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公開番号2025088723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2024180344
出願日2024-10-15
発明の名称センサ付き車両の車両軌跡を記録するためのシステム及び方法
出願人智易科技股ふん有限公司
代理人個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250604BHJP(信号)
要約【課題】センサ付き車両の車両軌跡を記録するためのシステム及び方法を提供すること。
【解決手段】前記システムは、車両に設けられた少なくとも1つのセンサと、前記少なくとも1つのセンサと電気的に接続され、かつ、前記少なくとも1つのセンサからセンサ情報を受信し、前記センサ情報を分析して前記車両の進行方向変化イベントを決定し、前記進行方向変化イベントを分析して前記車両の運転イベントを決定するように配置された制御モジュールと、前記制御モジュールと電気的に接続され、かつ、前記車両が前記運転イベントを行う位置を記録し、地図上に前記車両が前記運転イベントを行う前記位置を標示し、前記車両の走行軌跡を調整するように配置された記録モジュールとを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられた少なくとも1つのセンサと、
前記少なくとも1つのセンサと電気的に接続され、かつ、前記少なくとも1つのセンサからセンサ情報を受信し、前記センサ情報を分析して前記車両の進行方向変化イベントを決定し、前記進行方向変化イベントを分析して前記車両の運転イベントを決定するように配置された制御モジュールと、
前記制御モジュールと電気的に接続され、かつ、前記車両が前記運転イベントを行う位置を記録し、地図上に前記車両が前記運転イベントを行う前記位置を標示し、前記車両の走行軌跡を調整するように配置された記録モジュールとを含むことを特徴とする、センサ付き車両の車両軌跡を記録するためのシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記センサは、角度検出器であり、
前記角度検出器は、ジャイロスコープ、アクセラレータ、またはトルクセンサを含むことを特徴とする、請求項1に記載の車両軌跡を記録するためのシステム。
【請求項3】
前記少なくとも1つのセンサは、複数の角度検出器を含むことを特徴とする、請求項2に記載の車両軌跡を記録するためのシステム。
【請求項4】
前記運転イベントは、方向転換であることを特徴とする、請求項2に記載の車両軌跡を記録するためのシステム。
【請求項5】
前記センサ情報を分析する工程は、一定時間内に獲得した角度情報の平均値を持続的に計算し、前記角度情報の前記平均値が臨界値より大きいかどうかを判断し、臨界値より大きい場合、前記方向転換である前記運転イベントをセンシングしたことを示し、臨界値より大きくない場合、前記運転イベントが発生していないことを示すことを含むことを特徴とする、請求項4に記載の車両軌跡を記録するためのシステム。
【請求項6】
前記角度検出器がアクセラレータである場合、前記センサ情報を分析する工程は、前記アクセラレータから得られた前記センサ情報を計算することによって前記角度情報を得えることをさらに含み、
前記計算は、前後の2つの時点における瞬時加速度の力ベクトル間の角度を求めることで得られることを特徴とする、請求項5に記載の車両軌跡を記録するためのシステム。
【請求項7】
前記位置は、測位衛星システム(GNSS)によって位置決めされ、
前記地図は、GNSS地図であることを特徴とする、請求項1に記載の車両軌跡を記録するためのシステム。
【請求項8】
前記車両の前記進行方向を検出する工程の実行と同時に、時間間隔のサンプリング方式による位置決めと位置記録を行い、前記車両が方向転換である運転イベントを発生するかどうかを監視し、前記方向転換である前記運転イベントが発生すると、前記方向転換である前記運転イベントが発生する現在位置を記録し、前記時間間隔の記録時間を再計算することを特徴とする、請求項4に記載の車両軌跡を記録するためのシステム。
【請求項9】
車載用テレマティクスボックス及びスマートフォンに使用されていることを特徴とする、請求項1に記載の車両軌跡を記録するためのシステム。
【請求項10】
車両の少なくとも1つのセンサからセンサ情報を受信することと、
前記センサ情報を分析して前記車両の進行方向変化イベントを検出することと、
検出された前記車両の前記進行方向変化イベントに基づいて、前記車両が運転イベントを行うかどうかを判斷することと、
前記車両が前記運転イベントを行うことが検出された時に、前記車両が前記運転イベントを行う位置を記録することと、
地図上に前記車両が前記運転イベントを行う前記位置を標示し、前記車両の走行軌跡を調整することとを含むことを特徴とする、センサ付き車両の車両軌跡を記録するための記録方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両軌跡の技術に関し、特に、センサ付き車両の車両軌跡を記録するためのシステム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
