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公開番号2025099805
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216745
出願日2023-12-22
発明の名称組電池および組電池の製造方法
出願人FDK株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/204 20210101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】組電池の防塵性・防水性を向上させる。
【解決手段】実施形態の組電池は、複数の電池セルと、複数の電池セルを包み込むチューブ状の外装カバーと、複数の電池セルの電極と接続され、外装カバーの開口部より引き出される電源線と、外装カバーの開口部を覆うようにして外装カバーに添付される第1のテープ部材と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電池セルと、
前記複数の電池セルを包み込む筒状の外装カバーと、
前記複数の電池セルの電極と接続され、前記外装カバーの開口部より引き出される電源線と、
前記外装カバーの開口部を覆うようにして前記外装カバーに添付される第1のテープ部材と、
を備えることを特徴とする組電池。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記第1のテープ部材は、前記電源線が引き出される隙間を空けて添付され、
前記隙間を封止する封止部材を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の組電池。
【請求項3】
前記封止部材を覆う第2のテープ部材を更に備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の組電池。
【請求項4】
筒状の外装カバーにより複数の電池セルを包み込み、前記複数の電池セルの電極と接続された電源線を前記外装カバーの開口部より引き出す工程と、
前記外装カバーの開口部を覆うようにして前記外装カバーに第1のテープ部材を添付する工程と、
を含むことを特徴とする組電池の製造方法。
【請求項5】
前記第1のテープ部材は、前記電源線が引き出される隙間を空けて添付され、
前記隙間を封止する封止部材を添付する工程を更に含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の組電池の製造方法。
【請求項6】
前記封止部材を覆う第2のテープ部材を添付する工程を更に含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の組電池の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、組電池および組電池の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、円筒形の二次電池などの電池セルを複数並べ、電極間を接続した組電池(パック電池とも呼ばれる)が知られている。この組電池では、熱収縮チューブを外装として外側を覆うことで、複数の電池セルがばらばらにならないようにまとめると共に、絶縁性を高めるものがある。また、この組電池では、熱収縮チューブの開口部から複数の電池セルの電極間と結線したリード線が引き出され、このリード線を介して外部との接続が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
公開実用新案昭63-19765号公報
特開2009-218012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来の組電池では、熱収縮チューブの開口部から塵や水等が侵入する場合があり、防塵性・防水性が十分ではないという問題がある。
【0005】
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、組電池の防塵性・防水性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様による組電池は、複数の電池セルと、複数の電池セルを包み込むチューブ状の外装カバーと、複数の電池セルの電極と接続され、外装カバーの開口部より引き出される電源線と、外装カバーの開口部を覆うようにして外装カバーに添付される第1のテープ部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本願の開示する電池の一態様によれば、組電池の防塵性・防水性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、組電池の製造過程の一例を示す斜視図である。
図2は、第1の実施形態にかかる組電池の一例を示す斜視図である。
図3は、第2の実施形態にかかる組電池の一例を示す斜視図である。
図4は、第3の実施形態にかかる組電池の一例を示す斜視図である。
図5は、図4に示す組電池の三面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、実施形態にかかる組電池および組電池の製造方法を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する組電池および組電池の製造方法は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、組電池の製造過程の一例を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態にかかる組電池の一例を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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