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公開番号
2025090943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023205851
出願日
2023-12-06
発明の名称
フォークリフト及び充電システム
出願人
株式会社ロケットバッテリー
代理人
ネット株式会社
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250611BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】製造コストやメンテナンスが容易となる充電装置を搭載したフォークリフトと充電システムを提供することにある。
【解決手段】充電装置(実施例では、小型充電装置と大型充電装置)には、8ビットのディップスイッチが設けられており、0~15までの値を取ることができる。このディップスイッチの値に対応して、フォークリフトのメーカが割り当てられている。例えば、ディップスイッチの値1はT社、値2はN社、値3はM社、値4はK社、値5はA社、値6はD社…というように割り当てられる。なお、16ビットのディップスイッチを使用すれば、256社を区別できる。特に、ディップスイッチの値0はオールマイティを意味し、充電装置のディップスイッチの値を0に設定すると、全てのメーカのフォークリフトに対して充電可能となる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電装置が設置され、該蓄電装置から供給される電力によって駆動されるフォークリフトであって、
前記蓄電装置と充電装置とは、接続ケーブルによって接続可能であり、
前記蓄電装置は、前記接続ケーブルを介して、前記充電装置から供給される電流によって充電され、
前記充電装置は、前記充電装置と前記フォークリフトからなる識別情報に基づいて、該充電装置に充電するか否かの制御を行うこと、
を特徴とするフォークリフト。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
フォークリフト及び充電装置からなる充電システムであって、
前記フォークリフトは、設置される蓄電装置から供給される電力によって駆動され、
前記蓄電装置と前記充電装置とは、接続ケーブルによって接続可能であり、
前記蓄電装置は、前記接続ケーブルを介して、前記充電装置から供給される電流によって充電され、
前記充電装置は、前記充電装置と前記フォークリフトからなる識別情報に基づいて、該充電装置に充電するか否かの制御を行うこと、
を特徴とする充電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置が本体に設置されて駆動されるフォークリフト及びフォークリフトへの充電システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
二次電池の劣化度合に応じて充電条件を補正する充電技術が知られている(例えば、特許文献1、2)。特許文献1に開示された充電方法は、定電流定電圧方式(CCCV方式)を用いたリチウムイオン二次電池の充電に適用される。この充電方法では、二次電池の劣化が進むと、充電電流の目標値または電池電圧の上限値を低減させるか、充電終止電流値を増加させる。これにより、電池容量の減少に応じて、過充電や、過剰な充電電流の発生が回避される。
【0003】
特許文献2に開示された充電方法は、ハイブリッド建設機械の蓄電装置、例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池に適用される。この充電方法では、エンジンで駆動される電動発電機で発電された電力により、蓄電装置が充電される。充電時に、電池の劣化に応じて適切な目標充電量が求められる。これにより、過充電、過放電の発生を防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-222427号公報
特開2013-119761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
鉛蓄電池の充電に、例えば準定電圧充電方式が適用される。準定電圧充電方式においては、充電初期に大電流で充電が行われる。充電の進行に伴い、自動的に充電電流が減少し、充電末期に、小さな充電電流で仕上げ充電が行われる。充電中に電池の端子間電圧が監視され、端子間電圧が、予め決められているタイマ動作電圧に到達すると、タイマが動作する。タイマの動作の開始から、タイマ動作時間が経過した時点で、充電が終了する。鉛蓄電池が劣化すると、内部抵抗が大きくなる。劣化が進んだ鉛蓄電池を、劣化が進んでいないときと同一の条件で充電すると、最適な充電を行うことができない。
【0006】
本発明の目的は、製造コストやメンテナンスが容易となる充電装置を搭載したフォークリフトと充電システムを提供することである。本発明の他の目的は、劣化が進んだ蓄電装置でも、適切な条件で充電を行うことができる充電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る本発明のフォークリフトは、上記の目的を達成する為に、蓄電装置が設置され、該蓄電装置から供給される電力によって駆動されるフォークリフトであって、前記蓄電装置と充電装置とは、接続ケーブルによって接続可能であり、前記蓄電装置は、前記接続ケーブルを介して、前記充電装置から供給される電流によって充電され、前記充電装置は、前記充電装置と前記フォークリフトからなる識別情報に基づいて、該充電装置に充電するか否かの制御を行うことを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る本発明の充電システムは、フォークリフト及び充電装置からなる充電システムであって、前記フォークリフトは、設置される蓄電装置から供給される電力によって駆動され、前記蓄電装置と前記充電装置とは、接続ケーブルによって接続可能であり、前記蓄電装置は、前記接続ケーブルを介して、前記充電装置から供給される電流によって充電され、前記充電装置は、前記充電装置と前記フォークリフトからなる識別情報に基づいて、該充電装置に充電するか否かの制御を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
これによって、製造コストやメンテナンスが容易となる。具体的には、充電装置が不良か又はフォークリフトが不良か否かを簡単に判断できる。
【0010】
蓄電装置の劣化の度合に応じて、タイマ動作電圧及びタイマ動作時間の少なくとも一方が設定されるため、蓄電装置の劣化が進んでも、適切な条件で充電を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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