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公開番号
2025099848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216801
出願日
2023-12-22
発明の名称
蓄電装置及び蓄電装置の電池残量推定方法
出願人
FDK株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
G01R
31/382 20190101AFI20250626BHJP(測定;試験)
要約
【課題】電池残量を精度よく推定すること。
【解決手段】ニッケル水素電池を有する蓄電装置において、ニッケル水素電池の充放電電流に基づいて推定された電池残量を、当該蓄電装置の停止の際に第1残量として記録する記録部と、停止後、当該蓄電装置の起動の際に、ニッケル水素電池の電池電圧に基づいて推定された電池残量を第2残量として求める推定部と、起動の際のニッケル水素電池の電池残量として、停止の際の当該蓄電装置の動作状態に応じて、第1残量及び第2残量のいずれを採用するか判定する判定部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ニッケル水素電池を有する蓄電装置において、
前記ニッケル水素電池の充放電電流に基づいて推定された電池残量を、当該蓄電装置の停止の際に第1残量として記録する記録部と、
前記停止後、当該蓄電装置の起動の際に、前記ニッケル水素電池の電池電圧に基づいて推定された電池残量を第2残量として求める推定部と、
前記起動の際の前記ニッケル水素電池の電池残量として、前記停止の際の当該蓄電装置の動作状態に応じて、前記第1残量及び前記第2残量のいずれを採用するか判定する判定部と、を備える、
蓄電装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記動作状態は、充電状態と、放電状態と、前記充電状態及び前記放電状態以外の待機状態と、を含む、
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記動作状態が前記待機状態である場合、前記起動の際の前記ニッケル水素電池の電池残量として、前記第2残量を採用する、
請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記動作状態が前記充電状態である場合、前記起動の際の前記ニッケル水素電池の電池残量として、前記第2残量が前記第1残量より大きければ、前記第1残量を採用し、前記第2残量が前記第1残量以下であれば、前記第2残量を採用する、
請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記動作状態が前記放電状態である場合、前記起動の際の前記ニッケル水素電池の電池残量として、前記第2残量が前記第1残量より大きければ、前記第2残量を採用し、前記第2残量が前記第1残量以下であれば、前記第1残量を採用する、
請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記記録部は、前記停止の際の当該蓄電装置の前記動作状態を記録する、
請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項7】
ニッケル水素電池を有する蓄電装置の電池残量推定方法において、
前記ニッケル水素電池の充放電電流に基づいて推定された電池残量を、当該蓄電装置の停止の際に第1残量として記録し、
前記停止後、当該蓄電装置の起動の際に、前記ニッケル水素電池の電池電圧に基づいて推定された電池残量を第2残量として求め、
前記起動の際の前記ニッケル水素電池の電池残量として、前記停止の際の当該蓄電装置の動作状態に応じて、前記第1残量及び前記第2残量のいずれを採用するか判定する、
蓄電装置の電池残量推定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置及び蓄電装置の電池残量推定方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ニッケル水素電池の電池残量を推定する方法として、電池電圧を測定し、電池電圧に基づいて電池残量を推定する方法が主に用いられている。例えば、特許文献1には、二次電池の電圧時間平均値等を測定し、電圧時間平均値等を用いて、二次電池の残量を推定することが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-189066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ニッケル水素電池は、その特徴により、充放電していない場合、充電を行った場合、放電を行った場合のそれぞれで電池電圧が大きく異なるという現象がある。そのため、ニッケル水素電池では、上述した方法で、電池残量を精度よく推定することはできなかった。
【0005】
本発明の目的は、電池残量を精度よく推定可能な蓄電装置及び蓄電装置の電池残量推定方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る蓄電装置は、
ニッケル水素電池を有する蓄電装置において、
前記ニッケル水素電池の充放電電流に基づいて推定された電池残量を、当該蓄電装置の停止の際に第1残量として記録する記録部と、
前記停止後、当該蓄電装置の起動の際に、前記ニッケル水素電池の電池電圧に基づいて推定された電池残量を第2残量として求める推定部と、
前記起動の際の前記ニッケル水素電池の電池残量として、前記停止の際の当該蓄電装置の動作状態に応じて、前記第1残量及び前記第2残量のいずれを採用するか判定する判定部と、を備える。
【0007】
本発明に係る蓄電装置の電池残量推定方法は、
ニッケル水素電池を有する蓄電装置の電池残量推定方法において、
前記ニッケル水素電池の充放電電流に基づいて推定された電池残量を、当該蓄電装置の停止の際に第1残量として記録し、
前記停止後、当該蓄電装置の起動の際に、前記ニッケル水素電池の電池電圧に基づいて推定された電池残量を第2残量として求め、
前記起動の際の前記ニッケル水素電池の電池残量として、前記停止の際の当該蓄電装置の動作状態に応じて、前記第1残量及び前記第2残量のいずれを採用するか判定する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電池残量を精度よく推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る蓄電装置の一例を説明する概略図である。
図1に示す蓄電装置における電池残量推定方法を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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