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公開番号2025091062
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206037
出願日2023-12-06
発明の名称制御装置および車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60L 3/00 20190101AFI20250611BHJP(車両一般)
要約【課題】複数の交換可能な電池による漏電検出処理が異常に実行されるのを抑制することが可能な制御装置を提供する。
【解決手段】ECU18a(制御装置)は、プロセッサ18eと、複数の電池パック20(電池)の各々と通信する通信部18fと、を備える。複数の電池パック20の各々は、漏電検出処理を実行可能でかつ交換可能である。プロセッサ18eは、通信部18fを通じて取得された各電池パック20との通信開始タイミングの情報に基づいて、複数の電池パック20のうち漏電検出処理を実行させる1つの電池パック20を選択する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電池を搭載する車両の制御装置であって、
プロセッサと、
前記複数の電池の各々と通信する通信部と、を備え、
前記複数の電池の各々は、漏電検出処理を実行可能でかつ交換可能であり、
前記プロセッサは、前記通信部を通じて取得された前記複数の電池に関する情報に基づいて、前記複数の電池のうち前記漏電検出処理を実行させる一部の電池を選択する、制御装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記複数の電池のうち前記漏電検出処理を実行させる1つの電池を選択する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記複数の電池のうち前記通信部との通信が最初に開始された電池を、前記漏電検出処理を実行させる電池として選択する、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記複数の電池のうち前記車両の所定の位置に配置された電池を、前記漏電検出処理を実行させる電池として選択する、請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項5】
複数の電池と、
請求項1~3のいずれか1項に記載された制御装置と、を備える、車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置および車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特開2023-101504号公報(特許文献1)には、交換可能な電池パックを搭載する車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-101504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には明記されていないが、漏電検出処理を実行可能でかつ交換可能な複数の電池パックが車両に搭載される場合がある。この場合、複数の電池パックの各々の漏電検出機能が同じタイミングで作動すること等に起因して、漏電検出機能が互いに干渉することが考えられる。この場合、漏電を正常に検出することが困難になる。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の交換可能な電池による漏電検出処理が異常に実行されるのを抑制することが可能な制御装置および車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の局面に係る制御装置は、複数の電池を搭載する車両の制御装置であって、プロセッサと、複数の電池の各々と通信する通信部と、を備える。複数の電池の各々は、漏電検出処理を実行可能でかつ交換可能である。プロセッサは、通信部を通じて取得された複数の電池に関する情報に基づいて、複数の電池のうち漏電検出処理を実行させる一部の電池を選択する。
【0007】
本開示の第1の局面に係る制御装置では、上記のように、複数の電池のうち漏電検出処理を実行させる一部の電池が選択される。これにより、複数の電池の全ての漏電検出機能が互いに干渉する場合に比べて、電池間の干渉度合いを低減することができる。したがって、漏電検出処理を実行可能でかつ交換可能な複数の電池を備える車両において、漏電検出処理が異常に実行されるのを抑制することができる。
【0008】
上記第1の局面に係る制御装置において、好ましくは、プロセッサは、複数の電池のうち漏電検出処理を実行させる1つの電池を選択する。このように構成すれば、単一の電池に漏電検出処理を実行させることができるので、複数の電池の漏電検出機能が互いに干渉するのをより抑制することができる。
【0009】
この場合、好ましくは、プロセッサは、複数の電池のうち通信部との通信が最初に開始された電池を、漏電検出処理を実行させる電池として選択する。このように構成すれば、漏電検出処理を実行させる電池を、通信の開始タイミングに基づいて容易に選択することができる。
【0010】
上記第1の局面に係る制御装置において、好ましくは、プロセッサは、複数の電池のうち車両の所定の位置に配置された電池を、漏電検出処理を実行させる電池として選択する。このように構成すれば、漏電検出処理を実行させる電池を、電池の搭載位置に基づいて容易に選択することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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