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公開番号2025084618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198670
出願日2023-11-22
発明の名称タイヤ搬送装置
出願人小野谷機工株式会社
代理人個人
主分類B60B 29/00 20060101AFI20250527BHJP(車両一般)
要約【課題】 タイヤの梱包作業の手間および労力が低減されたタイヤ搬送装置を提供する。
【解決手段】 タイヤ搬送装置1は、基台2と、基台2に設けられ、タイヤTを梱包するための袋T1が収容されるトレイ43と、基台2に昇降可能に設けられ、タイヤTを起立状態で載置可能な載置台3と、載置台3を、昇降駆動するための駆動部4と、基台2に、基台2の下面2aに垂直な第1軸線L1まわりに回転可能に配設された複数の車輪5a,5b,5c,5dと、を備え、載置台3は、タイヤTの側部を側方から支持するための一対の第1ローラ6a,6bと、タイヤTの外周部を下方から支持するための一対の第2ローラ7a,7bと、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
基台と、
前記基台に設けられ、タイヤを梱包するための袋が収容される収容部と、
前記基台に沿って昇降可能に配設され、前記袋に梱包されたタイヤを起立状態で載置可能な載置台と、
前記基台に設けられ、前記載置台を昇降駆動するための駆動部と、
前記基台に、前記基台の下面に垂直な軸線まわりに回転可能に配設された複数の車輪と、を備え、
前記載置台は、
前記袋に梱包されたタイヤの側部を側方から支持するための一対の第1ローラと、
前記袋に梱包されたタイヤの外周部を下方から支持するための一対の第2ローラと、を備えることを特徴とするタイヤ搬送装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記一対の第2ローラのそれぞれは、前記基台から離反するにつれて前記下面から上方に所定角度で傾斜した軸線まわりに回転可能であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ搬送装置。
【請求項3】
前記載置台は、前記一対の第1ローラの上方に位置する案内部材であって、上方に向かって前記基台に近接する方向に傾斜した案内部材を、さらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ搬送装置。
【請求項4】
前記駆動部は、
前記載置台が連結される作動部および前記作動部が設けられるシリンダ本体を備えたガス圧シリンダであって、前記シリンダ本体は、吸排気用の第1ポートを有するガス圧シリンダと、
前記作動部を作動させるための圧縮ガス源からの圧縮ガスが供給される第2ポートと、
前記第1ポートと前記第2ポートとを接続する第1流路と、前記第1ポートを大気開放する第2流路とを選択的に切換える切換操作弁と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業者が自動車のタイヤを梱包し搬送するためのタイヤ搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
典型的な従来技術は、たとえば特許文献1に記載されている。この従来技術では、リフトアップされた車両のタイヤの着脱作業に利用されるタイヤリフターが記載されている。タイヤリフターは、タイヤを支承する支承部と、該支承部を昇降可能に支持する昇降機構を有し、該昇降機構は、支承部側から延設されたワイヤロープを巻き取ることで支承部を上昇させる巻取ドラムと、該巻取ドラムを巻き取り方向に付勢する付勢手段と、を備えている。
【0003】
他の従来技術は、たとえば特許文献2に記載されている。この従来技術では、移動自在な基台フレームと、この基台フレームに昇降自在に設けられるホイールラックとを備える車両整備用のホイールドーリーが記載されている。ホイールドーリーは、車輌から脱着する車輪をホイールラックに載せた状態で、作業者毎に異なる体形や異なる車輪の直径に応じて設定高さを調整できるように昇降自在に構成される。設定高さは、車輌のドライブシャフトなどの駆動部材を収容するハウジングと車輪との間のベアリングへの負荷を与えない高さとされる。ホイールラックは、傾き自在に構成され、車輪中心部へ作業者が正面から対面できるようにした作業スペースが確保され、作業者が自然な立ち姿勢で作業ができるような車軸位置となるように車輌をリフトアップした状態のまま、車輪の脱着の作業を行うために用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-071228号公報
特開2013-001248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1,2の従来技術では、自車のタイヤ交換を行った後、車両から取外されたホイール既着タイヤを、自車に搭載して例えば自宅へ持ち帰る場合、ホイール既着タイヤが車内装備を汚損してしまうことを防ぐために、車両から取外されたホイール既着タイヤをポリエチレンまたはポリプロピレンなどの樹脂製の袋へ収容した状態で自車に搭載する場合がある。ホイール既着タイヤに付着していた砂、泥などの異物が袋内で落下するため、袋の開口が上方に位置するように、袋収容後のホイール既着タイヤを袋とともに回転させる作業が必要となる。このような袋収容後のホイール既着タイヤの回転作業は、作業者が手作業で行っており、タイヤの車両への搬送作業に手間を要してしまう。したがってホイール既着タイヤを容易に袋に梱包して開口を上方に向けた姿勢で、円滑に車両まで搬送することができるタイヤ搬送装置が求められている。
【0006】
本発明の目的は、タイヤを容易に梱包し円滑に搬送することができるタイヤ搬送装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、基台と、
前記基台に設けられ、タイヤを梱包するための袋が収容される収容部と、
前記基台に沿って昇降可能に配設され、前記袋に梱包されたタイヤを起立状態で載置可能な載置台と、
前記基台に設けられ、前記載置台を昇降駆動するための駆動部と、
前記基台に、前記基台の下面に垂直な軸線まわりに回転可能に配設された複数の車輪と、を備え、
前記載置台は、
前記袋に梱包されたタイヤの側部を側方から支持するための一対の第1ローラと、
前記袋に梱包されたタイヤの外周部を下方から支持するための一対の第2ローラと、を備えることを特徴とするタイヤ搬送装置である。
【0008】
また本発明は、前記一対の第2ローラのそれぞれは、前記基台から離反するにつれて前記下面から上方に所定角度で傾斜した軸線まわりに回転可能であることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記載置台は、前記一対の第1ローラの上方に位置する案内部材であって、上方に向かって前記基台に近接する方向に傾斜した案内部材を、さらに含むことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、前記駆動部は、
前記載置台が連結される作動部および前記作動部が設けられるシリンダ本体を備えたガス圧シリンダであって、前記シリンダ本体は、吸排気用の第1ポートを有するガス圧シリンダと、
前記作動部を作動させるための圧縮ガス源からの圧縮ガスが供給される第2ポートと、
前記第1ポートと前記第2ポートとを接続する第1流路と、前記第1ポートを大気開放する第2流路とを選択的に切換える切換操作弁と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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