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公開番号
2025088244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202818
出願日
2023-11-30
発明の名称
ウイング開閉装置
出願人
三輪精機株式会社
代理人
弁理士法人貴和特許事務所
主分類
B60J
7/08 20060101AFI20250604BHJP(車両一般)
要約
【課題】電動アクチュエータを小型に構成しやすいウイング開閉装置を提供する。
【解決手段】荷台の固定フレームに対し揺動可能に支持されるフレーム側揺動支持部22を有するフレーム側部材15と、ウイングに対し揺動可能に支持されるウイング側揺動支持部31を有するウイング側部材16と、ねじ軸39およびナット40を含み、回転ねじ要素39が一方の部材15に回転のみを可能に支持され、かつ、直動ねじ要素40が他方の部材16に結合されているか、あるいは、他方の部材16と一体に構成されているねじ機構17と、回転ねじ要素39を回転駆動する電動アクチュエータ20と、フレーム側部材15とウイング側部材16との間に、フレーム側揺動支持部22とウイング側揺動支持部31との間隔を拡げる方向の弾力を付与する付勢ばね21とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ウイング車の荷台において、固定フレームに対し揺動可能に支持されたウイングの開閉動作を行うために用いられる、ウイング開閉装置であって、
前記固定フレームに対し揺動可能に支持されるフレーム側揺動支持部を有するフレーム側部材と、
前記ウイングに対し揺動可能に支持されるウイング側揺動支持部を有するウイング側部材と、
ねじ軸、および、該ねじ軸に直接またはボールを介して螺合されたナットを含み、前記ねじ軸と前記ナットとのうちの一方である回転ねじ要素が前記フレーム側部材と前記ウイング側部材とのうちの一方の部材に回転のみを可能に支持され、かつ、前記ねじ軸と前記ナットとのうちの他方である直動ねじ要素が前記フレーム側部材と前記ウイング側部材とのうちの他方の部材に結合されているか、あるいは、前記他方の部材と一体に構成されている、ねじ機構と、
前記回転ねじ要素を回転駆動する電動アクチュエータと、
前記フレーム側部材と前記ウイング側部材との間に、前記フレーム側揺動支持部と前記ウイング側揺動支持部との間隔を拡げる方向の弾力を付与する付勢ばねと、
を備える、
ウイング開閉装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記付勢ばねは、前記フレーム側揺動支持部と前記ウイング側揺動支持部との間隔の拡縮範囲のうち、該間隔が最小である状態から中間である状態までの範囲でのみ、前記フレーム側部材と前記ウイング側部材との間に前記弾力を付与する、請求項1に記載のウイング開閉装置。
【請求項3】
前記回転ねじ要素が、前記ねじ軸により構成され、かつ、前記一方の部材の内側に回転のみを可能に支持されており、
前記付勢ばねが、前記ねじ軸の周囲で、かつ、前記一方の部材の内側に配置されている、
請求項1に記載のウイング開閉装置。
【請求項4】
前記付勢ばねは、前記ねじ軸と同軸に配置されている、
請求項1に記載のウイング開閉装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ウイング車のウイング開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
物流用トラックにおいて、矩形箱形状を有する荷台に対し、荷物の積み下ろしを車幅方向から行えるように構成されたウイング車が普及している。
【0003】
ウイング車の荷台は、車幅方向両側部分に、屋根パネルと側面パネルとが一体となったウイングを備える。ウイングを構成する屋根パネルの車幅方向中央側の端部は、荷台のうち、ウイングを開閉する際にもシャーシに対して回転も変位もしない固定フレームに対し、前後方向を向いた軸を中心とする揺動を可能に連結されている。ウイングを構成する屋根パネルの前端部および/または後端部と荷台の固定フレームとの間には、ウイング開閉装置が設置されている。ウイング開閉装置の伸縮に基づいて、荷台の固定フレームに対しウイングが揺動することで、ウイングの開閉が行われる。
【0004】
具体的には、ウイング開閉装置が伸長すると、ウイングが開く方向に揺動し、ウイング開閉装置が収縮すると、ウイングが閉じる方向に揺動する。
【0005】
ウイング開閉装置としては、油圧で作動する油圧シリンダを用いることが一般的である。しかしながら、油圧シリンダを用いる場合には、油圧シリンダへの油圧供給用の油圧配管、油圧発生用の油圧ポンプ、油圧ポンプ駆動用の電動モータなどの多くの機器の設置が必要となり、ウイングの開閉設備が全体として大型化および/または複雑化しやすい。
【0006】
一方、特開2014-190436号公報には、電動アクチュエータを含んで構成されるウイング開閉装置が記載されている。特開2014-190436号公報に記載されたウイング開閉装置は、ねじ軸にナットを複数個のボールを介して螺合させてなるボールねじ機構と、電動モータおよび減速機構からなる電動アクチュエータとを備え、電動モータにより減速機構を介して回転ねじ要素であるナットを回転駆動することにより、該ナットに対して直動ねじ要素であるねじ軸を軸方向に相対変位させることに基づいて、全長を伸縮させるように構成されている。このようなウイング開閉装置を用いれば、油圧配管や油圧ポンプなどの油圧機器の設置が不要になる分、ウイングの開閉設備を小型化および簡素化することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2014-190436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特開2014-190436号公報に記載の従来のウイング開閉装置では、ウイングを開閉させるためにナットに対してねじ軸を軸方向に相対変位させるための動力は、重力による補助を受けることができるウイングを閉じる方向に揺動させる場合に比べて、重力に抗する必要があるウイングを開く方向に揺動させる場合に大幅に大きくなる。
【0009】
従来のウイング開閉装置では、ウイングを開くためにナットに対してねじ軸を軸方向に相対変位させるための動力を、電動モータおよび減速機構からなる電動アクチュエータのみによって得ているため、電動アクチュエータが大型化しやすいという問題がある。
【0010】
本開示は、電動アクチュエータを小型に構成しやすいウイング開閉装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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