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公開番号
2025091004
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023205943
出願日
2023-12-06
発明の名称
異常検出装置、蓄電デバイス、異常検出方法およびプログラム
出願人
FDK株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
H02H
7/18 20060101AFI20250611BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】異常を早期に検出して過電流による二次電池の発熱を抑制することができる異常検出装置、蓄電デバイス、異常検出方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】異常検出装置は、二次電池から電力負荷への出力電圧を検出する電圧検出部と、二次電池から電力負荷への放電電流を検出する電流検出部と、出力電圧および放電電流に基づき得られる出力電力と、予め設定された過電力閾値との比較結果に基づき、電力負荷の異常の有無を検出する制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
二次電池から電力負荷への出力電圧を検出する電圧検出部と、
前記二次電池から前記電力負荷への放電電流を検出する電流検出部と、
前記出力電圧および前記放電電流に基づき得られる出力電力と、予め設定された過電力閾値との比較結果に基づき、前記電力負荷の異常の有無を検出する制御部と
を備える異常検出装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記出力電力が前記過電力閾値以上である場合に、前記電力負荷が異常であると判断する
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記出力電力が前記過電力閾値以上である時間が設定時間以内である場合に、前記電力負荷が正常であると判断する
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記放電電流と予め設定された過電流閾値との比較結果に基づき、前記電力負荷の異常の有無をさらに検出する
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項5】
前記二次電池は、ニッケル水素二次電池である
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項6】
充放電可能な二次電池と、
請求項1に記載の異常検出装置と
を備える蓄電デバイス。
【請求項7】
二次電池から電力負荷への出力電圧を検出し、
前記二次電池から前記電力負荷への放電電流を検出し、
前記出力電圧および前記放電電流に基づき得られる出力電力と、予め設定された過電力閾値との比較結果に基づき、前記電力負荷の異常の有無を検出する
異常検出方法。
【請求項8】
請求項7に記載の異常検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、異常検出装置、蓄電デバイス、異常検出方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電源から負荷に対して電力を供給するシステムでは、電源の停電時等において、電源に代わって電力を負荷に対して適切に供給するために、充放電が可能な二次電池を搭載する蓄電デバイスが使用される。
【0003】
このような蓄電デバイスでは、定格を超える電力が負荷に供給されるような異常時に、システム中の回路を保護して安全性を担保する必要がある。そのため、蓄電デバイスでは、二次電池からの出力電圧または出力電流に対して、過電圧制限値または過電流制限値が設定される(例えば、特許文献1参照)。また、この場合の過電圧制限値または過電流制限値は、過電圧または過電流保護の誤動作を防ぐため、例えば、通常時の出力電圧または出力電流の110%~130%程度に設定されることが一般的である。
【0004】
これにより、二次電池からの出力電圧または出力電流が過電圧制限値または過電流制限値を超えた場合には、過電圧または過電流保護機能が動作し、負荷に対する電力の供給が遮断される。そのため、負荷に対して異常な電力が供給されることによる発熱を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-214001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、二次電池を搭載する蓄電デバイスでは、通常、負荷となる電力が予め規定されており、負荷に対して二次電池の電力が供給される。したがって、負荷に対して供給される電力が一定であることから、放電開始直後において、負荷には高電圧かつ小電流の電力が供給される。また、終止電圧間際において、負荷には低電圧かつ大電流の電力が供給される。
【0007】
ここで、過電流リミットが設定される場合には、二次電池の出力電流が過電流リミットを超えるまで、負荷の異常を検出することができない。そのため、例えば、放電開始直後において、負荷に供給される電力が規定値を超えていた場合でも、二次電池の出力電圧が低下し、出力電流が増大して過電流制限値を超えるまでは、異常を検出できない。
【0008】
したがって、負荷の故障等によって二次電池からの出力電流が過大となり、高温状態となっても、負荷の異常を早期に検出することができずに、異常による二次電池の発熱を抑制することができないという問題点があった。
【0009】
本開示は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、異常を早期に検出して過電流による二次電池の発熱を抑制することができる異常検出装置、蓄電デバイス、異常検出方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る異常検出装置は、
二次電池から電力負荷への出力電圧を検出する電圧検出部と、
前記二次電池から前記電力負荷への放電電流を検出する電流検出部と、
前記出力電圧および前記放電電流に基づき得られる出力電力と、予め設定された過電力閾値との比較結果に基づき、前記電力負荷の異常の有無を検出する制御部と
を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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