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公開番号2025090680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2025036068,2023535496
出願日2025-03-07,2020-12-10
発明の名称端末装置、ネットワーク装置及び方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04W 16/28 20090101AFI20250610BHJP(電気通信技術)
要約【課題】物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のいくつかの無意味なブラインド検出を回避することができ、PDCCH検出の効率を向上させることができる通信の方法及び装置を提供する。
【解決手段】方法は、端末装置において、第1の制御リソースセット(CORESET)と第2のCORESETとに関する少なくとも1つの設定を受信する。前記少なくとも1つの設定は、第1のCORESETがビーム障害検出(BFD)のための参照信号(RS)の第1のセットに関連付けられ、第2のCORESETがRSの第1のセット又はBFDのためのRSの第2のセットに関連付けられていることを示す。方法はまた、RSの第1のセットとRSの第2のセットとのうちの少なくとも1つについて無線リンク品質を評価することによるビーム障害の検出に基づいて少なくとも1つのPDCCH候補を監視する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)受信のための2つの送信設定インジケータ(TCI:transmission configuration indicator)状態に関連付けられた第1の制御リソースセット(CORESET:control resource set)を示す設定を受信する手段と、
ビーム障害を検出するために、前記2つのTCI状態の両方に関連付けられた参照信号(RS:reference signal)セットに基づいて決定された1組のRSに基づいてダウンリンク無線リンク品質を評価する手段と、
を備える端末装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記端末装置について、PDCCHのための単一周波数ネットワーク(SFN:single frequency network)方式が設定されている
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
第2のCORESETのための第1のPDCCH候補と第3のCORESETのための第2のPDCCH候補とは、前記PDCCH受信のための3つのPDCCH候補としてカウントされる
請求項1又は2に記載の端末装置。
【請求項4】
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)受信のための2つの送信設定インジケータ(TCI:transmission configuration indicator)状態に関連付けられた第1の制御リソースセット(CORESET:control resource set)を示す設定を送信する手段と、
前記2つのTCI状態の両方に関連付けられた参照信号(RS:reference signal)セットに基づいて、ビーム障害を検出するためにダウンリンク無線リンク品質を評価するための1組のRSを決定する手段と、
を備えるネットワーク装置。
【請求項5】
PDCCHのための単一周波数ネットワーク(SFN:single frequency network)方式が設定されている
請求項4に記載のネットワーク装置。
【請求項6】
第2のCORESETのための第1のPDCCH候補と第3のCORESETのための第2のPDCCH候補とは、前記PDCCH受信のための3つのPDCCH候補としてカウントされる
請求項4又は5に記載のネットワーク装置。
【請求項7】
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)受信のための2つの送信設定インジケータ(TCI:transmission configuration indicator)状態に関連付けられた第1の制御リソースセット(CORESET:control resource set)を示す設定を受信することと、
ビーム障害を検出するために、前記2つのTCI状態の両方に関連付けられた参照信号(RS:reference signal)セットに基づいて決定された1組のRSに基づいてダウンリンク無線リンク品質を評価することと、
を含む、端末装置により実行される方法。
【請求項8】
前記端末装置について、PDCCHのための単一周波数ネットワーク(SFN:single frequency network)方式が設定されている
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
第2のCORESETのための第1のPDCCH候補と第3のCORESETのための第2のPDCCH候補とは、前記PDCCH受信のための3つのPDCCH候補としてカウントされる
請求項7又は8に記載の方法。
【請求項10】
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)受信のための2つの送信設定インジケータ(TCI:transmission configuration indicator)状態に関連付けられた第1の制御リソースセット(CORESET:control resource set)を示す設定を送信することと、
