TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025089890
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204848
出願日2023-12-04
発明の名称メッセージ処理装置、メッセージ処理方法、およびメッセージ処理プログラム
出願人NECプラットフォームズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約【課題】既存のシステムを停止させることなく、任意のタイミングで、既存のシステムに新たな端末装置を接続できるようにすることに寄与する。
【解決手段】本開示にかかるメッセージ処理装置は、複数の端末装置と複数の端末装置それぞれにより提供される第1のAPIにより接続されるように構成された端末装置インタフェース部と、セルフオーダリングシステムとモバイルオーダインタフェースを介して前記第1のAPIとは異なる第2のAPIにより接続されるように構成されたオーダ処理装置インタフェース部と、複数のイベントそれぞれと複数のワークフローそれぞれとを対応付けて記憶するように構成されたイベントワークフローデータベースと、前記第1のAPIのイベントのメッセージを受信し、前記第2のAPIに対応したメッセージを生成するように構成されたメッセージ生成部を備える。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
複数の端末装置と複数の端末装置それぞれにより提供される第1のAPIにより接続されるように構成された端末装置インタフェース部と、
セルフオーダリングシステムとモバイルオーダインタフェースを介して前記第1のAPIとは異なる第2のAPIにより接続されるように構成されたオーダ処理装置インタフェース部と、
複数のイベントそれぞれと複数のワークフローそれぞれとを対応付けて記憶するように構成されたイベントワークフローデータベースと、
前記第1のAPIのイベントのメッセージを受信し、前記第2のAPIに対応したメッセージを生成するように構成されたメッセージ生成部と
を備えるメッセージ処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記メッセージ生成部は、前記複数の端末装置それぞれにより提供される前記第1のAPIを抽象化したメッセージに変換し、前記イベントに対応したワークフローで抽象化したメッセージを処理し、前記第2のAPIに対応したメッセージを生成する
請求項1に記載のメッセージ処理装置。
【請求項3】
前記オーダ処理装置インタフェース部と前記メッセージ生成部との間に、前記第1のAPIを汎用の形式に変換された前記複数のイベントそれぞれのメッセージをキューイングするように構成された第1のメッセージキューと、
前記メッセージ生成部とオーダ処理装置インタフェース部との間に、前記第2のAPIの形式に変換されたメッセージをキューイングするように構成された第2のメッセージキューと
を備える請求項1に記載のメッセージ処理装置。
【請求項4】
前記イベントは、飲食店の予約、料理の注文、注文された前記料理の代金の支払い、前記料理の代金の払い戻し、厨房内の料理人への前記料理の注文の内容の提示、および、前記料理の注文から前記料理が提供されるまでの所要時間の管理のうちの1以上を含む
請求項1に記載のメッセージ処理装置。
【請求項5】
前記複数の端末装置それぞれは、複数の企業が提供するサービスそれぞれに適合する形式のメッセージを、前記受信部に送信するように構成される
請求項1に記載のメッセージ処理装置。
【請求項6】
前記サービスは、商品および役務またはこれらのいずれかを提供する
請求項5に記載のメッセージ処理装置。
【請求項7】
請求項1に記載のメッセージ処理装置と、
出力された前記第2のAPIに対応したイベントのメッセージを受信し、イベントの処理を実行するように構成されたオーダ処理装置と
を備えるセルフオーダリングシステム。
【請求項8】
複数のイベントそれぞれと複数のワークフローそれぞれとを対応付けてイベントワークフローデータベースに記憶する記憶ステップと、
複数の端末装置それぞれから、複数のイベントそれぞれのメッセージを、前記複数の端末装置ごとに異なる第1のAPIで受信する受信ステップと、
受信された前記複数のイベントそれぞれのメッセージを、前記複数の端末装置から独立した汎用の形式に変換するメッセージ変換ステップと、
汎用の形式に変換された前記複数のイベントのメッセージに対応する前記複数のワークフローのいずれかを、前記イベントワークフローデータベースから選択するワークフロー選択ステップと、
選択された前記ワークフローに対応する前記イベントのメッセージを、前記複数のイベントのメッセージのすべてを含みうる形式に変換することにより抽象化するメッセージ抽象化ステップと、
抽象化された前記イベントのメッセージで選択された前記ワークフローを実行し、第2のAPIに対応したメッセージを生成するメッセージ生成ステップと、
