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公開番号
2025089505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2025052457,2023141697
出願日
2025-03-26,2010-12-21
発明の名称
記憶装置
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H10B
12/00 20230101AFI20250605BHJP()
要約
【課題】記憶保持期間において、電力が供給されない状況でも記憶内容の保持が可能で、
かつ、書き込み回数にも制限が無い、新たな構造の半導体装置を提供することを目的の一
とする。
【解決手段】酸化物半導体以外の半導体材料が用いられた第1のチャネル形成領域を有す
る第1のトランジスタと、第1のトランジスタの上方の、酸化物半導体材料が用いられた
第2のチャネル形成領域を有する第2のトランジスタと、容量素子と、を有し、第2のト
ランジスタの第2のソース電極または第2のドレイン電極の一方と、容量素子の電極の一
方とは、電気的に接続された半導体装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
マトリクス状に配設された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、
ビット線と電気的に接続された第1の駆動回路と、
ワード線と電気的に接続された第2の駆動回路と、を有し、
前記複数のメモリセルのそれぞれは、トランジスタと、容量素子と、を有し、
前記トランジスタのソース又はドレインの一方は、前記ビット線と電気的に接続され、
前記トランジスタのソース又はドレインの他方は、前記容量素子の一方の電極と電気的に接続され、
前記トランジスタのゲート電極は、前記ワード線と電気的に接続され、
前記トランジスタは、酸化物半導体層にチャネル形成領域を有し、
前記酸化物半導体層は、c軸が前記酸化物半導体層の表面に垂直な方向をとるように配向した結晶を有し、
前記トランジスタがオン状態となることにより前記容量素子の一方の電極に電位が与えられたあと、前記トランジスタがオフ状態となることにより前記容量素子に与えられた電荷が保持される、記憶装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示する発明は、半導体素子を利用した半導体装置およびその作製方法に関するものであ
る。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体素子を利用した記憶装置は、電力の供給がなくなると記憶内容が失われる揮発性の
ものと、電力の供給がなくなっても記憶内容は保持される不揮発性のものとに大別される
。
【0003】
揮発性記憶装置の代表的な例としては、DRAM(Dynamic Random Ac
cess Memory)がある。DRAMは、記憶素子を構成するトランジスタを選択
してキャパシタに電荷を蓄積することで、情報を記憶する。
【0004】
上述の原理から、DRAMでは、情報を読み出すとキャパシタの電荷は失われるため、情
報の読み出しの度に、再度の書き込み動作が必要となる。また、記憶素子を構成するトラ
ンジスタにはリーク電流が存在し、トランジスタが選択されていない状況でも電荷が流出
、または流入するため、データの保持期間が短い。このため、所定の周期で再度の書き込
み動作(リフレッシュ動作)が必要であり、消費電力を十分に低減することは困難である
。また、電力の供給がなくなると記憶内容が失われるため、長期間の記憶の保持には、磁
性材料や光学材料を利用した別の記憶装置が必要となる。
【0005】
揮発性記憶装置の別の例としてはSRAM(Static Random Access
Memory)がある。SRAMは、フリップフロップなどの回路を用いて記憶内容を
保持するため、リフレッシュ動作が不要であり、この点においてはDRAMより有利であ
る。しかし、フリップフロップなどの回路を用いているため、記憶容量あたりの単価が高
くなるという問題がある。また、電力の供給がなくなると記憶内容が失われるという点に
ついては、DRAMと変わるところはない。
【0006】
不揮発性記憶装置の代表例としては、フラッシュメモリがある。フラッシュメモリは、ト
ランジスタのゲート電極とチャネル形成領域との間にフローティングゲートを有し、当該
フローティングゲートに電荷を保持させることで記憶を行うため、データの保持期間は極
めて長く(半永久的)、揮発性記憶装置で必要なリフレッシュ動作が不要であるという利
点を有している(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
しかし、書き込みの際に生じるトンネル電流によって記憶素子を構成するゲート絶縁層が
劣化するため、所定回数の書き込みによって記憶素子が機能しなくなるという問題が生じ
る。この問題の影響を緩和するために、例えば、各記憶素子の書き込み回数を均一化する
手法が採られるが、これを実現するためには、複雑な周辺回路が必要になってしまう。そ
して、このような手法を採用しても、根本的な寿命の問題が解消するわけではない。つま
り、フラッシュメモリは、情報の書き換え頻度が高い用途には不向きである。
【0008】
また、フローティングゲートに電荷を保持させるため、または、その電荷を除去するため
には、高い電圧が必要であり、また、そのための回路も必要である。さらに、電荷の保持
、または除去のためには比較的長い時間を要し、書き込み、消去の高速化が容易ではない
という問題もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開昭57-105889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上述の問題に鑑み、開示する発明の一態様では、記憶保持期間において電力が供給されな
い状況でも記憶内容の保持が可能で、かつ、書き込み回数にも制限が無い、新たな構造の
半導体装置を提供することを目的の一とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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