前記2つのTCI状態の両方に関連付けられた参照信号(RS:reference signal)セットに基づいて、ビーム障害を検出するためにダウンリンク無線リンク品質を評価するための1組のRSを決定することと、
を含む、ネットワーク装置により実行される方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、全体として電気通信の分野に関し、特に、通信の方法、装置及びコンピュータ記憶媒体に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
最近では、マルチ送受信ポイント(マルチTRP)の導入に対するサポートの強化について議論がなされた。例えば、リリース16の信頼性特性をベースラインとするマルチTRP及び/又はマルチパネルを使用して、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSH)以外の物理チャネル(例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)及び/又は物理アップリンク制御チャネル(PUCCH))の信頼性及び頑健性を改善する特性を識別及び特定することが提案されている。また、セル間マルチTRP動作を可能にする特徴の識別及び特定も提案されている。また、マルチパネル受信と同時であるマルチTRP送信の、ビーム管理関連の強化を評価し、特定することも提案されている。
【0003】
PDCCHの信頼性及び頑健性を向上させるために、(異なるビームに対応する)複数の送信設定指示(TCI)状態を利用してPDCCH送信を実現するために、多くのスキームが合意されている。ビーム障害は、PDCCHの信頼性と頑健性に影響を及ぼす可能性がある。したがって、上記のスキームを実施する際には、ビーム障害の影響を考慮する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
全体として、本開示の例示的な実施形態は、通信の方法、装置及びコンピュータ記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、第1の制御リソースセット(CORESET)と第2のCORESETとに関する少なくとも1つの設定を端末装置において受信することであって、前記少なくとも1つの設定は、前記第1のCORESETがビーム障害検出(BFD)のための参照信号(RS)の第1のセットに関連付けられ、前記第2のCORESETが前記RSの第1のセット又はBFDのためのRSの第2のセットに関連付けられていることを示すことと、前記RSの第1のセットと前記RSの第2のセットとのうちの少なくとも1つについて無線リンク品質を評価することによるビーム障害の検出に基づいて少なくとも1つのPDCCH候補を監視することと、を含む。
【0006】
第2の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、CORESETに関する少なくとも1つの設定を端末装置において受信することであって、前記少なくとも1つの設定は、前記CORESETがビーム障害検出(BFD)のための参照信号(RS)の複数のセットに関連付けられることと、前記CORESETが第1の送信設定インジケータ(TCI:transmission configuration indicator)状態と第2のTCI状態とに関連付けられることと、前記CORESETに関連付けられる探索空間内のPDCCH候補が第1のTCI状態と第2のTCI状態とに関連付けられることと、を示すことと、前記RSの複数のセットのうちの少なくとも1つについて無線リンク品質を評価することによるビーム障害の検出に基づいてPDCCH候補を監視することと、を含む。
【0007】
第3の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、少なくとも1つの制御リソースセット(CORESET)に関する少なくとも1つの設定を端末装置において受信することであって、前記少なくとも1つの設定は、前記少なくとも1つのCORESETがビーム障害検出(BFD)のための参照信号(RS)の少なくとも1つのセットに関連付けられていることを示すことと、前記RSの少なくとも1つのセットに含まれる少なくとも1つのRSについて無線リンク品質を評価することによりビーム障害が検出されたことに応じて、前記少なくとも1つのCORESET内のどのPDCCH候補も監視しないことと、を含む。
【0008】
第4の態様において、端末装置が提供される。前記端末装置は、プロセッサと、前記プロセッサに結合されたメモリとを備える。メモリは、プロセッサにより実行された場合、端末装置に、本開示の上記第1、第2、又は第3の態様に記載の方法を実行させる命令を記憶している。
【0009】
第5の態様において、命令を記憶したコンピュータ可読媒体が提供される。命令は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合、当該少なくとも一つのプロセッサに、本開示の上記第1、第2、又は第3の態様に記載の方法を実行させる。
【0010】
第6の態様において、コンピュータ可読媒体上に記憶され、マシン実行可能な命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。前記マシン実行可能な命令が実行された場合、本開示の上記第1、第2、又は第3の態様に記載の方法をマシンに実行させる。
(【0011】以降は省略されています)

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