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公開番号
2025089826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204727
出願日
2023-12-04
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
ソフトバンク株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06N
20/00 20190101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約
【課題】目的変数に対して重要な説明変数を精度よく推定することを可能とすること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、複数の種類の説明変数の各々に対応する説明データと目的変数に対応する目的データとの組である複数のセットデータに基づいて、複数の種類の説明変数のうち、第1の種類の説明変数の各々に対応する第1の説明データから目的データを予測する第1の決定木モデルを生成し、生成された第1の決定木モデルのリーフノードの各々に対応するセットデータに基づいて、複数の種類の説明変数のうち、第1の種類の説明変数とは異なる第2の種類の説明変数に対応する第2の説明データから目的データを予測する第2の決定木モデルを生成する生成部と、生成部が第2の決定木モデルを生成した際に生成される第2の変数重要度を取得する取得部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の種類の説明変数の各々に対応する説明データと目的変数に対応する目的データとの組である複数のセットデータに基づいて、前記複数の種類の説明変数のうち、第1の種類の説明変数の各々に対応する第1の説明データから前記目的データを予測する第1の決定木モデルを生成し、生成された前記第1の決定木モデルのリーフノードの各々に対応する前記セットデータに基づいて、前記複数の種類の説明変数のうち、前記第1の種類の説明変数とは異なる第2の種類の説明変数に対応する第2の説明データから前記目的データを予測する第2の決定木モデルを生成する生成部と、
前記生成部が前記第2の決定木モデルを生成した際に生成される第2の変数重要度を取得する取得部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記取得部は、
前記生成部が生成した前記第2の決定木モデルの各々に対応する前記第2の変数重要度を取得し、取得された前記第2の変数重要度を前記第2の種類の説明変数ごとに合計することにより、前記第2の種類の説明変数の各々に対応する変数重要度である合計重要度を算出する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記生成部は、
決定木モデルを生成する際のパラメータを異ならせることにより、複数の異なる前記第1の決定木モデルを生成し、生成された前記複数の異なる前記第1の決定木モデルの各々に対応する複数の異なる前記第2の決定木モデルを生成し、
前記取得部は、
前記生成部が生成した前記複数の異なる前記第2の決定木モデルの各々に対応する前記合計重要度の平均を前記第2の種類の説明変数ごとに算出する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、
前記生成部が生成した前記第1の決定木モデルによる第1の予測値を取得し、検証用のセットデータに含まれる検証用の目的データと前記第1の予測値との誤差である第1の誤差に基づいて、前記第1の決定木モデルの予測精度を検証し、
前記生成部が生成した前記第2の決定木モデルによる第2の予測値を取得し、前記検証用の目的データと前記第2の予測値との誤差である第2の誤差に基づいて、前記第2の決定木モデルの予測精度を検証する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記取得部は、
前記第2の誤差が第2閾値を下回る前記第2の決定木モデルに対応する前記第2の変数重要度を取得する
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1の種類の説明変数は、分析対象となる対象者の属性に関する属性情報に対応する説明変数であり、
前記第2の種類の説明変数は、前記対象者に関する情報であって、前記対象者の属性とは異なる種類の情報である非属性情報に対応する説明変数である
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1の種類の説明変数は、利用者によって変数重要度を取得する優先度が低い説明変数として指定された説明変数であり、
前記第2の種類の説明変数は、前記利用者によって変数重要度を取得する優先度が高い説明変数として指定された説明変数である
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
情報処理装置が実行するプログラムにより実現される情報処理方法であって、
複数の種類の説明変数の各々に対応する説明データと目的変数に対応する目的データとの組である複数のセットデータに基づいて、前記複数の種類の説明変数のうち、第1の種類の説明変数の各々に対応する第1の説明データから前記目的データを予測する第1の決定木モデルを生成し、生成された前記第1の決定木モデルのリーフノードの各々に対応する前記セットデータに基づいて、前記複数の種類の説明変数のうち、前記第1の種類の説明変数とは異なる第2の種類の説明変数に対応する第2の説明データから前記目的データを予測する第2の決定木モデルを生成する生成工程と、
前記生成工程が前記第2の決定木モデルを生成した際に生成される第2の変数重要度を取得する取得工程と、
を含む情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、目的変数に対して重要な説明変数を推定する技術が知られている。例えば、所定の目的変数に対する複数の説明変数のそれぞれの重要度を示す第1の値を複数のm個の異なる方法のそれぞれを用いて計算する。そして、m個の異なる方法のそれぞれに対応する複数の第1の値に基づいて、n個の説明変数を選択する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-152854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、所定の目的変数に対する複数の説明変数のそれぞれの重要度を示す第1の値を複数の異なる方法を用いて計算するに過ぎないため、目的変数に対して重要な説明変数を精度よく推定することを可能とすることができるとは限らない。
【0005】
本願は、目的変数に対して重要な説明変数を精度よく推定することを可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、複数の種類の説明変数の各々に対応する説明データと目的変数に対応する目的データとの組である複数のセットデータに基づいて、前記複数の種類の説明変数のうち、第1の種類の説明変数の各々に対応する第1の説明データから前記目的データを予測する第1の決定木モデルを生成し、生成された前記第1の決定木モデルのリーフノードの各々に対応する前記セットデータに基づいて、前記複数の種類の説明変数のうち、前記第1の種類の説明変数とは異なる第2の種類の説明変数に対応する第2の説明データから前記目的データを予測する第2の決定木モデルを生成する生成部と、前記生成部が前記第2の決定木モデルを生成した際に生成される第2の変数重要度を取得する取得部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、目的変数に対して重要な説明変数を精度よく推定することを可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るNPS(Net Promoter Score)について説明するための図である。
図2は、比較技術に係る変数重要度の問題点について説明するための図である。
図3は、実施形態に係る情報処理の概要について説明するための図である。
図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図5は、実施形態に係る情報処理の一例について説明するための図である。
図6は、実施形態に係る情報処理の一例について説明するための図である。
図7は、実施形態に係る情報処理装置による処理手順を示すフローチャートである。
図8は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置及び情報処理方法を実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置及び情報処理方法が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
〔1.はじめに〕
図1は、実施形態に係るNPS(登録商標)(Net Promoter Score)について説明するための図である。NPSは、所定の商品またはサービスに対する顧客ロイヤルティを数値化する指標である。NPSは、所定の商品またはサービスに対する顧客の満足度を数値化する指標と言い換えることもできる。例えば、商品を購入した顧客に対して、「あなたはこの商品をどの程度勧めたいと思いますか?」という問いとともに、顧客が他者に商品を勧めたい度合いを示す0~10のスコアを選択して回答するアンケートを実施する。そして、顧客は、他者に商品を勧めたい度合いに対応するスコアを選択して回答する。以下では、顧客からのアンケートの回答において顧客によって選択されたスコアのことを「NPSデータ」と記載する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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