生成された前記第2のAPIに対応したメッセージを出力するメッセージ出力ステップと
を備えるメッセージ処理方法。
【請求項9】
複数のイベントそれぞれと複数のワークフローそれぞれとを対応付けてイベントワークフローデータベースに記憶する記憶プロセスと、
複数の端末装置それぞれから、複数のイベントそれぞれのメッセージを、前記複数の端末装置ごとに異なる第1のAPIで受信する受信プロセスと、
受信された前記複数のイベントそれぞれのメッセージを、前記複数の端末装置から独立した汎用の形式に変換するメッセージ変換プロセスと、
汎用の形式に変換された前記複数のイベントのメッセージに対応する前記複数のワークフローのいずれかを、前記イベントワークフローデータベースから選択するワークフロー選択プロセスと、
選択された前記ワークフローに対応する前記イベントのメッセージを、前記複数のイベントのメッセージのすべてを含みうる形式に変換することにより抽象化するメッセージ抽象化プロセスと、
抽象化された前記イベントのメッセージで選択された前記ワークフローを実行し、第2のAPIに対応したメッセージを生成するメッセージ生成プロセスと、
生成された前記第2のAPIに対応したメッセージを出力するメッセージ出力プロセスと
を備えるメッセージ処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、メッセージ処理装置、メッセージ処理方法、およびメッセージ処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、飲食店において、利用客が専用の端末装置に対して、従業員を介さずに料理の注文操作を行うと、この操作に応じて飲食物が注文され、注文内容が厨房に通知され、さらに、飲食物の代金の支払が可能とされるシステムが知られている。例えば、特許文献1は、このようなシステムの一例を開示する。なお、このようなシステムはセルフオーダリングシステム(Self Ordering System)と呼ばれることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-197543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
なお、上記先行技術文献の開示は、本書に引用をもって組み込まれる。以下の分析は、本発明者らによってなされたものである。
【0005】
ここで、様々な企業が提供する予約などのサービスを利用者が受けられるように、既存の端末装置とは異なる形式のメッセージを送受信する端末装置を、既存のシステムに、新たに追加して接続する必要が生じることがある。このような場合、既存のシステムを停止させることなく、任意のタイミングで、新たな端末装置をシステムに接続できるようにすることが望まれる。
【0006】
本開示の目的は、既存のシステムを停止させることなく、任意のタイミングで、既存の端末装置とは異なる形式のメッセージを送受信する新たな端末装置を、このシステムに追加して接続できるようにすることに寄与するメッセージ処理装置、メッセージ処理方法、およびメッセージ処理プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の視点では、端末装置インタフェース部と、オーダ処理装置インタフェース部と、イベントワークフローデータベースと、メッセージ生成部とを備えるメッセージ処理装置が提供される。端末装置インタフェース部は、複数の端末装置と複数の端末装置それぞれにより提供される第1のAPIにより接続されるように構成される。オーダ処理装置インタフェース部は、セルフオーダリングシステムとモバイルオーダインタフェースを介して前記第1のAPIとは異なる第2のAPIにより接続されるように構成される。イベントワークフローデータベースは、複数のイベントそれぞれと複数のワークフローそれぞれとを対応付けて記憶するように構成される。メッセージ生成部は、前記第1のAPIのイベントのメッセージを受信し、前記第2のAPIに対応したメッセージを生成するように構成される。
【0008】
本開示の第2の視点では、請求項1に記載のメッセージ処理装置と、オーダ処理装置とを備えるセルフオーダリングシステムが提供される。オーダ処理装置は、出力された前記第2のAPIに対応したイベントのメッセージを受信し、イベントの処理を実行するように構成される。
【0009】
本開示の第3の視点では、記憶ステップと、受信ステップと、メッセージ変換ステップと、ワークフロー選択ステップと、メッセージ抽象化ステップと、メッセージ生成ステップと、メッセージ出力ステップとを備えるメッセージ処理方法が提供される。記憶ステップは、複数のイベントそれぞれと複数のワークフローそれぞれとを対応付けてイベントワークフローデータベースに記憶する。受信ステップは、複数の端末装置それぞれから、複数のイベントそれぞれのメッセージを、前記複数の端末装置ごとに異なる第1のAPIで受信する。メッセージ変換ステップは、受信された前記複数のイベントそれぞれのメッセージを、前記複数の端末装置から独立した汎用の形式に変換する。ワークフロー選択ステップは、汎用の形式に変換された前記複数のイベントのメッセージに対応する前記複数のワークフローのいずれかを、前記イベントワークフローデータベースから選択する。メッセージ抽象化ステップは、選択された前記ワークフローに対応する前記イベントのメッセージを、前記複数のイベントのメッセージのすべてを含みうる形式に変換することにより抽象化する。メッセージ生成ステップは、抽象化された前記イベントのメッセージで選択された前記ワークフローを実行し、第2のAPIに対応したメッセージを生成する。メッセージ出力ステップは、生成された前記第2のAPIに対応したメッセージを出力する。
