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公開番号
2025081943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195059
出願日
2023-11-16
発明の名称
電池
出願人
FDK株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01M
50/191 20210101AFI20250521BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】環境負荷を低減する。
【解決手段】電池1は、正極缶11と、正極缶11の内部に形成される内部空間25を正極缶11の外部に接続する開口部17を塞いでいる負極端子板12と、正極缶11に電気的に接続されている正極3と、負極端子板12に電気的に接続されている負極5と、負極端子板12と正極缶11の開口部17の側の開口部側端47との間に形成される隙間55に配置されているワッシャー51とを備えている。ワッシャー51は、金属から形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
正極缶と、
前記正極缶の内部に形成される内部空間を前記正極缶の外部に接続する開口部を塞ぐ負極端子板と、
前記正極缶に電気的に接続される正極と、
前記負極端子板に電気的に接続される負極と、
前記負極端子板と前記正極缶の前記開口部の側の開口部側端との間に形成される隙間に配置されるワッシャーとを備え、
前記ワッシャーは、金属から形成される
電池。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記正極缶と前記負極端子板との間に配置されるガスケットをさらに備え、
前記ワッシャーは、前記ガスケットが前記正極缶に密着するように、前記ガスケットを前記正極缶に向かって押す
請求項1に記載の電池。
【請求項3】
前記負極端子板は、前記ガスケットのうちの前記正極缶に密着する面の裏面に接触し、
前記ワッシャーは、前記負極端子板のうちの前記ガスケットに接触する面の裏面に接触する
請求項2に記載の電池。
【請求項4】
前記ワッシャーは、前記ガスケットのうちの前記正極缶に密着する面の裏面に接触する
請求項2に記載の電池。
【請求項5】
前記ワッシャーのロックウェル硬さは、前記負極端子板のロックウェル硬さより大きい
請求項4に記載の電池。
【請求項6】
前記ワッシャーの外周縁は、前記開口部より前記内部空間の側に配置され、
前記ワッシャーの外径は、前記開口部の内径の幅より大きい
請求項1に記載の電池。
【請求項7】
前記ワッシャーの表面は、絶縁体から形成される被膜により被覆される
請求項1に記載の電池。
【請求項8】
前記負極端子板には、前記正極缶の外部に対向する負極端子面が形成され、
前記ワッシャーの一部は、前記負極端子面が沿う平面に前記ワッシャーが交差するように、前記隙間から前記正極缶の外部に向かって突出する
請求項7に記載の電池。
【請求項9】
前記正極缶には、前記開口部側端に近づくにつれて前記開口部の内径が小さくなるようにカール部分が形成され、
前記ワッシャーは、前記カール部分より前記内部空間から遠い側の領域に前記ワッシャーの一部が配置されないように、形成される
請求項1に記載の電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、電池に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
正極缶と負極端子板との間に形成される隙間に配置される絶縁ワッシャーが設けられている電池が知られている(特許文献1)。このような電池は、正極缶と負極端子板との間に形成される隙間に異物が侵入することを防止し、異物を介して正極缶と負極端子板とが電気的に短絡することを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6078334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、絶縁ワッシャーに利用される樹脂は、自然界で分解されにくく、自然界に流出してしまうと、海洋汚染に例示される環境汚染を引き起こす。このため、このような電池は、環境負荷が高いという問題がある。
【0005】
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、環境負荷を低減する電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様による電池は、正極缶と、前記正極缶の内部に形成される内部空間を前記正極缶の外部に接続する開口部を塞ぐ負極端子板と、前記正極缶に電気的に接続される正極と、前記負極端子板に電気的に接続される負極と、前記負極端子板と前記正極缶の前記開口部の側の開口部側端との間に形成される隙間に配置されるワッシャーとを備え、前記ワッシャーは、金属から形成される。
【発明の効果】
【0007】
開示の電池は、環境負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の電池を示す断面図である。
図2は、実施形態の電池の一部を示す拡大断面図である。
図3は、変形例の電池の一部を示す拡大断面図である。
図4は、従来例の電池の一部を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願が開示する実施形態にかかる電池について、図面を参照して記載する。なお、以下の記載により本開示の技術が限定されるものではない。また、以下の記載においては、同一の構成要素に同一の符号を付与し、重複する説明を省略する。
【0010】
実施形態の電池1は、アルカリ乾電池であり、図1に示されているように、電池ケース2と正極3と負極5と集電棒6とセパレータ7とを備えている。図1は、実施形態の電池1を示す断面図である。電池ケース2は、正極缶11と負極端子板12と封口ガスケット14とを備えている。正極缶11は、金属から形成されている。正極缶11は、有底円筒形に形成され、側面部分15と底面部分16とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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