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公開番号
2025089131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023204153
出願日
2023-12-01
発明の名称
印刷装置、印刷方法及びコンピュータプログラム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250605BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】画像データの送信処理の低下を抑制することができる印刷装置、印刷方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】印刷装置は、主制御回路と、互いに直列に接続され、前記主制御回路が送信した印刷データを上流から下流に送信する複数の副制御回路とを備え、各副制御回路は、前記印刷データの送信方法を示す情報を記憶し、前記印刷データを受信した場合、前記情報が示す送信方法によって、前記印刷データを下流に送信する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
主制御回路と、
互いに直列に接続され、前記主制御回路が送信した印刷データを上流から下流に送信する複数の副制御回路と
を備え、
各副制御回路は、
前記印刷データの送信方法を示す情報を記憶し、
前記印刷データを受信した場合、前記情報が示す送信方法によって、前記印刷データを下流に送信する
印刷装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記複数の副制御回路は、最上流の副制御回路である第1副制御回路~最下流の副制御回路である第n副制御回路を含み(nは2以上の自然数)、
前記印刷データは、前記第1副制御回路~第n副制御回路に対応する第1データ~第nデータを含み、
前記第k副制御回路(kは1~n-1の自然数)が記憶する前記情報は、受信した前記印刷データに含まれる第kデータを保存し、前記第kデータを除いた前記印刷データを下流側に送信する第1送信方法、または、受信した前記印刷データ全体を下流側に送信する第2送信方法を示し、
前記主制御回路は前記第1データ~前記第nデータを上流側のデータから前記第1副制御回路に送信する送信処理を実行し、
初期状態にて、前記第k副制御回路に記憶された前記情報は前記第1送信方法を示し、
前記第k副制御回路は、前記印刷データを受信した場合、前記第kデータを保存した後、前記第kデータを除いた前記印刷データを下流側に送信し、前記情報を、前記第2送信方法を示す情報に書き換える
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記第k副制御回路に記憶された前記情報が前記第2送信方法であり、前記第k副制御回路が前記印刷データを受信した場合、前記第k副制御回路は、前記印刷データを保存することなく、受信した前記印刷データ全体を下流側に送信する
請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記印刷データは、複数のデータユニットを備え、
前記主制御回路は、
前記印刷データから、前記第1データを含む第1データユニットを生成する第1生成処理と、
生成済みのデータユニットを除いた前記印刷データである残余印刷データから、前記残余印刷データの最上流の第sデータを含む第2データユニットを生成する第2生成処理と(sは2以上の自然数)、
生成された前記第1データユニットを前記第1副制御回路に送信する第1送信処理と、
生成された前記第2データユニットを前記第1副制御回路に送信する第2送信処理と
を実行し、
前記主制御回路は、前記送信処理において、前記第1送信処理の実行後に、前記第2送信処理を実行する
請求項2又は3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記主制御回路は、前記第1生成処理の実行後、前記第2生成処理を繰り返す
請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記第1副制御回路は記憶部を備え、
前記主制御回路は、前記記憶部における空き容量に基づいて、前記第1データユニット及び前記第2データユニットのデータ量を決定する
請求項4に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記主制御回路は、前記記憶部の空き容量を前記第1副制御回路から取得する
請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記第1副制御回路は記憶部を備え、
前記主制御回路は、前記記憶部の容量と、前記第1副制御回路に送信したデータ量とに基づいて、前記第1データユニット及び前記第2データユニットのデータ量を変更する
請求項4に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記複数の副制御回路に対応する複数のヘッドを備え、
前記第k副制御回路は、前記第kデータと、前記第kデータを除いた前記印刷データとを記憶する同一の記憶領域を有し、
前記第k副制御回路は、前記記憶領域から前記第kデータを読み出して、自身に対応する前記ヘッドに送信し、前記記憶領域から前記第kデータを除いた前記印刷データを読み出して、下流側に送信する
請求項2又は3に記載の印刷装置。