【0010】
本開示の第4の視点では、記憶プロセスと、受信プロセスと、メッセージ変換プロセスと、ワークフロー選択プロセスと、メッセージ抽象化プロセスと、メッセージ生成プロセスと、メッセージ出力プロセスとを備えるメッセージ処理プログラムが提供される。記憶プロセスは、複数のイベントそれぞれと複数のワークフローそれぞれとを対応付けてイベントワークフローデータベースに記憶する。受信プロセスは、複数の端末装置それぞれから、複数のイベントそれぞれのメッセージを、前記複数の端末装置ごとに異なる第1のAPIで受信する。メッセージ変換プロセスは、受信された前記複数のイベントそれぞれのメッセージを、前記複数の端末装置から独立した汎用の形式に変換する。ワークフロー選択プロセスは、汎用の形式に変換された前記複数のイベントのメッセージに対応する前記複数のワークフローのいずれかを、前記イベントワークフローデータベースから選択する。メッセージ抽象化プロセスは、選択された前記ワークフローに対応する前記イベントのメッセージを、前記複数のイベントのメッセージのすべてを含みうる形式に変換することにより抽象化する。メッセージ生成プロセスは、抽象化された前記イベントのメッセージで選択された前記ワークフローを実行し、第2のAPIに対応したメッセージを生成する。メッセージ出力プロセスは、生成された前記第2のAPIに対応したメッセージを出力する。
なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録されうる。この記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体および光記録媒体などの非トランジェント(non-transient)な記憶媒体でありうる。つまり、本開示は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
対話装置
9日前
個人
政治のAI化
1か月前
個人
物品給付年金
1か月前
個人
情報処理装置
9日前
個人
在宅介護システム
1か月前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
情報処理装置
5日前
個人
プラグインホームページ
23日前
個人
情報入力装置
9日前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
個人
物価スライド機能付生命保険
9日前
個人
マイホーム非電子入札システム
9日前
株式会社BONNOU
管理装置
2日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
1か月前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
1か月前
サクサ株式会社
カードの制動構造
11日前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
12日前
株式会社CROSLAN
支援装置
1か月前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
29日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
15日前
株式会社アジラ
データ転送システム
1か月前
村田機械株式会社
割当補助システム
15日前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
1か月前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
1か月前
株式会社ライト
情報処理装置
2日前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
25日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社ユピテル
電子機器及びプログラム等
1か月前
住友重機械工業株式会社
力覚伝達装置
4日前
Sansan株式会社
組織図生成装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
29日前
オベック実業株式会社
端末用スタンド
1か月前
応研株式会社
業務支援システム
23日前
西日本電信電話株式会社
分析装置
24日前
続きを見る