを説明するための模式図である。
図7は、第1実施形態に係る表示装置での、バックライトの制御方法の一例を表したフローチャートである。
図8は、第2実施形態に係る表示装置の概略構成図である。
図9は、図8の表示装置が備える、タッチパネルの一例の概略断面図である。
図10は、図9のタッチパネルの第1電極層の概略平面図である。
図11は、図9のタッチパネルの第2電極層の概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1の実施形態)
以下本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。また、以下の説明において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、実施形態および変形例に記載された各構成は、本開示の要旨を逸脱しない範囲において適宜組み合わされてもよいし、変更されてもよい。説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されていたり、一部の構成部材が省略されていたりする場合がある。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
図1は、本実施形態に係る表示装置101の概略構成図である。表示装置101は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ、車載用インフォメーションディスプレイ、及びパーソナルコンピュータなどである。
【0009】
表示装置101は、液晶表示パネル11と、タッチパネル14と、バックライト20と、コントローラ30とを備える。また、表示装置101は、ゲートドライバ40と、ソースドライバ50と、LEDドライバ60と、タッチパネルコントローラ70とを備える。表示装置101は、全体を制御するホストコンピュータ150をさらに備えていてもよい。
【0010】
液晶表示パネル11は、画像を表示する画面11aを有しており、タッチパネル14は画面11aに重畳して配置されている。バックライトは、画面11aと反対側である液晶表示パネル11の背面11bに配置されている。画面11aは、画像が表示される面を意味し、特定の表面を意味していない。
(【0011】以降は省略されています)

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