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公開番号2025090346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205533
出願日2023-12-05
発明の名称重荷重用タイヤ
出願人株式会社ブリヂストン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60C 9/18 20060101AFI20250610BHJP(車両一般)
要約【課題】本発明は、ベルト補強層に十分な破断強度を持たせることで、路上の障害物によるベルト層の損傷を抑制し得る、重荷重用タイヤを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の重荷重用タイヤは、トレッド部に、1層以上のベルト層からなるベルトと、前記ベルトのタイヤ径方向外側に配置された1層以上のベルト補強層と、を備え、前記ベルト補強層は、補強コードがゴム被覆されてなり、前記補強コードの各々は、前記ベルト補強層の一方の端から他方の端まで延び、前記一方の端及び前記他方の端にて切断され、前記補強コードの各々は、前記一方の端から前記他方の端までの間の1箇所以上でさらに分割され、前記補強コードの分割位置は、複数本の前記補強コード間を跨いで同一直線上に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部に、1層以上のベルト層からなるベルトと、前記ベルトのタイヤ径方向外側に配置された1層以上のベルト補強層と、を備えた重荷重用タイヤであって、
前記ベルト補強層は、補強コードがゴム被覆されてなり、
前記補強コードの各々は、前記ベルト補強層の一方の端から他方の端まで延び、前記一方の端及び前記他方の端にて切断され、
前記補強コードの各々は、前記一方の端から前記他方の端までの間の1箇所以上でさらに分割され、
前記補強コードの分割位置は、複数本の前記補強コード間を跨いで同一直線上に位置することを特徴とする、重荷重用タイヤ。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
タイヤ幅方向断面視において、
前記ベルト補強層の断面積に対する、複数本の前記補強コードの断面積の総和は、前記1層以上のベルト層のうちタイヤ径方向最外側に位置する最外側ベルト層の断面積に対する、前記最外側ベルト層の複数本のベルトコードの断面積の総和以上である、請求項1に記載の重荷重用タイヤ。
【請求項3】
各前記補強コードの前記分割位置は、タイヤ周方向で見た際に、タイヤ幅方向の同一の位置に存在する、請求項1又は2に記載の重荷重用タイヤ。
【請求項4】
分割された各々の前記補強コードは、前記ベルト補強層のタイヤ幅方向の幅の6.25~50%のタイヤ幅方向の幅を有する、請求項1又は2に記載の重荷重用タイヤ。
【請求項5】
分割された各々の前記補強コードは、分割面同士の少なくとも一部が接触した状態である、請求項1又は2に記載の重荷重用タイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、重荷重用タイヤに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
重荷重用タイヤでは、箍機能を有するベルト層を、路上の落下物や石などの障害物から保護するために、ベルト層のタイヤ径方向外側にベルト補強層を設ける構成が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-301418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ベルト補強層を設けてもなお、障害物によってベルト補強層が破断してしまうことにより、ベルト層が損傷してしまう場合があった。
【0005】
そこで、本発明は、ベルト補強層に十分な破断強度を持たせることで、路上の障害物によるベルト層の損傷を抑制し得る、重荷重用タイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨構成は、以下の通りである。
(1)トレッド部に、1層以上のベルト層からなるベルトと、前記ベルトのタイヤ径方向外側に配置された1層以上のベルト補強層と、を備えた重荷重用タイヤであって、
前記ベルト補強層は、補強コードがゴム被覆されてなり、
前記補強コードの各々は、前記ベルト補強層の一方の端から他方の端まで延び、前記一方の端及び前記他方の端にて切断され、
前記補強コードの各々は、前記一方の端から前記他方の端までの間の1箇所以上でさらに分割され、
前記補強コードの分割位置は、複数本の前記補強コード間を跨いで同一直線上に位置することを特徴とする、重荷重用タイヤ。
【0007】
(2)タイヤ幅方向断面視において、
前記ベルト補強層の断面積に対する、複数本の前記補強コードの断面積の総和は、前記1層以上のベルト層のうちタイヤ径方向最外側に位置する最外側ベルト層の断面積に対する、前記最外側ベルト層の複数本のベルトコードの断面積の総和以上である、前記(1)に記載の重荷重用タイヤ。
【0008】
(3)各前記補強コードの前記分割位置は、タイヤ周方向で見た際に、タイヤ幅方向の同一の位置に存在する、前記(1)又は(2)に記載の重荷重用タイヤ。
【0009】
(4)分割された各々の前記補強コードは、前記ベルト補強層のタイヤ幅方向の幅の6.25~50%のタイヤ幅方向の幅を有する、前記(1)~(3)のいずれか1つに記載の重荷重用タイヤ。
【0010】
(5)分割された各々の前記補強コードは、分割面同士の少なくとも一部が接触した状態である、前記(1)~(4)のいずれか1つに記載の重荷重用タイヤ。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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