測位衛星システム(Global Navigation Satellite System、GNSS)は、4つ以上のGPS(全地球測位システム、Global Positioning System)衛星を滞りなく接続することにより、地球上または近くのあらゆる場所の信号受信機に地理位置情報および時間情報を提供する。
【0003】
GPSは米国政府が所有する衛星システムであり、ユーザはGLONASS、Galileo及びBeiDouなどの他のシステムを用いてGNSS位置を取得することができる。車両は走行中にGNSS位置を記録することによって走行軌跡を獲得することができ、かつ地図ツールまたはサーバに応用される。
【0004】
従来のGNSSシステムを用いた経路記録方法は、時間間隔のサンプリング、距離間隔のサンプリングおよび連続的なサンプリングを含む。しかし、時間間隔のサンプリングと距離間隔のサンプリングでは、サンプリングの間隔によって誤差が発生し、実際の運転事例の走行軌跡では、軌跡の一部が欠落し、実際の移動経路とは異なる記録結果となる可能性がある。なお、連続的なサンプリングは、多すぎる情報を収集しやすく、装置容量と計算の資源を過度に損耗させる。
【0005】
以下、時間間隔のサンプリングのエラーの例を示す。図1に示すように、車両の径路は、A点、B点、C点、D点を経由して再びA点に戻り、径路P11、径路P12、径路P13及び径路P14を経由する。
【0006】
図3に示すように、車両は、時間間隔のサンプリング方法を採用して軌跡記録を行い、記録された径路は、A点、B点、C1点、C2点、D点を経由して再びA点に戻り、径路P21、径路P22、径路P23、径路P24及び径路P25をこの順に経由する。さらに、図4を示すように、車両の記録された径路は、A点、B点、C3点、C4点、D点、E点、F点を経由して再びA点に戻り、径路P31、径路P32、径路P33、径路P34、径路P35、径路P36及び径路P37をこの順に経由する。すなわち、時間間隔のサンプリング方法を単独で採用する場合、単純な点対点の連結線によって、前記記録結果は進行していない方向転換運転イベントを発生する可能性があり、または実際の方向転換運転イベントが記録されず、軌跡の一部が欠落している。図3及び図4に示すように、走行軌跡が不完全かつ不正確になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の主な目的は、例えば、ジャイロスコープ、アクセラレータ、またはトルクセンサなどの角度検出器によって車両の進行方向の変化を検出し、そして、アルゴリズムにより車両が例えば方向転換である運転イベントを行うかどうかを判断し、上記運転イベント(例えば、方向転換)を検出した時に、車両の位置を記録してシステムに返信し、GNSS地図を使用して車両の位置を記録し、その走行軌跡を調整することにより、正確かつ明確で完全な走行軌跡が得られる、センサ付き車両の車両軌跡を記録するためのシステム及び方法を提供することである。すなわち、本発明は、車両の方向転換イベントの検出とGNSSシステムの車両位置の記録を結合することにより、上記の間隔サンプリング方法を採用することによって発生する誤差問題及び連続記録によって発生する情報が多すぎる問題を有効に解決することができる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するために、本発明は、車両に設けられた少なくとも1つのセンサと、前記少なくとも1つのセンサと電気的に接続され、かつ、前記少なくとも1つのセンサからセンサ情報を受信し、前記センサ情報を分析して前記車両の進行方向変化イベントを決定し、前記進行方向変化イベントを分析して前記車両の運転イベントを決定するように配置された制御モジュールと、前記制御モジュールと電気的に接続され、かつ、前記車両が前記運転イベントを行う位置を記録し、地図上に前記車両が前記運転イベントを行う前記位置を標示し、前記車両の走行軌跡を調整するように配置された記録モジュールとを含む、センサ付き車両の車両軌跡を記録するためのシステムを提供する。
【0009】
本発明は、車両の少なくとも1つのセンサからセンサ情報を受信することと、前記センサ情報を分析し、前記車両の進行方向変化イベントを検出することと、検出された前記車両の前記進行方向変化イベントに基づいて、前記車両が運転イベントを行うかどうかを判斷することと、前記車両が前記運転イベントを行うことが検出された時に、前記車両が前記運転イベントを行う位置を記録することと、地図上に前記車両が前記運転イベントを行う前記位置を標示し、前記車両の走行軌跡を調整することと含む、記録センサ付き車両の車両軌跡を記録するための記録方法を提供する。
【0010】
いくつかの実施例では、前記少なくとも1つのセンサは、角度検出器であり、前記角度検出器は、ジャイロスコープ、アクセラレータ、またはトルクセンサを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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