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公開番号2025090314
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205486
出願日2023-12-05
発明の名称寿命予測装置、蓄電デバイス、寿命予測方法およびプログラム
出願人FDK株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G01R 31/392 20190101AFI20250610BHJP(測定;試験)
要約【課題】二次電池の寿命予測の精度を向上させることができる寿命予測装置、蓄電デバイス、寿命予測方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】寿命予測装置は、蓄電デバイスに搭載された二次電池の寿命を予測する寿命予測装置であって、蓄電デバイスの非稼働中における二次電池の劣化度を示す非稼働中劣化度を含む、蓄電デバイスが完成してから現在までの二次電池の劣化度を示す進行中劣化度を算出する劣化算出部と、算出した進行中劣化度に基づき、二次電池の寿命を予測する寿命予測部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電デバイスに搭載された二次電池の寿命を予測する寿命予測装置であって、
前記蓄電デバイスの非稼働中における前記二次電池の劣化度を示す非稼働中劣化度を含む、前記蓄電デバイスが完成してから現在までの前記二次電池の劣化度を示す進行中劣化度を算出する劣化算出部と、
算出した前記進行中劣化度に基づき、前記二次電池の寿命を予測する寿命予測部と
を備える
寿命予測装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記劣化算出部は、
前記非稼働中における前記二次電池の電池温度と、前記非稼働中の非稼働期間とに基づき、前記非稼働中劣化度を算出する
請求項1に記載の寿命予測装置。
【請求項3】
前記劣化算出部は、
前記蓄電デバイスの完成日から使用開始日までの在庫期間と、前記在庫期間中の前記電池温度とに基づき、在庫期間中劣化度を算出し、
前記蓄電デバイスのシャットダウンから起動までのシャットダウン期間と、前記シャットダウン期間中の前記電池温度とに基づき、シャットダウン中劣化度を算出し、
前記在庫期間中劣化度を前記非稼働中劣化度の初期値として、前記シャットダウン中劣化度を積算して前記非稼働中劣化度を算出する
請求項2に記載の寿命予測装置。
【請求項4】
日時を取得する日時情報取得部をさらに備える
請求項2に記載の寿命予測装置。
【請求項5】
前記日時情報取得部は、RTCである
請求項4に記載の寿命予測装置。
【請求項6】
前記日時情報取得部は、前記日時を外部から取得する通信インターフェースである
請求項4に記載の寿命予測装置。
【請求項7】
前記劣化算出部は、
前記蓄電デバイスの稼働中における前記二次電池の稼働中劣化度と、前記非稼働中劣化度とに基づき、前記進行中劣化度を算出する
請求項1に記載の寿命予測装置。
【請求項8】
前記劣化算出部は、
前記蓄電デバイスの稼働中における前記二次電池の温度および稼働期間に基づき、前記稼働中劣化度を算出する
請求項7に記載の寿命予測装置。
【請求項9】
前記寿命予測部は、
前記稼働中劣化度、前記進行中劣化度および前記稼働中の稼働時間に基づき、前記二次電池の寿命を予測する
請求項7に記載の寿命予測装置。
【請求項10】
充放電が可能な二次電池と、
請求項1に記載の寿命予測装置と
を備える
蓄電デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、寿命予測装置、蓄電デバイス、寿命予測方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、充放電が可能な二次電池を搭載する蓄電デバイスにおいて、マイコンが搭載されている場合には、このマイコンにより二次電池の寿命予測が行われている(例えば、特許文献1参照)。二次電池の寿命予測を行う場合、通常、マイコンは、蓄電デバイスが稼働している期間における二次電池の劣化度を算出し、算出結果に基づいて二次電池の寿命を予測する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-181066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、二次電池は、当該二次電池を搭載する蓄電デバイスが稼働していないシャットダウン期間等の非稼働中においても劣化することが知られている。これは、二次電池が保管されている期間および充放電停止時における環境温度が二次電池に影響を与えるためである。
【0005】
しかしながら、蓄電デバイスが非稼働中である場合、蓄電デバイスに搭載されたマイコンは、電源が供給されないので、非稼働中における二次電池の劣化度を算出することができない。そのため、従来の蓄電デバイスでは、シャットダウン期間の劣化度が寿命予測に反映されず、寿命予測の精度が低下してしまうという問題点があった。特に、シャットダウンの回数が多かったり、シャットダウン期間が長期化したりする場合には、非稼働中の劣化度が寿命予測に与える影響が増大する。
【0006】
本開示は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、二次電池の寿命予測の精度を向上させることができる寿命予測装置、蓄電デバイス、寿命予測方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る寿命予測装置は、
蓄電デバイスに搭載された二次電池の寿命を予測する寿命予測装置であって、
前記蓄電デバイスの非稼働中における前記二次電池の劣化度を示す非稼働中劣化度を含む、前記蓄電デバイスが完成してから現在までの前記二次電池の劣化度を示す進行中劣化度を算出する劣化算出部と、
算出した前記進行中劣化度に基づき、前記二次電池の寿命を予測する寿命予測部と
を備える。
【0008】
また、本開示に係る蓄電デバイスは、
充放電が可能な二次電池と、
上記の寿命予測装置と
を備える。
【0009】
さらに、本開示に係る寿命予測方法は、
蓄電デバイスに搭載された二次電池の寿命を予測する寿命予測方法であって、
前記蓄電デバイスの非稼働中における前記二次電池の劣化度を示す非稼働中劣化度を含む、前記蓄電デバイスが完成してから現在までの前記二次電池の劣化度を示す進行中劣化度を算出し、
算出した前記進行中劣化度に基づき、前記二次電池の寿命を予測する。
【0010】
さらにまた、本開示に係るプログラムは、
上記の寿命予測方法を、コンピュータに実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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