【請求項10】
主制御回路と、直列に接続され、前記主制御回路が送信した印刷データを上流から下流に送信する複数の副制御回路とを備える印刷装置にて実行される印刷方法において、
各副制御回路は、
前記印刷データの送信方法を示す情報を記憶し、
前記印刷データを受信した場合、前記情報が示す送信方法によって、前記印刷データを下流に送信する
印刷方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、直列に接続された主制御回路及び複数の副制御回路を備える印刷装置、印刷方法及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ヘッドを駆動させる複数のヘッド基板と、複数のヘッド基板を制御する複数のヘッドコントロール基板(副制御回路)とを備える液滴吐出装置が提案されている。複数のヘッドコントロール基板はデイジーチェーン接続される。メインコントローラ(主制御回路)は画像データ(印刷データ)を上流側の端に位置するヘッドコントロール基板に送信する。各ヘッドコントロール基板は印刷データを下流側に送信し、各ヘッド基板を制御する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-76142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
各ヘッドコントロール基板は、上流から画像データを受信した場合、自身に対応する画像データを保存し、自身に対応しない画像データを下流に送信する。画像データの送信処理の効率が低下した場合、印刷に長時間を要するおそれがある。
【0005】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、画像データの送信処理の効率の低下を抑制することができる印刷装置、印刷方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る印刷装置は、主制御回路と、互いに直列に接続され、前記主制御回路が送信した印刷データを上流から下流に送信する複数の副制御回路とを備え、各副制御回路は、前記印刷データの送信方法を示す情報を記憶し、前記印刷データを受信した場合、前記情報が示す送信方法によって、前記印刷データを下流に送信する。
【0007】
本開示の一実施形態に係る印刷方法は、主制御回路と、直列に接続され、前記主制御回路が送信した印刷データを上流から下流に送信する複数の副制御回路とを備える印刷装置にて実行される印刷方法において、各副制御回路は、前記印刷データの送信方法を示す情報を記憶し、前記印刷データを受信した場合、前記情報が示す送信方法によって、前記印刷データを下流に送信する。
【0008】
本開示の一実施形態に係るコンピュータプログラムは、主制御回路と、直列に接続され、前記主制御回路が送信した印刷データを上流から下流に送信する複数の副制御回路とを備える印刷装置にて実行されるコンピュータプログラムにおいて、各副制御回路に、前記印刷データの送信方法を示す情報を記憶し、前記印刷データを受信した場合、前記情報が示す送信方法によって、前記印刷データを下流に送信する処理を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施形態に係る印刷装置、印刷方法及びコンピュータプログラムにあっては、印刷データの送信方法を示す情報を記憶し、印刷データを受信した場合、情報が示す送信方法によって、印刷データを下流に送信する。例えば情報が、印刷データを記憶せずに送信する方法を示す場合、副制御回路は、上流から印刷データを受信した場合、自身の記憶部に記憶することなく、下流に送信し、印刷データの送信処理の効率の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る印刷装置の略示平面図である。
インクジェットヘッドの平面透視図である。
制御装置及びインクジェットヘッドのブロック図である。
副制御回路の記憶領域を示す概念図である。
1ライン目の印刷データを受信する場合における最上流の副制御回路の記憶領域を示す概念図である。
1ライン目の印刷データを受信する場合における最上流及び最下流の副制御回路を除く副制御回路の記憶領域を示す概念図である。
1ライン目の印刷データを受信する場合における最下流の副制御回路の記憶領域を示す概念図である。
2ライン目の印刷データを受信する場合における最上流の副制御回路の記憶領域を示す概念図である。
主制御回路によるデータ送信処理を説明するフローチャートである。
最下流の副制御回路を除いた副制御回路の制御部によるデータ送信処理を説明するフローチャートである。
最下流の副制御回路の制御部によるデータ送信処理を説明するフローチャートである。
主制御回路の制御部による印刷処理を説明するフローチャートである。
実施の形態2に係る主制御回路によるデータ送信処理を説明するフローチャートである。
最下流の副制御回路を除いた副制御回路の制御部によるデータ送信処理を説明するフローチャートである。
実施の形態3に係る主制御回路によるデータ送信処理を説明するフローチャートである。
最下流の副制御回路を除いた副制御回路の制御部によるデータ送信処理を説明するフローチャートである。
実施の形態4に係る主制御回路によるデータ送信処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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